20の理由
1.時間的自由がない
2.家族との団らんはほぼ不可能
3.子育ての困難
4.24時間365日精神的に拘束される
5.経済的に不安定
6.本部と店舗大家さんとのトラブルによる被害
7.廃業が困難
8.辞めた後の再就職がかなり困難
9.契約満了でも保証金は帰ってこない(可能性大)
10.店舗営業の多種多様なオペレーションの徹底が困難
11.(1)契約内容が曖昧(2)取り決めが突然変更になる
12.クレーマーとクレーム処理
13.突然キレるお客様
14.雇用関係のトラブル
15.強盗、万引き、詐欺、内部不正等の犯罪被害(1.万引)
(2.内部不正) (2.追記) (3.詐欺) (4.強盗)
16.24時間、自分が犯罪者になるかもしれない恐怖
17. 店鋪トイレ内での迷惑行為
18.予期せぬ店舗施設備品の修繕費の負担
19.隣近所からの苦情
20.店舗敷地内、駐車場でのトラブル

追加的理由
21.人間関係に翻弄される
22.ストーカーによる被害
23.慢性的な人手不足
24.DQNとの戦い

2016年01月01日

第39話 正月に思うこと

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ご訪問ありがとうございます。


いよいよ2016年の始まりですね。

あなた様の、

ご健康
ご成功
ご発展
ご繁栄

を心よりお祈り申し上げます。

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思えば、こんなに安らかな気持で新年を迎えるのは何年振りの事でしょうか。去年の暮れに引き続き、今年もファミリーで年末年始を迎えられることに感謝している次第でございます。

「予約のクリスマスケーキをキチンと全員に間違いなくお渡し出来ただろうか。」
「予約商品がキチンとセンターから配送されてくるだろうか。」
「オーナー、○○君が来ません。」
「オーナー、酔っ払いがきて絡まれています、助けて下さい!」
「オーナー、風邪で熱が40度近くあって、出れません。」
「オーナー、クレームの電話です。折り返しお願いします。」
「多額の売上金をプールして、強盗に入られたら大変だ。」
「未成年者に酒タバコを売ってしまわないだろうか。」

心配事と事件でクリスマス、年末年始の正月気分なんてとんでもない話しでした。

盆暮れ正月は本当に気が重かったです。まず、必ずスタッフが足りません。特に31日の夕方から元日の午前中は100%人手不足でした。元日深夜2時から10時頃までは大抵一人勤務でした。また、新年も穴があきやすく、必然的に長時間労働は当然のこととなりました。

「クリスマス、早く過ぎないかな。」
「正月も早く終わってくんないかな。ギリギリの人数で無事に乗り切れるかな。」

イベントを待ち望んで楽しむ感覚は失われ、いつしかそのイベントが早く終わることを切に願うようになってしまいました。

その季節ごとのイベントを楽しむ余裕など何処にもない。常に、その苦難の時期が無事に早く過ぎ去って欲しいと願っていました。


12月に突入してクリスマス前から始まる一連の年末年始の大イベント。

本来であれば、家族と共にクリスマスを楽しみ、年の瀬の雰囲気を感じながら街を歩き、ショッピングをしたり遊びに行ったりとか、普段出来ないことを家族と共に過ごし楽しむ。そして、残りわずかの時の経過を名残惜しみつつ、年越し蕎麦を食する。

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そして、心待ちに新年を迎える。

お決まりの「ゆく年来る年」が始まり、新年の到来を実感する。


そして元日は、家族揃って、お雑煮を食べる。

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子供たち期待のお年玉を手渡す。そして、お決まりのおせち料理を堪能する。

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真っ昼間から、お酒を飲んで、テレビを観て、心地よく時間を無駄に過ごしてしまう。

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別に話すことがなくても疲れないのが家族だ。お互いの存在を気にせず、平穏無事のありふれた日常のありがたみに感謝しつつもそれに気づかずに一日が過ぎてしまう。

このような、ごく当たり前の正月の日常が私には無縁でした。子供達は妻がなんとか切り盛りしてくれたので、ごく普通に正月を過ごせたと思います。


お前、甘えたこと、言ってんじゃないよ。
コンビニの経営者なんだから、そんなの当たり前だろ。
覚悟の上でおっぱじめたんだろ?

おっしゃる通りです。

私は耐えられました。耐えてきました。しかし、小さい子供たちにとって、常に父親のいない生活が果たして良いものだろうか。

「うちは母子家庭だと思って諦めているから、大丈夫。」


妻の何気ない一言に、現状の自分の選択は果たして正しかったのだろうか。
自分の自己満足で家族を不幸にしてるんじゃないのか。

家族の平和をぶち壊しているのは、諸悪の根源は 

「この自分」 じゃないのか?


私の新年は、常にこの自問自答で始まりました。



そして、今、ハッキリと自覚しています。

自分の決断が遅かったと。


ご訪問ありがとうございました。

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2016年01月09日

第40話 1700万円収入保証に思う

ご訪問ありがとうございます。


コンビニ各社のHPに最低保障に関する美味しそうな話が載っていますよね。

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例えば、Sくんは、

オーナー総収入 1,700万円(年間)
※オーナー総収入とは「売上総利益」から○○○○チャージを差し引いた金額です。 「オーナー総収入」から「営業費」を差し引いたものが、オーナー利益となります。


これを見て、

「すげー、年収1700万かよ。まじ、セレブじゃね?」

とか思ってしまいますよね。

しかし、私の推測によると、ロイヤリティを引いた売上総利益から、さらに店鋪運営経費(人件費、商品廃棄費、水道光熱費)を引いた残が規定額(月に換算すると142万円)以下である場合に、その差額が支払われる、という事なのでしょうか?

つまり、毎月約142万円の粗利が保障されるとの事ですが、店鋪維持費が142万円を超えてしまえばこの保証は無意味ということなんでしょうか。Sクんの契約内容はよく分かりませんが、毎月の経費を142万円以下で押さえる事が果たして可能なのでしょうか。仮に、経費を月130万円で押さえて、12万円の利益(給料)を手にしても泣けて来ますよね。(Sクんに関しての解釈はあくまでも私の推測であり、契約内容により私の推測が間違っている場合もあり得ると思われまので、その場合はご容赦くださいませ。)


ちなみに、私の加盟していたチェーンでは当時最低保証1800万と唄っていましたが、(現状は不明ですが)その額で当時の話しを再現させて頂きます。

私は、本部担当に聞いてみました。

「売上悪くて生活がキツいので、最低保証適用になりませんか?」

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「ああ、あの粗利保障のことですか?まず無理ですよ。経費を150万以下に押さえるのはかなり難しいです。私も最低保証が適用になったオーナーは1人しか知りません。」

「えっ、経費を150万以下に押さえないと適用されないんですか?」

「そうです。経費をコントロールして150万円を下回った場合にその差額が保証金額になります。」

月間150万円以下に営業経費を押さえる事は、いかに無茶振りな数字であるか、ご経験者の方ならスグにご理解頂ける数字ですよね。

「絶対、むりですよ。そんな無理なこと宣伝して、詐欺じゃないですか。」

「一人でも適用になった人がいる以上、まるっきりのデタラメとは言えないでしょう。努力次第では可能です。」


確かに、ウソではないでしょうね。

でも、本部サイドの人間もはぼ無理と言っている<保証>に何の意味があるのでしょうか。

この、最低保証の条項を生かすためには、商品廃棄を激減させ、人件費を殆ど0にするしかないと思います。

これは、すなわち、家族全員で全てのシフトを回せば可能ということでしょう。

これ、確実に 生き地獄 ですよね。

死ぬ気で経費を削減して、限りなく家族経営でやり続ける。

たとえ、最低保証をゲットしても、規定額は本部への借金返済に自動的に充てられてしまうだろう。

いったいどれだけの金額が受け取れるのだろうか?



でも、その前に、死にますよね。

家族の誰かが。

そして、万が一、

オーナー過労死す。

オーナー、過労のあまり発作的に自殺す。

なんてことも充分ありえますよね。

家族は路頭に迷い、明日の、来月の、来年の生活が闇の中となってしまいまいます。

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多額の借金でもあったらどうするの?


でも、本部は優しきしっかり者です。

オーナーとマネージャーに本部負担で生命保険を掛けてくれています。

確か、私達の場合保険金300万でした。もちろん、受け取り人はオーナー夫妻です。

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万が一、オーナーが絶命しても、その保険金で、本部に対する借り入れの返済に当てる事ができます。また、契約解約の違約金の一部にも出来ますよね。

えっ?

お前、おバカかって?

「お人好しのアホ野郎、それぐらい気づけよ!」

「本部は単に、オメーらの負債をカバーしてるに過ぎねーだろ。本部借入金を取りっぱぐれないようにしているだけだろ?」

そうかも知れません。

でも、

死んだ後の借金の返済の心配までしてくれてるなんて何て親切なんだろう!


と考えれば腹も立ちませんし、むしろ感謝するべきなんじゃないでしょうか。


某古株オーナーが怒っていました。

「本部が金出して、保険金は自分達のもの。これって、保険金殺人じゃねーの?」
「これ、犯罪にならねーのかよ。」



人それぞれの受け止め方の違いでしょうかね。


私は本部の性善説を信じたいです。

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ご訪問ありがとうございました。


追伸:最低保証、保険金に関しては、当時の内容と変わっている場合が想定されます。また、当時の本部担当の発言も契約書で確認していませんので、確実な情報、契約内容に関しては、間違いの可能性もありえます。無責任な発言するな!と言われても仕方ありませんが、本部担当が私に言った言葉は全て事実です。しかし、万が一記事の内容が事実と差異があった場合は、お詫び申し上げます。
(補足)リロケート時の契約書で確認したところ、最低保障はかなり厳しい条件が付けられていました。特に、店舗のブランドイメージを損なわない発注の維持、在庫高の維持等、やたらと廃棄削減は出来ないようになっていました。また、適正な人員配置の義務もあり、やたらとワンオペもできないものと思われる。もはや、最低保証など当てにできないということだろう。
posted by Sun9 at 00:56| つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月24日

第42話 コストゼロの借入金

ご訪問ありがとうございます。

本日は消費税についてお話させて頂きます。


消費税は毎月本部で適正に計算され、当月の利益配分(給料)とともにオーナー指定銀行口座に振り込まれます。

その消費税をキチンと別管理して、一年間分をプールして期日に納税すれば何も問題ないハズです。

しかし、いったいどれだけの加盟店が滞りなく納税出来ているのか疑問を抱きます。
何を隠そう、この私が滞納を繰り返し、借入金でなんとか期日に納税していたからです。

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売上が減少すれば、当然利益配分も減ります。生活費が足りないという状況に陥れば、毎月4〜6万円振り込まれてくる預かり消費税に手を付けてしまいました。

「最終的にキチンと納税すれば問題ないだろう。」

と安易に考え、愚行を繰り返していました。

これが、確実に後々、足を引っ張ります。

納税の為の借入金→生活苦の始まり→店鋪経費の節約→人件費の削減→さらなる売上低下→恒常的な収入減
→恒常的な消費税の使い込み→さらなる借り入れ金の増加。

カレンダーのいくつもの借入金返済日を見つめてしばし呆然とする。

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Max状態で毎月約25万円の返済が待っていた。

銀行カードローンは限度額一杯。クレジットカードのキャッシングも既に枠なし。

「もう無理。限界。」 と考えてギブアップ出来ればよかった。

「何が何でも、頑張る。なんとかなる。何とかしてみせる。絶対乗り切ってみせる。」

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往生際の悪い私は死にものぐるいで、なんとかしのいでいました。

しかし、さらに大変なのは、年間の消費税が規定額以上の場合(確か48万円以上?)予定納税という制度があり、前年の半分の税金を期日までに納付しなければいけないというルールがあることでした。

年間の納税もまともに払えないのに、さらに税金も前払いなんて出来る訳がない。そして、さらにこれら税金を放置していまうと、状況により年利14.6%の延滞税のオマケがついて来る。

全てが、自らの放任、無責任経営が原因であると分かっていましたが、どうすることも出来ませんでした。

将来の地獄より目先の苦境に翻弄され、自暴自棄的資金繰り。もはや、破滅のカウントダウンが静かに始まっていたのです。

「まぁ、自業自得だろ?いくら後で返すといっても税金使い込むなんて犯罪じゃねーの?」

おっしゃる通りです。弁解の余地はございません。借金に全身麻痺し、もはや自らを律する余力すらありませんでした。


しかし、ノーコストで借りられる、使える現金が目の前にあった為つい手が出てしまいました。私は、この悪習を断つべく本部にお願いしました。

「消費税は、毎月、本部で保管して頂けないものなのでしょうか?目の前にあるとついつい使ってしまうので、なんとかなりませんか?」

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「オーナーさん、それは出来ません。オーナーさんは独立した経営者です。納税は自らの責任で確実に行って下さい。後半の部分は聞かなかったことにします。」

やはり、無理でした。

そして、それが確実に破滅への序章となりました。そのうち、滞納が常習化して、税理士に支払うお金もなく、店鋪の法人決算、確定申告すら出来ない状況となってしまいました。


そして、無惨にも、しかるべき結末を迎えました。 

破産

でした。


納税を甘く見ると本当に大変なことになります。

特にコンビニにおいては、消費税という預かり金を毎月受け取り、キチンと管理しなければならない。この預かり金が50万、60万、70万円と膨れ上がり、たまたま多額の棚卸しロスが計上されて当月の利益配分が殆ど出ないとなった場合、この預かり金を一時借りたいと考えない人はいるのでしょうか。

ヤバい、いけない、後で大変な事になる。

頭では分かっていても、貧すれば鈍するのが人間でしょう。
少なくとも、私は、確実に鈍してしまいました。



借入金で税金を支払う。

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このような状態に陥ってしまったら、そこから這い上がるのはかなり難しいような気がします。


やはり、早めの 決断 が全てに優先されべきだと痛感します。

コンビニ撤退は決して負けではありません。

むしろ、明るい未来の為の、勇気ある選択です。

最悪になる前に決断しましょう。
私のように全てを失う前に覚悟を決めましょう。

奥様のため、お子様のため、まず、ご自分から行動しましょう。

ご自身の心身的自由とご健康、
そして日常の平穏無事のために。

また、愛するご家族の自由と
平和と幸せのために。

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ご訪問ありがとうございました。


posted by Sun9 at 03:00| つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月02日

コンビニ業界の再編

ご訪問ありがとうございます。


相変わらずコンビニオーナーの悲鳴がひしひしと伝わって来る事例が後を断ちません。

まさに生きるも地獄、死んでも地獄です。

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私は、ふと思いました。

契約自由の元で、自らの責任において契約し、後に業績悪化により苦境に陥り苦悩する。撤退しようにも違約金の問題があり簡単には廃業出来ない。増え続ける借入金、エンドレスの長時間労働。夫婦険悪になり家族の崩壊がスローに進んでゆく。逆回転してしまった生活の健全性はそう簡単には元に戻せない。

そんなの、自己責任だろ、と言われれば、その通りかもしれない。

しかし、そもそも、この契約自体に瑕疵(欠点)があるのではないか。

成功事例と失敗事例を均一に丁寧に説明されただろうか。

本部はボランティア企業ではない。自ら、不利益となる事を事細かに開示、説明するとは到底思えないし、事実私も契約の読み合わせにおいて、自分が被る不利益、不公平を認識することができなかった。

しかし、失敗事例は自らの徹底的な情報収集で見つけ出して、認識するべきだろうというご指摘もごもっともだが、契約項目に秘守義務というものがある。コンビニ廃業後も、本部の陰に怯え、情報公開について本部からのなんらかの損害賠償に恐れ、不要な面倒を抱え込みたくないという元オーナー達から緊迫した真実が語られることは皆無に等しかったのではないだろうか。

今でこそ、かなりのマイナスの情報もネットで公開されているが、PCがそれほど一般的に使用されていなかった時代は、本部の言う事を盲目的に信用する以外になかったのではないか。

また、マスコミの最大顧客であるコンビニ本部に対して、堂々と公平かつ真実が語られるという機会は現状においてもほとんどないに等しい。そのような状況で、オーナー希望者が客観的かつ正確な情報をつかみ取るのは極めて不可能だと言わざるを得ない。

そして、この不平等契約はその不平等部分を正確に語られないまま、つまり正確に認識されないままハンコを押してしまうことになる。

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これって、もしかして、

憲法の基本的人権の尊重に違反していないだろうか。

基本的人権とは、

「人間らしく生きていくための、基本的な自由と権利」

とあるが、このFC契約を結ぶとそれは限りなく冒されてしまう。

よって、この契約は、

無効

なんじゃね? とか思ったのは私だけでしょうか。

また、24時間営業は憲法12条でいう、
「公共の福祉」
に反していないのか?
善良な近隣の住人たちの平和を乱してないだろうか。

さらに、契約上の不平等部分において民法90条でいう所の、
「公序良俗」
に反していないのか?

そして、予期しない本部主導の不利益行為による売上の低下、生活苦は民法95条でいう、
「契約の錯誤」
に該当し 

<契約の無効>
 を主張できないのだろうか?



「お前、おバカ? ド素人が何ほざいてんの?」

確かに、おっしゃる通りです。
確かに、私は法律家でも何でもありません。
確かな論拠もなく、判例すら調べもせず、自己判断の推測でしかありません。

支離滅裂かもしれません。
こじつけかもしれません。

しかし、ド素人の私でも考えが及ぶほど、単純な発想かと思います。


もし、コンビニフランチャズ契約が 無効 であったとなれば、契約金も返還、ロイヤリティの部分返還が認められ、第二の過払い金返還騒動に発展する可能性があると思います。

それこそ、本部は大打撃をうけるでしょう。

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既に、法の適切な判断を仰ぐべく、誰かが訴え出ているのだろうかと思いググって見ましたが、見当たりませんでした。

なぜ?


既に、コンビニ経営に見切りをつけて、新たなる苦難の人生を歩まれている元オーナー達は、私も含めて、明日の生活に追われて、そんなバクチじみた事にクビを突っ込んでいる時間も金もない、というのが本音でしょうか。

業績悪化→生活苦→コンビニ廃業→敗者の烙印+高齢→就活の困難→借金→更なる生活苦

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そして、

夜逃げ、一家離散、ホームレス、富士の樹海、自殺等のイメージがふと頭によぎり、より一層、現実味を帯びて来る。

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そのような状況で、本気で本部に喧嘩を売る気力はもはや
 0(ゼロ)
です。

そして、もし敗訴した場合は多大な時間と費用が無駄となってしまう。コンビニ経営でとことん疲弊し、さらに裁判でも退けられてしまったら、そのダメージは心身ともに計り知れないだろう。

そして、二の足を踏むことになる。


また、業績が順調な加盟店にはまるで他人事で、本部に対する不満などさらさらない。本部を訴えようなんていう奇人どアホは誰一人いない。

「所詮負け組が騒いでるんだろ?イヤなら黙って辞めればいいのに。はた迷惑なことだ。チェーンブランドに傷がつくだろうが。」

と思いがちだ。かつての自分のように。

そして、予期せぬ突然の経営環境の変化により業績がじわじわ悪化してゆく。悪あがきしても、気がつけば、あり地獄にはまり抜け出せない自分に気がつくのだ。
 
すでに時遅し。



現在のオーナー達は本当に大変だと思う。

想像するだけで鳥肌が立つ。さらなる生き地獄を見る事になるのだろう。

一刻一秒、即時撤退を決断せざるを得ない。
しかし、なかなか決断できない、行動できない。

奴隷船で手足を鎖で繋がれた状態に等しいオーナー夫妻は身動き取れないのだろう。


本部の非情なドミナント戦略、無秩序な競争店の出店、個店の人件費の高騰、マイナンバー導入による経費の増加等、明るい要素など一つもない。

配偶者が重大な病気にでもなったらもう終わりだ。
親を看取ることさえ不可能な場合もある。

堪え難き苦痛と苦難。

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それでも、各チェーン本部はオーナーを募集し続ける。目の前にアメと人参をぶらさげて。

絶対に加盟はお辞め頂きたいと切に願う。

あまりにも、リスクが大き過ぎる。
直営で営業しない本部の魂胆を見抜いて頂きたい。

一過性の好調に騙されて痛い目に合あうだけだ。


最終的には、全国規模で増殖し続けるサティアンは国家権力で排除してもらうしかない、と考えるのは極論だろうか。


消費者金融の過払い金返還はいつ誰が仕掛けたのだろうか。

過払い金返還の歴史について調べてみました。

利息制限法と出資法の上限金利の乖離部分(グレーゾーン金利)で貸し付けられて返済した返済金を過払い金
という。

1964年 最初の過払い金が認められる
1968年 過払い金は不当利益と最高裁認める
1983年 貸金業規制法制定
1999年 みなし弁済の例外を却下する判決
2006年 12月13日の臨時国会で利息制限法と出資法の上限金利が統一され、みなし弁済の廃止が決定。
過払い金返還ブームが始まる。
2007年 クレディアが民事再生
2009年 アイフルが事業再生申請、商工ファンド破綻
2012年 武富破綻

ここで驚愕するべき事実は、抜群の業績を誇り、社会的信用があるとされている東証一部上場企業でありながらも、その非情な取り立て等が社会問題化して、世論と法律により駆除されていったということです。

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この流れは、いずれコンビニ業界にも必然的に起きるだろう、と私は勝手に考えている。

そして、これは、もしかして、コンビニ業界再編の契機として、某巨大資本が狙ってくるのではないだろうかと想像してしまった。

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次回、お恥ずかしながら、その私の妄言的、無責任かつ大胆な推測を展開させて頂きます。


ご訪問ありがとうございました。
posted by Sun9 at 14:48| つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月28日

コンビニ業界の再編(続)

ご訪問ありがとうございます。

完全に、私の主観的持論であり、希望的な卓上の空論かつ一方的な見解です。不快な部分がございましたら、その旨ご理解の上、ご容赦願いたく宜しくお願い申し上げます。下調べはしましたが、事実と異なる部分がございましたら、お詫び申し上げます。


奢(おご)れる者ひさしからず
ただ春の前の夜の夢の如し


ボーリング場の衰退を誰が想像していただろうか。
ポケベルの事業会社が倒産するなど予想できただろうか。
ドコモがソフトバンクに抜かれるなんて想定できなかった。
iモードが衰退してラインの勢いが止らない。

公衆電話の順番待ちで行列を作ってイライラしていたのはもはや笑い話だろう。
PCを使って、ラインを使って、電話(会話)がタダでできるなんて想像も出来なかった。

また、超定番ガリバーのキリンのラガーを蹴落としたアサヒのスーパードライの躍進にはぶったまげた。
キリンがアサヒに抜かれるなんてあり得ない話だったという。(失礼ですよね)

ファストフード界の超優良勝ち組に君臨していたマックの赤字をだれが予想出来ただろうか。行けば必ず行列ができていたのは、もはや神話に等しい。

そして、日本の白物家電の苦戦とソニーの凋落をだれが想定していただろうか。
重ねて、シャープの崩壊は悲し過ぎる。

一概には言い切れないが、現状の企業の繁栄、華々しい業界も、全て一寸先は闇に等しい。

新しいサービスが出て来て、既存の産業をぶち壊して行く。絶好調の企業の業績を悪化させ、倒産に追いこむ場合もあり得る。また、過当競争にさらされて、共食い状態となり、共倒れを誘発してしまう。

コンビニ業界も現状はまさしくこの過当競争の域にある。

時代の流れと共に、人々の意識の変化、行動様式の変化に対応出来なければ、それは悲しい結末を招くだろう。

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コンビニ業界も最大手のセブンイレブンがブラック大賞に輝いてしまった。2ちゃんねるのセブン関連の板で、
同胞加盟店にブラック大賞受賞のため本部への投票を呼びかけるコメントを数多く見かけた。

仮に、本部がブラック大賞を受賞したら、その事実は店鋪経営に悪影響を及ぼしかねない。しかし、そのリスクを冒してまでも内部告発的事実を広く知ってもらいたいというオーナー達の願いの方が強かったのだろう。

コンビニ本部は、加盟店のオーナー夫妻が最大のお客様であるという感謝の意識がまるでない。
さしずめ自動集金機(店鋪)に配置したコストの掛からない奴隷番人の扱いなのだろう。

オーナー夫妻の満足なくして本部の成功はありえないし、長続きはしないだろう。
もう、取り返しのつかない事態に突入してしまっている感がある。

これまで、ボロボロに使い捨てて来た元オーナー達の逆襲はもうすでに加熱している。そして、その流れは現オーナーの悲惨な生の声で現実味、真実味が加味され、終焉への結末に加速度が増している感がある。

この激流はもはや止らないだろう。
大手本部によるマスコミの口封じももはや限界に達するだろう。

ビックバンはすぐそこまで来ている。



そして、オーナー不足が深刻化している。

コンビニ各社のオーナー不足

契約の規制緩和

疑問を感じネットで調べる

元、現オーナー達の本部批判、罵詈雑言、そして過酷な経営環境を目の当たりにする。また、ブラック大賞の理由とそれが殆ど世の中に出てこないからくりを知る。

コンビニ業界に対する不信感と嫌悪感

新規加盟店の激減
既存オーナー店鋪の契約未更新の増加
営業5年経過後の契約解約の増加

さらなる深刻なオーナ不足


この流れがもうすでに主流になって来ているのではないか。
そして、ブラック業界への就職をためらう新卒者が増加するだろう。

外部からも内部からも徐々に崩壊の道をたどることになる。

そして、本部の苦し紛れの選択枝は限られてくる。

未更新店鋪、契約解約店鋪の増加、新規店舗のスタッフ不足

直営店の増加

本部コストの増加(人件費の増加、廃棄増加、棚卸しロス増加、現金紛失の発生)

不採算店鋪の閉店(閉店費用の増加拡大)

直営店による店鋪運営レベルの低下(熟練スタッフ不足の為)

売上減少

コスト削減

24時間営業の見直し

本部の業績が徐々に悪化してゆく。

コンビニ業界再編

コンビニ店鋪数の激減

コンビニ化したミニスーパーが主流

という流れを予想するのは無理があるだろうか。



あれば便利、使ってもっと便利。ATMもあり、公共料金、各種支払いも出来る。宅配便の取り扱いはもはや当たり前。コピー機もあればFAXも出来る。デジタルプリントも可能。情報端末機械(Fくんのロッピーみたなもの)もあり超便利だ。トイレも無断で使っても文句を言われない(場合が主流?)キレイなイートインがあり携帯を無料で充電出来るような仕様になっているテーブルがある。(南池袋にあるファミマ)食べるものも豊富に置いてあり、いつでも買える。涙が出て来る程便利すぎる。


コンビニのない生活なんてあり得ない。


と思っていた。


しかし、最近、ふと思う。

イオンの「まいばすけっと」
イオンのPBに特化した「アコレ」
24時間営業の小型スーパー「ビッグA」

このようなコンビニ化したミニスーパーみたいな店鋪が近くに出来たらかなり影響を受けるだろう。各流通大手も自社小型店舗を平気で自社系列のコンビニの近くに出して来る。もはや、脱コンビニを模索しているのだろうか。

ドミナントの恐怖に小型スーパーの恐怖。

コンビニのお互いの潰し合いのスキを見て漁夫の利的にミニスーパーに商圏を奪われてしまう。

さらに困窮する既存オーナー店はもはや生きる屍とされてしまう。

経営断念するオーナーが続出するだろう。

釣った魚に餌を上げない本部は、苦境に苦しむオーナー達の訴えにも、まず放置プレイを貫くだろう。

そして、不信不満を抱いたオナー達の経営断念、流出が止らず、大量に世の中に伏兵として放出され続ける。

そして、彼らはコンビニの生き地獄の生き証人として、ネットで大活躍することになる。

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そして、オーナー不足は必然的に恒久化されてゆく。

そして、やはり、本部の弱体化は避けられず、そして、その終焉が見えて来る。



価格的優位性は元々さほどなかったが、これからはコンビニ=割高のイメージが確実に定着していくだろう。
例えば、赤コーラ500がミニスーパーで78円、88円という固定観念があったら、コンビニで140円出して買いませんよね。仕方なく買う以外、好き好んで買いませんよね。あらゆる商品において、この流れは無視出来ない。PBで対応できればいいが、PBですら親会社のスーパーの方が安いなんていうケースもある。(カップ麺等)自店舗での価格決定権がない悲劇だろう。見切りの値下げは認められたが、定番商品でも認められるべきと思う。しかし、定着した割高感は、もはやどうしようもないかもしれない。

この傾向は客単価の低下として徐々に顕在化されるだろう。

さらに、各流通大手は競ってネットスーパーに力を入れてきている。小売り自体がネット販売に重点を置いて来ている。アマゾン、楽天を利用される方は多いだろう。本当に、なんでも手に入ってしまう。これらは、やはり、コンビニの来店頻度に少なからず影響があるだろう。

最近のドラッグストアーもかなり食品スーパー化しており、なま肉、野菜も扱っている所がある。下手なコンビニよりも安くて、便利だったりする。

また、コストコなる会員制の低価格巨大スーパーにもお客様を奪われているかもしれない。


もはや、コンビニの優位性は宅配便と公共料金、各種支払いとATMと情報端末機、気軽に使えるトイレだけなのかもしれない。

客数の減少と客単価の低下が当たり前となり、この傾向はそう簡単に元には戻せないだろう。

そうなると、やはりオーナーの経済的生活環境を徐々に破壊してゆき、やはり最終的には経営断念の選択肢しかなくなってしまうかもしれない。

どう考えても、コンビニオーナーには苦難の道しか残されていない、と感じてしまう。

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オーナー不足から始まる本部の業績悪化、少なくとも、数字上で減収が確認され、大手御三家コンビニの成長神話が崩れかけたときが来たら、そこがヤマ場になるのではないか。具体的には、業界ガリバーのセブンイレブンがそのサインを出したら、山が動き出すと予想している。ブラック受賞とネットによる内部告発によるイメージダウンと、経営環境が依然厳しい百貨店、スーパー、通販を抱え込んでいるSクンはかなり高い確立でそのサインを出してくるだろう。

ここで、やはり、ローソンの筆頭株主「スリーダイヤモンド」の御三家である「三菱商事」が踊り出て来るだろう、と予想したい。大いに期待したい。

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店舗数ではファミマの経営統合策で第三位の地位に沈むローソンの逆襲がここから始まるのではないか。

株主的にはファミマの「伊藤忠商事」対「三菱商事」という構図が描ける。セブンはほぼ独立系と見て間違いないだろう。(セブンには三井物産も下位株主として入っているが、発言権はほとんどないだろう)


再編の主役は別に伊藤忠商事でもいいんです。だけど、個人的思い入れもあり、「商事」=「スリーダイヤモンド」に頑張ってもらいたいという希望的観測があります。単なる熱烈な三菱ファンなんです。

私がサラリーマン時代にいた某業界では、「商事」と言えば「三菱商事」の事でした。

以前タバコの販売で「ライト」と言われれば「マイルドセブン(現メビウス)ライト」のことであるということは販売者なら誰でも知っていたことです。圧倒的なシェアとブランド力でその「単語」がその業界、商品の代名詞となっている場合が多々ある。カップヌードル、バンドエイドとか。

その業界では、「商事」と取引があるという事実が、その業界での信用に繋がるということで採算度外視でほんのわずかな仕事でも喜んでやらして頂いていた。「商事」に口座がある(取引がある)ということは絶大な信用力となっていた。

それから、「三菱」の偉大な企業イメージが刷り込まれてしまった。

以前は、菱形のマークが3個もくっついていてダサい変なマークだな、位の感覚しかありませんでした。(失礼)

引っ越しして取り付けが不可能なため泣く泣く処分した三菱電機の「霧ヶ峰」が故障もなく10年以上も長持ちしていたというのもプラスイメージでした。その後も、「スリーダイヤモンド」の歴史を知り、ますます熱烈なファンとなりました。

そして、私の勝手な思い込みで、是非とも「商事」に業界を再編、浄化して頂きたいと切に願うようになってしまいました。そして、その期待はあり得ない予想として進化(?)してしまいました。


以下は、SF小説レベル、いや、レベルの低い戯れ言と酷評されてしかるべき内容かもしれない。特にSくん、Fくんには不愉快な内容かもしれません、ごめんなさい。

私は、最大のポイントは、このコンビニ本部の減収の理由に、元、現オーナー達に対する過払い金問題が発生すると考えている。

消費者金融を根こそぎ衰退させてしまったあの過払い金問題はコンビニ業界にも必ず起きるだろう。いくら自己責任とはいえ、契約してしまった落ち度を帳消しにしてまでも、支払った利息が戻って来るのだ。

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なぜ?

これは前回の記事(コンビニ業界の再編)で記した通りであるが、やはり、契約の無効が言い渡されるのではないだろうか。少なくとも、契約金の返還位は認められるのではないかと思う。そして、私はとんでもない事を期待し想像してしまった。

「商事」=「スーリーダイヤモンド」が陰で力となり、Sくん元(現)オーナーに限らず、各社コンビニ元(現)オーナー達が集団訴訟をおこせる環境を提供する。資金的援助をして訴訟を起こせる機会を提供する。もちろん、表立ってダイレクトに「商事」の名前はでてこないだろう。某弁護士団体、市民団体、組合関連などいくらでもその土壌となりうる窓口はいくらでもあるだろう。それらを使えばいい。マスコミも大いに利用すればいい。全国各地でこのような訴訟が起きれば、さすがに世論、マスコミも黙ってはいないだろう。本部は収益の悪化を露呈して、マスコミでの露出が極端に減少する。そして、報道規制を暗黙の了解で押し付けられて来たマスコミは手のひらを返したようにコンビニ本部を躊躇なく攻撃してくるだろう。

「商事」はもちろん、配下の加盟店(ローソン)の、元、現オーナー達にはコンビニ過払い訴訟前に、示談金、待遇改善、契約見直し策をとり、墓穴を掘らないように充分に下地をつくってから仕掛けて来るだろう。

巨大資本、日本の超勝ち組企業郡、「スリーダイヤモンド」ならば可能なはずだ。

ブラックイメージのコンビニを浄化し、オーナー達の味方となったLくんの「商事」は世論を味方に付け、極悪の所行が次々と世の中にさらけ出されて、ますますイメージの悪くなる他社本部を駆逐して行くに違いない。

辞めたオーナー達の数といい、現オーナーの数といい、経歴の長いSくんはたまったものではない筈だ。もはや、ブラック大賞受賞企業を友好的に助ける企業は皆無だろう。ブラック大賞受賞のワタミのその後の迷走と没落は記憶に新しい。店鋪数が多いFくんもかなりのダメージを受けることは避けられないだろう。

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巨額の処理金額が必要となり、自力再建は不可能となり、親会社の商社も持ち株の処分に出ると予想する。

もはや、規模の大小を問わず本部は資本的にボロボロに疲弊し、巨大資本の傘下に収まらなければ延命出来ない可能性すら出て来るに違いない。(と思う)


そして、ここで「スリーダイヤモンド」主体で再編がスタートされる(ことを願う)。

ちなみに、イオンの筆頭株主は三菱商事である。

また、電子マネーに関して言えば年間の決済金額でSくんのnanacoに2倍近くの差をつけているイオンのワオン(2014年7月に某社が発表したデータ)が2015年12月15日からローソンでも使用可能となった。チャージまで出来る。これで、ワオン(イオン)はファミマとローソンを味方につけ対Sくんのnanaco包囲網を完成させることに成功した。

業界4位のイオンの子会社ミニストップは、店内にロッピーが導入されている。これは何を意味しているのか
おバカな私でも分かる。

これらの事実からも、状況の流れはある程度方向性が想像出来ると思う。この流れが何を意図して、最終的にどういう絵図が描かれるのか興味深い所だが、ド素人の私からみても、「商事」殿の介入と「ある意思」を感じてしまうのは不謹慎だろうか。


恐らく、「商事」=「スーリーダイヤモンド」はコンビニ市場に限らず、日本の小売り市場の完全制覇を目標としているのではないか。その野望はすでに世界へと向けられているのではないか。そして、過払い金問題を仕掛けて、一気に市場を手中に納めることに成功する。巨大資本が流通大手各社を資本的にほぼ一本化してしまうほどの地殻変動となるはずだ。


そして、ここでニューコンビニの誕生だ。

「スリーダイヤモンドコンビニエンス」なんてのはダサいだろうか。
「スーパースリーダイヤモンドCVS」なんてのは陳腐だろうか。(爆笑)


そして、コンビニオーナーが努力したらした分、家族が安心して生活出来るシステムを作り出して欲しいと切に願うばかりである。コンビニ市場をほぼ独占して、単独勝者となれば、あらゆる改革は可能となるのではないだろうか。

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いかがでしたでしょうか。
独りよがりの意味不明な部分もあったかもしれません。

「お前、気でも狂ったのか?」
「誇大妄想も甚だしいだろ。みそ汁で顔洗って出直して来い!」
「そもそも三菱にその気があるのかよ!」


確かに。何の確信も、裏付けもありません。イカれていると思われても仕方ありません。無責任な発言と非難されても仕方ありません。

あくまでも、SF小説ネタとしてお読み頂ければ幸でございます。
しかし、それは私の巨大な願望に他なりません。

当然、違った流れで再編劇が仕掛けられる可能性の方が高いかもしれない。ここで、確実にいえることは、オーナー不足から始まり、人件費の高騰、マイナンバー導入による社会保険料負担の問題、飽和状態のコンビニ店舗のさらなる売上の奪い合いなどから、オーナー店の減少と直営店の激増が変革の起爆剤となりつつあるという事です。

ネットを見れば、どこのコンビニオーナーも極悪な労働環境で耐え忍び、まさに生き地獄のなかで命を削りながら歯を食いしばって頑張っているという事実を否定で来ません。不安定な経済基盤で支払いに困り果てる日々の連続。話し半分として聞いても、悲惨極まりない。

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24時間365日の営業。その苦痛と努力が報われ、ある程度の経済的優位性が得られれば、黙って耐える事も出来るでしょう。しかし、現実はまさに地獄絵図だ。この生き地獄を体験して、私は同じ人間として、これ以上の犠牲者が生み出されることに我慢できません。

自己開放後(自己破産後)、2年近くも経過したが、未だに派遣を渡り歩き週払いの仕事をほぼ休みなくこなしてなんとか生活している。30代で決断出来たら、40代でもっと先見性があったら、と猛省するばかりである。これ以上の本部の不当利得(?)は許せません。加盟を阻止し、不幸への道(への可能性)を閉ざすのが私に残された社会的使命と感じている。(運良く、短期的にご成功される方もいらっしゃいますが、ビギナーズラック的な危険性があるとご認識頂きたい。しょっぱなに美味しい思いをした私も、その果実が忘れられずにいたずらに頑張りすぎてしまった感がある)

私は約4億円近く本部に献上しました。そして、全てを失い、裸同然で社会に放り出されました。(いや、自ら進んでそうなった)確かに、自己責任である。だったら、本部にもフランチャイザーとしての「責任」が存在してもおかしくないだろう。一部上場企業企業としての社会的責任というものがあるだろう。加盟店が安心して生活が出来る契約内容にするべきだ。本部の利益は全て加盟店の血と汗と涙で得た「利益」から成り立っている。それが当たり前、当然と考えている本部との溝は埋まる訳がない。

だから、救世主が現れて、助けて欲しい、他力本願で情けない話しだか、巨大な力が必要だ。一度、その流れが出来てしまえば、もう誰にも止められないだろう。消費者金融の過払い金処理の衝撃的過ぎるその影響を目の当たりにして、また、ブラック企業の烙印を押された企業の凋落ぶりを間近に見て、コンビニ本部にも必ずなんらかの天罰が下るだろう。


そんな強烈に強い願望がこのばかげた妄想を生んだのです。


重ねて、お願い申し上げますが、業界浄化のための希望的極論であり、あくまでも私の架空話としてご認識して頂きたいと思います。万が一気分を害された方がいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます。

ご訪問ありがとうございました。

 
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2016年05月17日

加盟希望の方へ〜伝えたい事

ご訪問ありがとうございます。



こんな記事を見つけました。 

成功する!フランチャイズコンビニ経営


そして、この板をご覧ください。

【AEON/イオン】ミニストップPart53 [転載禁止](c)2ch.net


次に、ミニストップホームページをご覧ください。


全て見てみて、フランチャイズ部分の会社側の説明からは、想定される苦労、リスクはほぼ感じ取れません。当たり前ですよね。本部不利益事例を載せる訳ありませんよね。


ここで、あなた様への質問:上記サイトNo.1推奨のミニストップをやってみようと思いますか?

あなた様は、どうご判断されますか?



今のご時世、ネットで検索すれば、ほぼ確実に知りたい情報が手に入る。

特に、2ちゃんねるでは、各チェーンの板が立っているので、内部告発的情報もかなり露出されている。その真偽の判断は難しいかもしれないが、同種の複数のサイト、過去板を閲覧すれば、何が本当で、何がガセであるかのある程度の判断はできるだろう。

各本部のHPには成功者のサクセスストーリーが華々しく記載されている。はたして、現状はどうなのだろうか。ドミナントされ、また、他チェーンとの競争にされされて、青色吐息かもしれない。インタビューの日付を見てみると、2〜3年前なんていう記事を未だに載せている場合があった。



確かに、個人商店レベルの契約(最下位の契約レベル)で契約しているオーナー達は、敢えて語るのも痛々しい程、本当に大変だと思う。一時的な成功に酔いしれる暇もなく、スグに地獄にたたき落とされる。あり地獄にはまり、もがいても泣き叫んでも、誰も助けてくれない。自力でどうにかするしかない。

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堪え忍んで円満終了まで頑張っても、笑って辞められない。

当てにしていた保証金は、戻るどころか、多額の清算金の名の下に没収され、さらに追加清算金を請求される。
万が一、職が決まっていなかったら、本当に泣きっ面にハチだ。

職を失い、そして多額の金を要求される。

中途解約を試みても、違約金の問題が立ちはだかる。これは、5年以上の経営期間があれば、ほぼ違約金無しとの判例があるが、そう簡単にスムーズに話しが進むとは考えられない。また、5年未満の場合は、違約金の話しでこじれるのは目に見えている。某サイトで、経営意思の喪失、鬱病、精神病を理由に違約金なしの解約が可能とあるが、その真偽は不明だ。本部も経験値から、その辺の理由に対する対処法を何かしら学習して、合法的に本部の不利益にならないように対抗してくる可能性は否定できない。

また、各チェーンに設定されている、最低保証制度を利用して、月40〜50万円の利益配分を得る事も可能と某サイトで紹介していたが、その真偽は不明だ。数カ月は可能だろうが、本部がそのような状況を長期間放置するはずはまずないだろう。店内の棚がガラガラで、宅配便は扱わず、公共料金、各種支払いも受け付けず、トイレも貸さない、そしてつねにワンオペ状態。これでは、チエーンブランドを毀損させる行為を禁止している契約内容に違反してるぞ、と因縁つけられ、むしろ契約解除+違約金+損害賠償と多重の試練をしょいこむ可能性が危惧される。


いずれにしても、契約した時点で、本部のジビネスモデルにまんまと乗せられて見事にハマってしまい、そこから離脱するのには相当なエネルギーと資金が必要となると言わざるを得ない。

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しかしながら、商売は時の運。稀に、低ランンクの契約でも、競争店の出現無し、ドミナント無しでほぼ地域市場を長年に渡り独占して、安定的に成長している、若しくわ現状維持で長期的に利益を享受している店舗も確かに存在する。

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だが、私から言わせれば、常に、経営環境、労働環境の激変を覚悟しておかねばならないと思う。これも、かなりの精神的プレッシャーを感じるだろう。特に御三家の近隣での出店の情報を耳にした時のショックは、経験した人でないと理解できないほど、心臓に悪い。やがて、確実な業績悪化を予感しつつ、数カ月先の運命の日(競争店開店日)へのカウントダウンが静かに始まる。そして、不安と焦燥感で一時的にモチベーションがだだ下がりしてしまうのもやむを得まい。


当然、加盟は自己責任であり、本部を非難できないし、するつもりもない。

当ブログの目的は、事実の伝承だ。

しかし、まれに、興奮してしまい、本部批判のコメントがあったかもしれないが、それは、あくまでも常識的な範囲であると認識している。万が一、聞き苦しい、(見苦しい)内容があったのであれば、ここでお詫び申しあげたい。

ただ、どうしても、一言だけ伝えたい。


加盟はよく考えてから、ご自分で情報を収集してから、奥様の意見をよく聞いてから、そして、当ブログの20の理由をよくお読みになられてから、ご判断してくださる事を切に願います。


何度もくどいが、もちろん、成功されている方々もいる。多くは、大資本をつぎ込んで、ハイレベルの契約タイプで法人契約して事業として取組んでいる方々だと思う。恐らく、優遇的なロイヤリティが存在するのだろう。リスクを背負い込めば当然の果実かもしれない。また、最下位ランクの契約タイプでも、幸運にもご成功されているオーナーも確実にいらっしゃいます。


しかし、夫婦での個人経営では、自ずと限界がある。


例えが強引だが、株の取引において、資金的余裕がある人が現物取引で一億円分の超優良株100銘柄所有するのと、資金的余裕がない人が30万で信用取引を始めて、限度額一杯まで使って仕手株に手を出すのとでは、後者の短期的成功は見込めても、長期的安定は疑問だ。前者は、配当を手にしたり、利食いをするチャンスはいくらでもあるだろう。また、前者は数銘柄に評価損があっても、トータルでプラスなら、痛くも痒くもない。

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そう、私は、信用取引(フランチャイズ契約)で、限度額目一杯に仕手株(コンンビに経営)に手を出して、コケて(破綻)しまったに等しい。追証(追加費用、生活費)を用意出来なくて、退場(破産)を余儀なくされてしまった。


そして、何度も言うが、あくまでも自己責任であり、私一人が悪い。

絶好調の時に勇退出来ずに、徐徐に落ちぶれて見事に弾け飛んでしまった。

犠牲となった家内、子供達には本当に申し訳ないと思っている。



だから、私のような敗者になる可能性が充分にある事を念頭にいれて、選択して頂きたい。



「オレは、お前のようなヘマはしない。絶対大丈夫。」

ご成功をお祈り申し上げます。頑張ってくださいませ。


「なんだか、自信がないかも・・・」

低レベル契約であれば、お辞めになったほうが賢明です。

明るい未来のために、
自分の自由と平和のために、
自分と家族の幸のために。


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最後に、冒頭部分の質問のご回答はいかかでしょうか?

推奨No.1のミニストップ、やってみたいと思われましたか?



私なら、NO です。



なぜなら、私は、



Mで最終的に失敗した敗者であり、その経験的生き証人だからです。


仮に、Sでも、Lでも、Fでも、絶対にやりません。

なぜなら、コンビニ経営の想定されるハイリスクを乗り越えて行く自信がありません。(巨額の余剰資金があって法人事業主としてなら、挑戦する価値はあるかもしれないが、最下位契約タイプの個人事業主では、絶対にやらない、という意味です。)


ご訪問ありがとうございました。


追伸;某計画が浮上し、そのためには自らの体験チェーン名を公開しないと記事にできない可能性が出て来たため、敢えて公開させて頂きました。また、次回は「本部の神対応」をお伝え致します。
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2016年05月26日

本部の神対応〜感謝するべき思い出

ご訪問ありがとうございます。

M(ミニストップ)での約30年間、オーナーとして在籍していた訳だが、その期間の中で、本当に本部に感謝するべき事が何点かあった。

結果として、店を去ることにはなったが、不思議と本部に対する恨み、遺恨はない。多少の不満はあったが、すべて自己責任の言葉のもとで、すんなりと気持ちを切り替えられる。

むしろ、あの時は随分面倒をかけたなぁ、とか、マジ美味しい思いをさせてもらったなぁという感情が湧いて来ることも事実だ。


ある意味、Mでの時間は青春だったのかもしれない。

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楽しい事もあったし、辛いこともあった。
そして、ふと思い出してみれば、なんだかとても懐かしい。

そして、本部で世話になった方々に「ありがとう」と言いたくなる。

そんな、感謝の気持ちを抱かされた<事件>といったら大げさだが、そんな出来事をベスト10風に列挙してみたいと思う。

1位 契約7年後の初回契約更新後に、「お疲れさまでした〜」的にハワイ旅行がプレゼントされました。

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これは、オーナー、マネージャーの労をねぎらう、本部のおもてなしだった。現在、この制度が存続されているのかどうかは不明だが、その内容はかなりレベルが高かった。ホテルはハイアットリージェンシーのオーシャンフロントで最高の景観だった。

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私は、マネージャーの母親、子供二人を追加で参加させてもらい(もちろんこれらは有料)家族で楽しいひと時を過ごす事が出来た。全国からの権利を得た加盟店が40組ぐらいいただろうか。本部で設定してくれた豪華客船でのクルージング&ディナーが本当に素晴らしかった。

2位 当店のある商品の陳列ミスにより、お客様の身体にダメージを与えてしまった。一歩間違えると、失明の可能性もあり得るほどの重大ミスだった。激怒されたお客様に何度も足を運び、メーカー、本部上層部も巻き込んで謝罪に奔走した。しかし、お客様の怒りは収まらず、遂に損害賠償の裁判沙汰となってしまった。


「全ての責任は店舗側にあり、独立した経営者であるオーナーさんで全て解決して下さい。」


という展開を想定していた。

まぁ、当然だろう。

しかし、裁判は全て本部サイドで対応してくれたのだ。そして、なんとか示談にこぎ着けて、6桁の損害賠償金も本部が負担してくれた。

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もちろん、その後、損害賠償金の請求はされなかった。そして、一連の不祥事の全ての尻拭いは、なんとあの、執拗に契約違反を訴えていた、地区マネージャーがしてくれたのだ。オーナー自ら対応していたら、多大な時間と経済的負担を強いられていただろう。ただ、頭が下がる思いだった。


3位 それなりの事情があるにはあるが、マネージャー(妻)がシフトに出ないという契約違反を店舗閉店まで(リロケート前まで)大目に見てくれていた。

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契約違反を理由に、契約解除を言い渡されてもなんら不思議ではない。しかも、16年近くも違反状態でありながら、本部主導で、リロケートを演出してくれた。

当時、20万円台後半から30万円台前半の売上が続き、かなり追いこまれていた。本部部長の鶴の一声で、店舗移転が決定され、スグに実行された。しかも、この移転にともなう持ち出し費用はほぼゼロだった。閉店後の清算後、足りない資金(約100万)も本部が無条件で貸してくれた。こうして、第二の人生のスタートを切る機会を得る事が出来た。また、マネージャーがシフトインするのが絶対条件だった。(当然のことだが)

4位 移転後の3〜4年はまさに絶好調だった。しかし、その後、競争店が8店舗も増えて、かなりの苦境に陥り、売上も30万円台前半が定着してしまった。毎月のP/L(B/S)で、純資産割れになるスレスレまで落ちぶれてしまった。
純資産割れに陥れば、B/S上の純資産定額(150万)との差額分を本部に差し入れなければならなくなる。もし、出来なければ契約解除が待っている。

給料 0 の上、さらに本部にMoneyを徴収されるか、契約解除。

これは、絶対に避けなければならない。しかし、もう、自力回復はほぼ不可能状態だった。

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しかし、ここで、本部担当が上層部と交渉して、純資産割れに陥らないように実弾(資金)を注入してくれた。もちろん、それなりのなんらかの厳しいノルマが課せられたが、この超裏技で、何度も生きながらえて来た。

結果として、延命処置は功を奏さずに、自爆(破産)してしまった訳だが、本部担当の熱心なアドバイスと実弾注入には本当に感謝した。青色吐息のダメオーナーを切取り、新しいオーナーをぶち込めば、本部としたら加盟金をゲット出来るので、そうした方がベターだった筈だ。


まだまだ、ネタはあるのですが、以上で止めておきます。

なお、上記の話は、あくまでも想い出話です。現状でも本部が同じような対応をしてくれるかは全く不明です。




しかし、未公開株をくれなかったのには、未だに根に持ちます。(笑)


ご訪問ありがとうございました。



追伸:ふと思い出したので、5/29に追記します。

どうしても忘れられない出来事がありました。

この出来事こそ、第一位なのかもしれない。

開店2年経過後、マネージャー(妻)の父親が具合悪くなり、夜に危篤の連絡を受けた。確か、22時頃だったと思う。妻の実家は静岡だ。東名で飛ばしても、2時間以上はかかる。私は、ダメもとでその状況を本部担当に話してみた。


「オーナーさん、突然言われてもどうしようもありません。明日、誰か人を捜してから行くしかないです。」

というようなセリフを予想していた。



「人はなんとかするから、すぐに出かけ下さい!」

想定外の返答に感謝よりも驚きを感じつつ、店を後にした。

忘れもしない。理由は思い出せないが、東名の御殿場で通行止めとなっていた。地理不案内だが、下を走って、どこからか忘れたが東名に復帰して、なんとか病院にたどり着く事が出来た。そして、それから数時間後に、父親は静かに息を引き取った。本部担当の人的支援がなければ、親の死に水も取れなかっただろう。

次に、10年位前だったと思う。不運にもバイクでの帰宅途中で左折巻き込み事故にあってしまった。肋骨にヒビが入り、痛くて寝返りも打てず、ほぼ寝たきりとなってしまった。


「オーナーさん、深夜シフトが埋まらないのなら、誰か緊急に入れる人を一人でも多く探して下さい。」


当然の成り行きを覚悟していた。


しかし、本部担当はのたまった。


「オーナーさん、とにかく早く動けるようになってください。それまで、私がシフト埋めますから。」


ありえねー、と思いました。それでなくても、本部応援は時給2000円かかるよ、とかうそぶいて、暗に本部人的支援NGをいつも臭わせていたのに。

そして、一週間後に何とか動けるようになり、職場復帰を果たしました。



「オーナーさん、取り敢えず、本部支援料は次月のP/Lから引き落とさせて頂きますので、ご了承ください。」


これが、当たり前の流れだろう。

しかし、ちなみに、上記人的支援は全て、ノーチャージでした。

そして、上記の本部担当者はもちろん別人でした。

本部担当(SA)の中には、オーナーの不慮の事故的な人的苦境を自らの身を削ってでも助けてくれる人がいたのも事実だった。

追伸2:2位について説明不足のため、追記します。(5/31)
事故の内容は、本来棚陳列するべき商品を、商品にパンチングして(上部に穴あけ)フック陳列したため、商品の液漏れを引き起こし、その液がお客様の目に入ってしまったというもの。某スタッフが、独断で上手にフック陳列していたが、それを見よう見まねでやった別のスタッフは余白ではなく本体部分に穴お開けてしまっていたのだ。ちょっとの見た目では、識別不可能だった。

1.店の責任者の指導力不足。
2.本部の指導力不足。
3.メーカーの商品に対する安全対策の欠如、および想定される危険な陳列状態を把握していなかった。

お客様は、以上の点に激怒されていた。

また、本部主導の解決については、以下のようなご指摘もあると思う。

「お客さんは、本部に対して、提訴したんだろ?」
「それなら、本部主導で解決されて当然じゃないのか?別にあんたが恩義を感じる必要はないだろ。」

確かに、その可能性が大だ。しかし、もし、本部が訴えられたのならば、事件を直接引き起こした張本人のスタッフとその雇用主の私に、何らかの事情聴取とか裁判での証人喚問みたいなものがあってもなんら不思議ではないだろう。しかも、最終的にはオーナーの指導力不足、もっと突っ込んで言えば、フランチャイズ契約のどこそこの条項に違反していると指摘され、何らかの金銭的ペナルティ、下手をすれば契約解除までに発展してもおかしくない程の重大なミスだった。しかし、一切なにもなかった。何のおとがめも、要求も、ペナルティもなかった。

「もう、呆れられて、見捨てられたんじゃね?」
「契約解除の段取りしてんのかもな。」

そう思う位おもだった進展はなかった。そしてその後、裁判沙汰にもつれ込んだという話しまでは、小耳に挟んで知っていたが、それ以降の成り行きは、不気味に放置状態であった。

そして、私は、かなりの月日が経過して、思い出したように本部担当(SA)に聞いてみて、初めて事の顛末を知るに至った。


「ああ、その件は、○○マネージャーが裁判でケリをつけました。確か、○○万円払って和解したそうですよ。」


その後、すぐに、散々、私を追いこんでくれたマネージャーだが、確か、謝罪とお礼の一報を入れた記憶がある。

話しの細部は忘れたが、話しの最後に、「頑張って下さい」の言葉だけは鮮明に覚えている。
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2016年09月21日

自己破産できない理由

ご訪問ありがとうございます。


本日は、過去記事を読んでいて、ふと気がついたことを記します。


私は、コンビニ経営に行き詰まり、生活費が稼げないという状況に陥ってしまった。しかし、違約金が払えないので廃業もできない。そして、月ごとに負債が増え続け、家計は火の車から、燃え尽きる寸前まで悪化していった。一歩先の生活すら見通しが立たない。

そして、現代版徳政令の恩恵を受けることができた。

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しかし、通常、コンビニ各社は、契約に際して連帯保証人を要求してくる。

私の場合は、初回契約の時は、私の父親が快く引き受けてくれた。そして、その後父親が他界したわけだが、その後リロケートの再契約までは、連帯保証人は再要求されずに不在であった。そして、再契約の時の連帯保証人は妻でも大丈夫ということで別段その件に関しては苦労はなかった。

他社及び他のオーナーのケースに関しては何ら情報がないので、正直な話、私のケースが一般的なのかイレギュラーなのか不明だ。

万が一、この連帯保証人が自分の親兄弟とか、叔父さん伯母さん、友人知人であった場合は、そう簡単に自己破産という選択もできないかもしれない。

本部の狙い通りの成り行きだろう。

他人様に迷惑をかけて、自らの破産の道を突き進むのには己の良心との戦いになる。

そして、答えは NO に導き出されてしまう場合がほとんどだろう。


つまり、一度契約してしまうと、そう簡単には辞めれない、逃げられない、ということだ。

「一度捕まえた奴隷は、そう簡単には自由を認めないぞ。自由が欲しければ、自分を買い戻せよ!」(=違約金払って辞めろよ!)

「考えても見ろよ。脱サラの甘い夢を見て、自ら金を払って立候補してくれた、ノーリスクノーコストの全自動現金集金所番人(店舗オーナー)をそう簡単に手放すわけないだろ。契約をした時点で、本部の勝ちなんだよ。それぐらいいい加減わかれよ。」


本部の本音は不明だが、このように思ってるんじゃないかと疑いたくなるような事柄があまりにも多すぎる。


激怒するオーナーをよそに、契約書を盾に暴虐無人を繰り返す本部には、もはやなにも期待しないというのが基本スタンスにならざるをえないだろう。


こうなると、本当に逃げ場のない生き地獄、リセットのできない再挑戦不可能の希望のない人生に落胆し、生きる気力すら奪われるかもしれない。

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そう、私はある意味、不幸中の幸いであった。

私は、第三者に迷惑をかけることなく、マネージャー(妻)の道連れだけでコンビニ脱出をクリアできた。(いや、厳密に言えば、善良な多数の債権者様にも多大なご迷惑をおかけしてしまった)

しかし、妻にしてみれば、たまったもんじゃないだろう。

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勝手にコンビニおっぱじめて、長年母子家庭を押し付けられて、そして、50歳過ぎてから新天地(リロケート先)での就業と苦労。そして、バブルの尻拭いをさせられた挙句に、最終的には連帯保証人として破産の道連れ。結果として自己破産を強いられて、そして社会的信用を失い、金融資産をほとんど全部失い、現状青色吐息の貧困生活。

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「お前、よく離婚されなかったな。普通、奥さん逃げるだろ、そんなんじゃ。」

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まさしく、その通りでございます。

一言の弁解もございません。


一方的に迷惑をかけて、耐え難い苦痛を与え続けて、最後に不幸のどん底に突き落としてしまった。


本当に、苦労のかけ通しだった。本当にすまないと思う。

どんな謝罪の言葉も陳腐に響くだろう。


一生涯かけて謝意の念を抱き続け、恩返しするしかない。


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いや、その前に、マジで逃げられるかもしれない。(苦笑)



コンビニ地獄で苦しんでいる方に切にご提案させていただきたい。

不本意な生活を強いられているのであれば早急にコンビニ奴隷契約と決別するしかない。

契約満了、円満な話し合い、5年経過後の裁判による契約解約、違約金の支払い等可能な方法で最速速攻で行動するしかない。


Time is money.



そして最後の切り札として、状況的に、自己破産が許される環境であれば、躊躇は禁物だ。

ドロドロの経済難民に成り下がる前に、なんとか現状打破を図るべきだ。

コンビニ経営離脱者=経営管理能力欠如者=負け組=人生の落伍者=価値なし人間

あくまでも目安だが、これが、私が経験した世間一般的な元コンビニオーナーの評価だ。

そして、某派遣担当はこう付け加えた。

「コンビニ業界は体質的にブラックです。有給、社会保険を完璧に遵守しているオーナーは少ないのが現実です。」

その評判が、元オーナーの評価を下げているのも事実だろう。

また、特に、次に進むべき道、何らかのビジョンが何もない状態でのコンビニ離脱は、やはり厳しく断ぜられる。某派遣会社の担当者に面と向かって言われました。

「あなたの履歴書拝見して、お話をお伺いして、強く感じるのは、ご自分が何に目標を置いてこの先人生を歩みたいのかというビジョンが何も伝わってこない。あなたという人間に対して、何ら魅力を感じない。多分、他社の採用担当者も同じように感じるでしょう。」

しかも、大抵が、40代〜50代後半の方々であり、高齢者としても、その後の人生の職業の選択枝は極端に狭まってしまう可能性が大であり、悲しいかな、それが現実だろう。

なかなか難しいかもしれないが、できれば、コンビニ在職中に進むべき道を決めておくのがベストなのだろう。

そして、若ければ若いほど、チャンスはいくらでもある。



しかし、そう極端に悲観する必要もないと思う。

なぜなら、私ですら、職種を限定すれば、まだまだ現役で頑張れるフィールドが存在するのを身をもって体験した。

55歳からの就活〜残された人生をどう生きるべきかにて体験談を連載していますので、よろしければご覧くださいませ。

50歳半ば過ぎの私でさ、敗者復活戦に参戦して、何とか生き抜いている。

偉そうに言える立場ではないが、人生、これからと思った瞬間が、新たなスタート地点だろう。そして、そのスタート地点には、誰でも立てるはずだ。


最後に、ご参考になればと思い、公開させていただきます。

自己破産の手続きにおいて、ほとんどの提出書類は、原本をコピーして、弁護士に提出するという作業がメインだが、一つだけ面倒な仕事が課せられる。裁判所に提出する書類の中に、自らの破産に至った経緯を省みて、その反省文みたいなもの(陳述書)を提出しなければならない。これは、かなり重要な書類であるらしい。

「こいつ、借金を踏み倒すとは、とんでもない人間だ。しかし、一体、どうして、そうなってしまったのか、また、それに対して、今どのように考えて反省しているのだろうか。再犯の可能性はあるのだろうか。」

というような観点で審査されるようだ。裁判官の心情にそぐわなければ、当然免責は却下されるだろう。費用と時間の無駄は、絶対に避けなければいけない。なぜなら、もう後戻りは決して許されないからだ。

免責を勝ち取らなければ、意味がない。

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確かに、これは、かなり大変な作業であった。時系列で、人生の転機を思い出し、自分なりに反省点を見つけて、なぜそうなったのか、そしてこれからはどうするべきなのかを詳しく記さなければならない。

以下、その原本を公開させていただく。

同胞諸氏の何らかの参考になれば幸いです。

(お願い)部分的に〇〇で置き換えてある部分があります。ご了承くださいませ。


===================

現在に至る経緯


 昭和62年◯月◯日に脱サラをして夫婦でコンビニエンスストアーの経営を◯◯区で始めました。フランチャイズ契約を締結して、300万円支払いましたが、将来の成功と発展と繁栄を信じ決断しました。経営状態は順調に推移し、家内と共に仕事に励み充実した日々を送っていました。そして、いわゆるバブル経済と言われた平成元年に将来的に有望な資産と判断して千葉の横芝に現況宅地の土地を30年ローンで購入しました。 毎月の返済は9万程でしたが、バブル経済崩壊後も順調に滞納もなく返済していました。しかし、平成4年、平成7年に子供が生まれ、また義理の母親を引き取り面倒を見なければならない状況となり、徐々に経済的な負担が増えていきました。また、近隣に競合店の出店が相次ぎ店の売り上げもかなり影響を受けました。そして家内も喘息の母親と子供達の面倒で店の手伝いが出来ない状態でした。それでも、家賃の低い所へ引越しをし、(◯◯から◯◯へ)また、深夜一人で勤務して人件費を削減し月30万円の固定費を節減して、何とか切り抜けていました。しかしながら、平成13年に同居の義理の母が亡くなり、14年に私の父が動脈瘤の手術をして下半身不随となり、また平成16年に母親が脳梗塞で倒れ半身不随となり、想定外の出費に追われ、その後も私の両親の介護問題も浮上し、経済的にも精神的にもかなり追い込まれた状態に落ち入ってしまいました。また、平成17年に長女が中高一貫の私立中学に合格しましたが、不登校となりその後平成20年の次女の私立中学受験と同時に長女の私立高校受験が重なり経済的にかなりの負担を強いられました。またその頃、私の父親が亡くなり、経済的危機はかなり深刻なものとなりました。
 以上の状況のなかで、◯◯区から制度融資を受けました。

平成10年〜平成15年 900万円
平成15年〜平成22年 500万円
平成17年〜平成24年 500万円

 上記資金は、足りない生活費の補填、節電器械、防犯ビデオシステム導入等の設備投資への支払いへの一括返済、滞納していた税金、国民保険の支払い、金利の高い借入の一括返済などに使いました。

しかしながら、本業の店の経営がかなり悪化していて経営断念の危機を迎えていました。そのような時に、本部から、◯◯の店を閉めて埼玉の◯◯にある店舗を引き継いでやらないかという打診を受け、平成21年から新たに環境を変えて再挑戦の機会を得ました。

子供達の進学と母親の介護で多額の出費がありましたが、何とか平穏無事に店のほうも軌道に乗り夫婦共々日々営業努力し、売り上げ目標もクリアして充実した日々を過ごしていました。しかしながら、平成24年から経営環境が徐々に悪化していきました。またもや、近隣に競合店が増えて、売り上げが徐々に落ちて行きました。決定的なダメージは平成25年の春先に半径1キロ圏内に、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの御三家がほぼ同時に出店してきたことです。売り上げは月を追うごとに下がり続けました。休み無く働いても純利益が10万円代という月が続き、経営断念を決意せざるを得ませんでした。そして、その旨を本部に伝えたところ、フランチャイズ契約の解約には違約金が発生し、その額は、最低でも700万円を下まわらないとのことでした。
また、契約満了(平成27年3月)して円満終了でもいろいろな諸費用が発生して店の資産と相殺しても400万円ぐらいは本部に対して支払いの義務が発生する可能性が高いとのことでした。月々の支払いに追われて、借入が増えて殆ど自転車操業状態なのに、現状打破すら出来ない失望と絶望のなかで休み無く長時間労働しなければならなかったのは、まさに生き地獄でした。しかし、この頃、契約書を見ていたら、自分が破産宣告を受けたら契約は自動的に解約されるという条項を発見して、本部に対して、今のままでは生活がきないので、直ちに自己破産を申請する旨を伝えました。そしてその後、本部との話合いで以下の条件で違約金なしで契約の解約に応じるとの合意に至りました。

1.1月31日まで経営者として店を続ける。
2.最低保障で月20万の支給を保障する。
3.1月31までは自己破産しないで、各種引継ぎ、各種免許の名義変更、終了契約の締結が終了してから夫婦で自己破産すること。
4.直営店になっても自分たちが抜けた後も正常に滞りなく店が運営されるまで責任を持って指導すること。


今現在、店は直営となり、私たち夫婦は一アルバイターとして後輩の指導に当たっています。(4月上旬まで)

さて、今冷静に過去を振り返ってみて、今現在の経済的行き詰まりは、自分の近未来、将来に対する無計画無責任なお金の使い方がすべての原因だと思います。現状の経済状態で出来ること出来ないことを明確に把握して行動することが出来ませんでした。

子供の進学も私立は断念し、公立に行くように説得するべきでした。また、店の設備投資は見送るべきでした。借入も金利が安いからと言って無計画に借りてしまいましたが返済を細かくシュミレーションしてみるべきでした。何かにお金を使うときは、衝動買いせずに本当に今必要なのか冷静に考えるべきでした。

稼げば何とか成る!

という無計画無責任な思考回路の為に各債権者さまには多大なご迷惑をかける結果となり、本当に申し訳なく思い、深く深く反省している次第です。

再度人生をリセットするチャンスを頂けるのであれば、収入に合った身分相応の生活を心がけ何事においても常に冷静に判断してあらゆる面において計画的に行動できるように自分を変えていきます。そして、新たな仕事に打ち込み、家族の平穏無事と幸せを願い、充実した残りの人生を過ごして行きたいと思います。

大まかな現状に至る経緯と過去の反省すべき点とこれからの思考及び行動規範の目標を記しました。

===================


以上です。

(補足)区からの制度融資は、すべて完済していました。また、株取引に関しては、過去の2年間分の取引を全て書面で提出していたため、ここでは触れませんでした。また、長女の不登校は、長期病欠でした。


ご訪問ありがとうございました。
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2016年10月02日

最低保証が無理な理由

ご訪問ありがとうございます。

つい先日、当ブログでもリンクさせて頂いている『コンビニ経営相談室「あかり」』さまのブログに、当方の「自己破産できない理由」が「コンビニ経営者の実態。5年生存率は?」のタイトルの元で紹介されていました。

管理人さま(nag4087さま)の長きにわたる流通業界でのご経験から、コンビニ業界の闇に対して独自の視点で厳しく切り込み、明確な論点で持論を展開されています。私の暗くて、面白みのない下手くそなブログよりも確実に格上のブログに取り上げられて、光栄かつ感謝の念にたえません。そして、そのコメントの中で、

「なぜ最低保証の適用を受けなかったのか?」

というご意見を多数拝見いたしました。別段、この件に関してノーコメントでも差し支えないと考えておりましたが、コンビニ経営にご興味のある方がご覧になって、

「そうか。いざって時は、最低保証でなんとか生活できるんだ。よし、やろう。決断した。」

という流れになってしまったら、それはそれで問題アリと感じ、その最低保証の権利を行使できなかった理由をきちんと公表する責任があると思い、「あかり」さまの当該記事のコメント蘭に投稿させていただきました。

以下、その原文です。

===================


2016-10-01 00:03:27
2◯条(オーナーの適正な仕入れ、在庫と維持管理)
ミニストップイメージに適合する種類、数量の商品の仕入れ継続、適正な在庫品の維持をしなければならない。この条項に違反する行為は、ミニストップイメージを傷つける重大な違反となることをここに確認しました。また、その店舗イメージを守る目的のために、本部がオーナーの代わりに商品等の発注をし、品揃えをすることを承諾します。
4◯条(加盟店総収入の保証)*加盟店総収入=売上総利益(粗利) - ロイアルティ
保証の条件:本契約の各条項に違反がないこと。
保証適用後の加盟店の義務:本部の書面、口頭による指導事項に従い、適正な在庫、適正な従業員配置等の営業努力を行うこと。
上記義務条項に一つでも従わない場合:違反指摘後、10日以内に改善しない場合は、保証適用をいつでも取り消すことができる。また、場合により、同時に本契約の解除もできることとする。
4◯条(本部からの契約解除)
(1)経営に関する本部の指導、助言を無視した時、書面発送7日後、違反を改めずに、義務の履行を行わない場合は、本契約を解除できるものとする。
(2)本部の経営に関する指導、助言を再三にわたり無視した時、事前通知、催告を要さず直ちに契約解除ができるものとする。(ML契約の一部の概要、表現は多少変えてあります)

「コンビニ経営相談室あかり」のnag4087さま、「コンビニ経営を辞めた20の理由」の管理人Sun9でございます。前回に引き続き、今回も記事のご紹介をして頂きまして、ありがとうございました。
「多くが経済的な問題を抱えたままやめられている。自殺、自己破産、等コンビニ経営をされていた方はその方向に誘導されている。」というお言葉は、まさに究極の真実だと思います。本部と名乗る団体に搾取され続けて、やがて身ぐるみ剥がされて、地獄の底に叩き落される。「こんな状況で経営者を募集し続けていることは、企業倫理に悖るということ。今の状況のままではコンビニ業界は、破綻してしまうと思います」というお言葉も全くその通りだと確信します。引き続きnag4087さまのコンビニ業界の暗黒記事、貴重なご体験談の投稿を心待ちにしております。

nag4087さま、この場をお借りして、最低保証をなぜやらなかったのか?というコメントにお答えさせていただきたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。

冒頭の契約内容では、最低保障を勝ち取り、継続的適用はほぼ不可能です。強引に、商品不要、客不要、従業員不要のないないづくしを決行すれば、即契約解除、多額の違約金が待っています。

手抜きなしの最大限の営業努力にもかかわらず、粗利が規定額に満たない場合は、それを補填するという内容です。本部指導に従い、廃棄を規定額維持して、全ての発注数量も本部推奨を守り、前向きな新規商品導入、定番商品の規定導入率を維持するなど、そのハードルは高すぎる。また、万が一最低保障適用になっても、本部のストーカー的な経営干渉、無謀な各種ノルマを課せられて、もはや奴隷以下の生活を強いられる可能性大でしょう。過去記事(1700万円最低保証に思う)でも触れているように、本部の人間が適用と維持を無理と言っている制度に何の意味がありましょう。ミニストップの契約に関しては、最低保障はあってないに等しい条項と言わざるをえない。(あくまでも、当時のML契約に関して)

また、契約書では、(経営の許諾地域)として、公然とドミナントの可能性を唄っています。さらに恐ろしいのは、4◯条(契約の自動終了)です。本部と店舗大家さんとの契約が消滅した場合、本部と私とのフランチャイズ契約も自動終了となるという条項です。自動終了とは、無保証の一方的な契約解除です。自分が必死に築き上げてきた優良経済基盤を一方的に突然失うことになります。これは、とんでもないリスクです。実際、私は、このリスクが現実のものとなりかけました。仮に、リロケートできる店舗が見つからなければ、強制閉店となり失業状態となってしまう。また、リロケートする、しないに関わらず、店舗閉店のための商品の原価割れ販売を余儀なくされ、加えて店舗閉店の清算金が発生し、多額の負債を本部に対して抱え込むことは免れない。また、金融機関(銀行以外)に多額の借入金がある場合は、リロケートの契約の審査を通過できる可能性はない。想像したくはないが、この条項を悪用、大家さんと虚偽通謀されたら、本部は、いとも簡単にオーナー切りに動けるということになる。ある程度の資産があり、店舗経営が不調な場合は、危険だ。上記条項を盾に、強制閉店させられて、多額の清算金を請求されて、資産を泣く泣く処分しなければならないという事態に陥るということも否定できない。また、契約更新時に上記条項を持ち出して、強制閉店という場合もある。この件に関しては、実際に体験者から話を聞いたが、自らの意思とは無関係に、本部と大家さんとの密談で自分の人生が突如変わってしまうというのには怒り心頭だが、泣き寝入りするしかない。契約書に書いてあるから受け入れるしかない、と悔し泣きしていました。また、4◯条(契約期間)では、オーナーの地位は継承できない、と記されている。法人契約であれば、何ら問題ないが、基本的に個人契約である廉価版ML契約では当然かもしれない。これは、すなわち、オーナーはいずれはその地位を本部に剥奪されるということだ。具体的に言えば、オーナーが死去、病気で就業不可能となった場合の契約の終了、解約に伴う多額清算金を払う約束をさせられているのに等しい。(最近は、ニューMLという契約タイプが新設されたと聞くが、その内容については、不明です。当コメントは、あくまでも、私の就業当時の話です)契約したら、最後は、見事に経済的苦境に誘導されていくシナリオが用意されている。

つまり、本部と契約した時点で、もう末路が見えていたことになる。契約の読み合わせで、おかしいと思ったら、疑問点を抱いたら、具体的に納得いくまで質問するべきであった。いや、疑問すら感じ取れなかった自分は、もうそこで敗者が決定していたということだ。確実に愚か者であったと自覚する。自業自得であり、究極の自己責任だろう。まさに、本部の完勝だ。

コンビニ各社によって、その細かい契約内容は秘密のベールに包まれている。私が交わした契約書にも5◯条に(秘密保持)の取り決めがある。これは、廃業後にも適用され、それに反する場合は、規定の損害賠償金を請求するとしている。その賠償金は、契約解除の違約金と同額とのこと。なんと廃業後までも、オーナーを精神的に拘束している。ハンコを押している以上従わないわけにはいかないと恐れおののく元オーナーたちは多いのではないか。本部による非常無常の実体験による条件反射的反応だろうか。そして、世間にあまり公表されない不平等契約だからこそ、そこには想定外のとんでもない不平等な条項が隠されている可能性がある。

私は、20代でオーナーになり、50代半ばで破綻した。100パーセントコンビニ経営失敗が原因であるとは言えない部分もあるが、(バブル期の借金)しかし、FC法の制定がない日本においては、各本部のやりたい放題は否定できない。40〜50代半ばを過ぎて、新たなる人生をコンビニ経営で全うしようと決断される前に、今一度、よくご検討していただきたい。私の「辞めた20の理由」、失敗した私の体験談、想定される各種のリスクの存在が少しでもお役に立てれば幸いです。もちろん、当ブログ、「あかり」さまの記事を精読されれば、自ずと答えは導き出されるはずだと思います。nag4087さま、長文のコメントとなってしまいましたことをお許しくださいませ。

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(補足)7、L、Fに関しては、契約タイプによっては確実に問題なく最低保証店を作り上げることが可能とのコメントがありました。コンビニ各社において、その契約内容はかなりのばらつきがあるものと認識するべきと思います。そして、コンビニ本部は、自分たちの都合のいいように平気で契約内容をいじってきます。当然、現状可能な契約内容も、来月から無効であるということも十分あり得ます。そして、その変更内容を踏み絵にして、契約継続(更新)の可否を試してきます。あくまでも個人的意見ですが、この最低保証制度も各社独自に退化していく可能性は否定できないと思います。

「あかり」のnag4087さま、自らのコメントとはいえ、勝手に転記させていただいたことにお詫び申し上げます。


ご訪問ありがとうございました。
タグ:最低保証
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2016年11月16日

コンビニを辞めたいと思った20の瞬間

ご訪問ありがとうございます。


本日は、コンビニの長きにわたる運営期間において、

「ああ、もう無理。限界。辞めたい。」

という衝動にかられた瞬間を思い出して記事にしてみました。

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コンビニオーナーという立場上、その責任だけは確かに独立した経営者だ。

そして、あらゆるトラブルの矢面に立たされ、お客様の理不尽なクレームにも24時間不手際なしで対応しなければならない。

どんなにメンタル面で鉄のハートを持っているはずだと自惚れていても、些細なことですぐ打ちのめされてしまう。
オーナーといえども、生身の人間だ。精神的ダメージを受けて、瞬間的に発作的に弱気になってしまうこともしばしばあった。

「あああ、もうやだ。もう無理。早く辞めたい。」

こう感じてしまったご経験があるのは私だけではないだろう。(多分)


約30年の間に、幾度となく嫌な思いをして、何度も辞めたいと思う瞬間がありました。

しかし、現実的には辞められないし、時間の経過とともにその痛みも中和されてしまいました。そして、おめでたく、

「いや、試練は乗り越えるためにある。失敗、クレームはチャンスと考えよう。」

と考え、自分を鼓舞した。



しかし、これらの辞めたい事件が、ゲリラ的に時間差攻撃で頻繁に身に降りかかってきたら、どんなタフな人間でもかなり追い込まれてしまうはずだ。

これは、当ブログタイトルの「コンビニを辞めた20の理由」とはまた別の角度でコンビニ運営の困難の一面を知っていただけると思う。


1. スタッフがドタキャンして寝たばかりなのに叩き起こされた時

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これは、かなり精神的にストレスとなる。睡眠すら突然取り上げられてしまう。特に、スタッフの風邪とか突然の体調不良の場合は、止むを得ず、仕方ない、と諦めるしかない。また、高校生の場合、保護者(親)からの連絡が店舗に入り、ほぼ一方的にドタキャンが演出されてしまうこともあった。経験的に言えば、ドタキャンの理由は体調不良、祖父母の死去が圧倒的に多い。稀に、親の入院とか、友人の交通事故というのもあった。本当かよ?って気もするが、バックれる気満々の輩は、まず100%来ない。笑えるが、あれ?おばあちゃん何人いんの?みたいなヤツもいた。

眠たい目をこすりながら、

「やってらんねーな。体がもたねー」と感じてしまいます。

2. シフトを終えて、自宅でくつろいでいる時に、クレームの連絡が入り、その謝罪と事後処理のために店に向かうことになった時

自分がミスして、ケツを拭くのは仕方ない。しかし、全スタッフの不始末に24時間対応しなければならないのが、オーナーの責務だ。

「これ、無理だろ。一人で対応できるわけねーだろ。」と感じてしまいます。

3 親の法要の最中に、クレームの連絡が自分の携帯に入り、激怒しているお客様にひたすら謝罪していた時

クレームは時間と場所を選ばず、突然やってくる。すぐ現場に急行できればいいが、都合で遠方にいるときは、かなりのストレスとなる。どこにいようとも携帯の着信音に怯えなければならない。

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「外出先でも、落ち着いて過ごせない。もう、やってらんねー」と感じてしまう。


4. 棚卸しをして、原価で30万とか40万とか想定外の高額なロスが出た時

3か月ごとのマイナススペシャルイベントだ。たいてい、ロスが計上されて、利益配分に悪影響を与える。

「知らない間に金がなくなっていく。何のために働いてるのかわからねー。やってらんねー」と感じてしまう。

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5. 長時間シフトの連チャンが断続的に続いた時

高校生の試験シーズンとか突然の主力の退職で、長時間労働を長期間余儀なくされる。疲労困憊でまさに生き地獄だ。

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「コンビニに殺される。やってらんねー」と感じてしまう。

6. 店舗内で多額の売上金、現金を紛失した時

時として、金庫から、レジから、金がなくなる。原因は不明だが、誰かがパクったに違いない。内部にドロボーがいるってことか。24時間レジに張り付いていられない。24時間金庫番なんてできない。防犯ビデオを見返す時間もない。

「もう、嫌だ。人を疑わなければならないのは辛い。やってらんねー」と感じてしまう。

7. お客様に理不尽な文句(クレーム)を言われた時

店舗側に落ち度があれば、オーナー個人に問題があれば致し方ないことだが、あまりにも些細なことで怒り出す人が後を絶たない。しかも、スタッフへの矛先も全て自分が真正面から受け止めなければならない。

「もう無理。精神的に持たない。やってらんねー」」と感じてしまう。

8. 深夜一人の時、不審な人物が入店してきた時

この恐怖は、経験者でないと理解できない。明らかに危険な雰囲気の人間が、入店してきて、店内を徘徊して、たまに視線があう。そして、手洗い場でいきなり手を洗い出したら、恐怖感MAXだ。

「怖い。こんな恐怖感に耐えられない。命がいくつあっても足りねー、逃げ出してー」と感じてしまう。

9. 深夜一人でいる時に、通りすがりのDQN軍団が店舗外の駐車場を占拠し騒いでいる時

これも恐怖そのものだ。集団で店に乱入されて、騒がれたらどうしよう。ゲリラ的にパクられたらどうしよう。また近所から苦情の電話が来るだろう。いや、その前に近所から警察に通報されて、逆恨みされたら困る。いや、警察に早めに連絡した方がいいかもしれない。他のお客様と喧嘩でもされたら大変だ。それに、ワンオペのためトイレにも行けない。そして、連中に気に入られて、連日来られたらたまったもんじゃないだろ。とにかく、納品の片付けがはかどらない。悩みは尽きない。

「あー、もう無理。なんでこんな思いしてまでやらなきゃなんないのか?」と感じてしまう。


10. 消費税が払えない時、払える見込みがない時

消費税は、預かり消費税として毎月計算されオーナー指定口座に利益配分とともに振り込まれる。この辺の事情に関しては、42話コストゼロの借入金で詳しく記事にしているので割愛させていだたきますが、40万〜70万円の税金を払えないという事態に毎年遭遇する。借入金でなんとか乗り切ってきたが、それすらめどが立たなくなってしまう。もうなんとも言えない絶望感で生きた心地がしない。

「まともに税金も払えない。自分の責任だが、やはりまずいだろ。この消費税地獄から逃れたい。もう辞めよう。」

何度そう思ったことでしょう。

11. 夏場、電気代が30万を超えた時

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これは痛い。セブンくんは電気代の負担が少ないようだが、(その分ロイが高いだろ、と言われればその通りですが)
ミニは全額100%オーナー負担となる。夏場は、エアコンの設定温度を気にして、バックルーム、イートインの電気の節電に気を付ける。しかし、夏場は、どうしても30万円以上かかってしまう。

「30万円って、何?電気代払うために働いてんじゃないっての。やってらんねー。」

夏場は東電の請求書を見て毎年落ち込む。

12. 久しぶりに自宅に帰り、次女を抱きかかえたら、泣かれた時

第3話生き地獄の頃の話ですが、次女が生まれて、あまり自宅に帰れなかったために、完全に嫌われてしまいました。抱き上げたら、
「ママ〜、ママ〜、」と恐怖感むき出しで泣け叫んでいました。何とか逃げ出そうと、もがいた為、娘を落としそうになってしまいました。

「あー、こうやって娘達と疎遠になってくんだろうな。なんかアホらしいな。辞めたほうがいいのかも。」

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瞬間的にそう思いました。

そして、それが、まさに正論なんだよって、その時は気がつきませんでした。

13. 朝方、一人勤務の時、持病の痛風の発作が悪化して、歩けなくなった時

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これは辛い。年とともに、経営環境が悪化してゆく。そして、それに比例して自分の健康状態も劣化してゆく。何か持病でもしょいこんだら、それこそ大変な事になる。特に、ワンオペで人件費を浮かさなければならない状況であれば、健康状態は常にベスト状態に保たないと、痛い目にあう。

痛風の発作が出て、靴も履けない、歩けない状態でも、我慢してやらざるをえない。マネージャーを当てにできればいいが、そうできないケースがほとんどだった。

片足で、ケンケンしながら弁当をレンジに入れる。ケンケンしながらタバコを取りに行く。

何も知らないお客様に、

(こいつ、ふざけてんのか?)

と思われても仕方ないだろう。


「痛風の発作のリスクもあんのかよ。もう無理。痛くて死にそう。もうやってらんねー」


自らの健康管理の失敗を認めつつも、痛風の激痛には戦意喪失となった。

14. 深夜に突然の腹痛、急性の下痢でトイレに頻繁に駆け込まなければならなかった時

これも悲惨だった。特にワンオペの時だったので泣きたくなった。お客様の切れた瞬間にトイレに駆け込む。そして、腹部の鈍痛。

「年齢的にもうワンオペは無理かも。しかし、経費削減はこれしかない。命を削れってことか。無理だろ。」

健康面でかなり弱気になったのも事実だ。

15. クリスマスの予約商品(チキン丸焼き)が期日に未入荷だった時

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これは、都内の店舗での事件だった。クリスマスの予約商品が欠品していたのだ。当然、お客様の引き渡し時間に間に合わずに、とりあえず代替品として、無料で店内販売用のチキンレッグをパーティーの人数分お持ちした。確か10本位だった記憶がある。そして、業者が夕方近くに現物を持ってきたので、私が、至急デリバリーして、なんとか円満に解決できたが、経験の浅い自分は、かなり面食らった。

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「きちんとミスなく仕事したのに、何でオレが本部サイドのミスの尻拭いしなきゃなんないの?」

「自分にミスがなくても、本部の不手際の責任はこっちで処理させられるのかよ。やってらんねー。」

当時の偽らざる気持ちだった。

本部サイドの不手際で、とんでもないクレームが発生することもあるのが怖い。

16. 淹れたてコーヒー、手作りおにぎり、惣菜の作り置きが始まり、FF商品が負担に感じられた時

辞める直前の話だが、これは、本当に大変だった。

まず、コーヒー。淹れたてコーヒーを銘打って売り出したのだが、そのオペレーションに問題があった。セブン方式ではなく、いちいちペーパーでドリップしていたのだ。しかも、そのコーヒーポットを事前に温めるために湯せんをして、お湯を捨てるという作業が繰り返された。

ポットを温めるだけのために湯沸器からMAX温度のお湯を目一杯そそぎ込み、規定時間後全て惜しみなく捨てる。

これ、本当に水とガスの無駄遣いだろ。水道代もバカにならない。

そして、ホットコーヒーの賞味期限が3時間だった。売れなければ、全て廃棄処分。しかも、味の劣化と温度低下のクレームが少なからずあった。この3時間おきに作り置きするプレッシャーは並大抵ではない。人件費もその他のコストもかなりかかる。

何で、セブン方式でやらなかったのか? 未だに疑問だ。本部首脳の迷走としか言いようがない。

コンビニコーヒーと言えばセブンカフェというような、一人勝ち状態といっても過言ではない気がする。

しかし、少なからず、時系列では、ミニの方が早くコンビニコーヒーに参戦していた。そして、セブンくんに美味し所を根こそぎ持って行かれた感がある。

また、手作りおにぎりと称して、コンビニ店舗内で米を炊飯してスタッフが手作りで提供するという新たな仕事が誕生した。これは、リスクが高く、人件費もかかり、衛生管理も大変で完全にお荷物状態であった。賞味期限も業者のおにぎりより短く、廃棄処分も時として半端なく出た。

これは、その後、必須ではなく店舗の選択制となったらしい。当然だと思う。

それでなくても、ミニはFF商品が多い。特に夏場は、ハロハロとパフェとかのコールドデザートで忙しいのに、余計なものに時間をかける余裕はない。

「あー、もう無理。本部の言うように FFは対応できない。やってらんない。」

多くのオーナーが感じていただろう。


迷走の限りを尽くした当時の社長の運命はご想像にお任せしたい。



17. トイレに悪質ないたずらをされて、その始末をしている時

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子供のオムツすら替えたことがないのに、他人のそれを始末するのはかなり抵抗がある。単に便器に付着したそれを清掃するというレベルなら別段何ら問題ない。しかし、鏡、壁、便座に塗りたくられたそれ、床、手洗い場に山盛りになっているそれ、ケツを拭いたペーパーが辺り一面に散乱、新品トイレットペーパーを丸ごと便器に捨てる。

トイレの扉を開けて、それらの光景が目に飛び込んできた時の衝撃はかなりのサプライズだ。

犯人を特定できても、捕まえられない。証拠があっても、推定はできるが断定できない。

「クセーな。こんなことがずーと続くのかよ。あーやだ。やってらんねー。」


と思ってしまいます。


18. 内部不正を発見して、犯人が特定された時

これは、辛い。特に、信用していた人間がやらかした場合は、本当に虚しくなる。

「そういうスキを作ったオメーが悪いんじゃないの?自業自得だろ。」

そうかもしれません。でも、スキがあってもやらない人はやりませんよ。

悲しいが、内部不正発覚と犯人特定は、コンビニ運営では避けて通れない暗黒部分だろう。

19. 収納代行の店舗受領書枚数がレジ記録枚数よりも多い時

これは、本当に心臓に悪かった。

各種収納代行で、お客様に店舗受領印を押印して、受領書を切り離し手渡す。そして、残りの店舗控えはレジの中に収める。例えば、10件受け付ければ、10枚レジ登録して、お客様に受領書は10枚手渡し、店舗控えもレジの中に10枚格納される。

朝方に、レジ精算を行い、当日の売上金を確定させ、収納代行店舗控えもレジ登録枚数分あるかどうか確認する。

「あれ、75件受け付けてるのに、76枚あるよ。」

もう一度確認するが、一枚多い。


きたー、ロシアンルーレット並みの恐怖。


誰かが、一件分、金をもらわずに領収書を渡してしまったのだ。

ありがちなのは、収納代行伝票を複数枚手渡されて、一枚重なっているのに気付かずレジ登録してしまい、ハンコを押す時に、その未登録の伝票も含めて全部押印してしまうというパターンだ。つまり、10枚手渡されて、9枚レジ登録し、ハンコは10枚押して、10枚手渡してしまうというケースだ。これも、レジ登録件数と現物の枚数の確認を確実に行えば、気がつくはずだが、レジに追われてしまうと、確認がいい加減、または、確認せずに受領書を渡してしまうことがある。

そして、恐ろしいことに、この受領印が押された収納代行は、有効であり、その未収の金額部分は店の負担となってしまうことだ。万が一、この空押しの収納代行金額が高額でも、無条件で、本部会計で弁償する形となる。

さらに、恐怖は続く。この、未収金額は、レジを通ってないので、レジ不足として営業日報上、表面化されない。

「一体、いくら弁償させられるんだ?」

もう、心臓が破裂しそうだった。

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収納代行店舗控え金額を全て足してそのトータル金額と営業日報上の収納代行金額とを付き合わせれば、その未収金額があぶり出され、その伝票も特定できる。しかし、収納代行伝票が100枚以上とかになると、計算機で計算するのもかなり厄介となる。もちろん、計算違いのリスクもある。

そして、仕方なく、一枚一枚店舗控え金額を見て、営業日報上に記載されているその金額を消してゆく。

これは、心臓ばくばくもんだ。

最悪、高額金額が最後に残ったら、それが未収の伝票だ。

あと残り5枚。

39850円、9600円、3650円、1360円、980円。


勘弁してくれよ。39850円が残ったら、どうすんのよ。

まさに、ロシアンルーレット並みの恐怖だった。


「こんな他人の単純ミスで、この恐怖と経済的損失。もう無理。やってらんねー。」


20. 当月の利益配分が借入金の毎月返済額を下回った時

破綻直前の無残な現実。

この絶望感は、計り知れない。

必死で働いても、焼け石に水。

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借り入れのメドも全て閉ざされている。

マジで、冷や汗が出た。

どうしよう。

いや、もうどうしようもない。


「もう、無理。やってらんねーだろ。辞めるしかない。」


しかし、そう簡単に辞められないのが、コンビニフランチャイズ契約。

「辞めたい」と思うのは自由だが、「辞めれない」不自由を突きつけられて愕然としてしまう。



むしろ、辞めたいと思った時に、素直にやめておけば、破産の道は免れたかもしれませんね。

そう、コンビニ経営に関しては、辞めたいと思った時が、辞めどきなのかもしれません。

それが、最終的には、ベストな選択だったと後から分かる時が必ず来るでしょう。

忍耐も大切だが、結果がマイナススパイラルへの誘導であったら、全く無意味だろう。


「おバカか? 報われない努力はないだろう。てめーみたいな敗者が偉そうにほざくなよ。」


おっしゃる通りでございます。


しかし、私のような脱落者が少なからず存在しているのも、これまた事実でございます。


コンビニは、利用するものであって自らやってはならない。


当グログの記事をご覧いただきまして、少しでもそう感じ取っていただければ幸いでございます。


ご訪問ありございました。



posted by Sun9 at 21:01| つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月08日

メンタルリセット方法

ご訪問ありがとうございます。


家内にJR某駅に迎えに来てもらい、そのまま買い物へ出かける。家内は今ポケモンGOにはまり、私は、助手席でいつもモンスターボールを各所で取らされる。

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めんどいと思いつつも、ツムツムのハート送りとこのモンスターボールゲットは、今や私のルーチンワークとなってしまった。


本日は、帰宅後、家内にインスタントラーメンを作った。

彼女はラーメン屋さんブランドの札幌味噌味がお気に入りだ。

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焦がしネギ油を作り、ニンニクと生姜を少々加えて、仕上げの秘伝の調味油として最後に加える。その調味油で炒めたもやしとキャベツを山盛りに麺の上に乗せて提供する。

私は、焼きそばを作り、彼女と共に遅い朝食を摂る。

食後は、コーヒーを淹れるが、彼女は真冬でもアイスコーヒー派なので、私とは別々に淹れる。

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コーヒーのドリップも私の専任のルーチンだ。

お弁当を作ってもらっているお礼と考えれば、これらは別段当たり前のことだろうし、何ら苦痛はない。

そして、つけっぱなしのテレビの音も一つのBGMだ。

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何気ない日常の会話であっという間に心地よい時間が過ぎてゆく。


本当に何気ない、当たり前のような退屈な日常かもしれない。

しかし、還暦を数年後に控えるこの瞬間まで、しみじみとこのまったりとした時間の経過を感じることはできなかった。

そして、夕方、大学から、会社から帰宅した娘達と夕食を共にし、これまた、ありふれた会話で時間が楽しく過ぎてゆく。

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退屈そうな、ありふれた平穏無事な家庭の時間。

夫婦お互いもう頭に白いものがかなり混じり、お互いの顔面のほうれい線も年季が入り、お互い揶揄したりする。

「あなたの顔、それブルドックみたい!」

これには、正直少々傷ついたが、私も負けてなかった。

「自分こそ、もろ豚顔じゃん!」


その後の展開は、ご想像にお任せいたします。(汗)


痛風ではあるが、朝食でスーパードライの35缶を1本堪能し、夕食では赤ワインをグラスで一杯しみじみと味わった。

これが、いわゆる一家団欒というものなのか。

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こんなありふれた当たり前のことが、後どれぐらい体験できるのだろうか。

残された人生を大切に生きたいとつくづく思うのも年をとった証拠なのだろうか。

家内のためにも、子供達のためにも、そして、何よりも自分自身のためにも、全身全霊をかけてそうしたいと強く思う今日この頃である。




もうすぐで、コンビニから逃避して早3年が経過しようとしている。

無駄な人生を過ごしたなんて言っちゃいけないし、言う気もない。

私は、それでもいいだろう。

ただ、家内と子供達には本当に苦労のかけ通しだったのが辛い。

特に家内に対しては、感謝の気持ち以上に罪悪感を強く感じる。

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残された人生をもう一度、リベンジしたい。

全ての己の過去の愚行に対して、リベンジ、と言うよりも、反省材料として、教訓として生かし、新たなる成功を掴み取りたい。

目標を抱き、努力し、結果を出す。
安定的な経済的優位性を確立して、緩やかにリタイヤしたい。そして、平穏無事な自由な時間に酔いしれて、ゆっくりとまったりと余生を楽しみたい。


しかし、年を積み重ね、現状の処遇を考えれば、悲観的にならざるをえない。


人生に対する、生きてゆくという意欲、モチベーションの維持が時として困難なものと感じてしまう。

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寝る前にふと考えてしまう時があった。

「このまま、朝が来なければ楽なんだろうな。」

人間って、ふっと軽い気持ちで、衝動的に人生の幕を下ろしてしまうのは、こんな精神状態の時なんだろうか。

冷静に自問自答している自分も、かなり病んでいたのだろうか。

後期のコンビニ運営時代の最悪な時期は、本当に危険な精神状態であったのかもしれない。

業績悪化、収入減少、借金増加、自転車操業、借入不能、ここで、何かのスイッチが入っていたら、発作的に自ら絶命した可能性も否定できない。

破産できた自分は、むしろ幸せな方だったのかもしれない。

たまたまアベノミクスの波に乗り、株で短期間で破産費用の100万円が工面できたのは、奇跡に近い。もし、破産できずにいたら、一体どのような人生が待ち受けていたのだろうか。考えてみても鳥肌が立つ。

コンビニ経営という罠にはまり、もがき苦しみ、二進も三進もいかなくなり、ついには、夜逃げ、自ら命を絶つという悲惨極まりない現実は確かに存在する。

そのスレスレのところまで入り込み、その地獄の入り口に立たされた自分は、その辛さは痛いほど理解できる。

どんなに頑強な精神力を持ち合わせていても、苦境のコンビニにどっぷりとはまり込んでしまったら、まずメンタル面でかなりの打撃を受けるだろう。

生きるも地獄、死んでも残された家族は地獄。

生き地獄を耐え忍ぶ日々に悶々として、命が削られてゆく。


私は、コンビニを辞める決断をしてから、メンタル面で沈没しないように、マイミッションなるものを6編作り上げて、バイク通勤中に必ず毎日、念仏のように唱えていた。

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そして、コンビニを離脱後も、気持ちが負けそになった時は、いつもこの呪文に助けられた。

それらの中でも、一番のお気に入りをご紹介します。これは、無意識レベルでも、他のことを考えていてもスラスラ言えるようになるまで、潜在意識にすり込みました。

これは、55歳からの就活〜残された人生をどう生きるべきか スマホ版のトッページに多少アレンジされて記されていますが、オリジナルは、これなんです。

メンタル面に難ありの自分は、精神的にくじけそうな時、この呪文を唱えると、自然と心が安らぎました。

ぜひとも、オリジナルの座右の銘を作成して自分の潜在意識にインプットしておくことをお勧めします。

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確実に、効果があります。(と思います。)


私みたいに、高齢でコンビニを離脱した場合、かなりの確率で、あらゆる状況で、精神的に苦境に陥るのは避けられない。そのためにも、いつでも自分の精神状態をリセットできる環境、方法を作っておかないと、かなりしんどい思いをすると思います。


マイミッション:精神編

いかなる状況に陥ろうとも
決して負けない、
めげない、
諦めない。
強靭な精神力をもって
これに立ち向かい、
そして乗り越え、
自分の定めた目標に向かって
日々努力を積みかせねる。
そして、最終的には
目標を達成して、
あらゆる人、物に
感謝をしながら、
日々明るく元気に楽しく
プラス思考で仕事して、
生活をしている。



ご訪問ありがとうございました。


posted by Sun9 at 00:26| つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月26日

クリスマスの思い出

ご訪問ありがとうございます。



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2016年も残すところ、あと僅かとなりました。

昨日のクリスマスは、私は泊まりの仕事で、上の娘は社員旅行、下の娘は大学が休みで家にいたそうです。

メンバーが半分のクリスマス。

クリスマスケーキがないクリスマス。

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チキンがないクリスマス。

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スパークリングワインもなし。

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シャンメリーを卒業して、かなり経つが、アルコールなしの「メリークリスマス!」は少々寂しい気もするが、家内と次女は、普通に楽しく食事をしたそうです。


クリスマスの思い出といえば、やはりコンビニ運営中の出来事ばかりが鮮明に蘇ります。

本部ノルマによるクリスマスケーキの当日売りの大量発注。

「売れる訳ねーだろ。」と思いつつも、ついスケベ心が出てしまう。

「あーあ、10個も残っちゃったよ。」

高単価のクリスマスケーキは規則により当日賞味期限では販売できないので、当日仕入れ分を当日売り切らなければ、かなりのダメージを食らう。24日に仕入れれば、賞味期限は25日だが販売期限は24日までということになる。

そして、夕方に半額処理しても、売れ残りが出る。

「これ、どーすんのよ。糖尿病になれってことかよ。」

主力のパートさん、フリーターさん達に、丸ごとタダで引き取ってもらって、夕方のバイトさんたちにも切り分けして食べてもらっても、2〜3個は自宅に持ち帰るのが定例だった。

深夜明けにワンホールのクリスマスケーキを一人で食べる。もちろん、家族にも協力してもらう。

ある意味、贅沢に見えるが、毎年同じようなケーキが残るので、家族にも飽きが見て取れた。そのうち、子供達も、アイスケーキがいい、なんて言い出して、廃棄ケーキ処理班は私一人の仕事となってしまった。

「もう無理。食べきれん。」もったいない話だが、処分するしかなかった。

23日〜25日まで、そのようなケーキ攻めにあい、確かにウェストのサイズアップに貢献していた。

でも、これ、すべて、廃棄費用がかさみ、クリスマスケーキに関しては、ほぼ確実に毎年赤字でした。ケーキの廃棄だけで、トータルで2〜3万円(原価)はかかったと思います。

クリスマスチキンに関しても特需に振り回されて、忙しさだけが浮き彫りとなりました。こちらは、ある程度利益が取れました。しかし、自店舗で揚げて提供するという作業はかなり大変でした。昨年の販売データをもとに、時間帯で冷凍チキンを解凍して管理するのはかなりリスクがあります。予定通りの販売がなければ、解凍したチキンが無駄になり、そのまま冷蔵庫の中で廃棄になるというケースもありました。

「もったいない。10本も持ち帰るか。」

解凍した廃棄のチキンをフライヤーで揚げて、持ち帰るのも例年のマイスペシャルワークでした。


「おめー、バカじゃん。それじゃ、仕入れなきゃいいじゃん。やらなきゃいいだろ。本部のいいなりになって踊らされたあんたがアホなだけじゃん。」


そうなんですけど、やはり、自宅でクリスマスができないストレスで、目一杯店内をクリスマス装飾品で派手に演出して、お客様に少なからずのクリスマスサプライズを与えつつ、少しでもクリスマス気分を味わっていただき、同時に、自らも多少なりともクリスマスの雰囲気を味わいたかった、という部分がありました。

そのような状況の中で、メインのケーキがなかったり、超品薄であったりしたら、ある意味ブラックジョークでしょう。

各種様々なクリスマスケーキを見て、テンションがクリスマスモードに突入し、

「そうか、クリスマスか、チキンでも買ってくか。」という流れになれば、嬉しいです。しかし、メインのアイテムがなければ、何か違和感を感じるのではないでしょうか。

「この店、ヤル気あんの?売る気あんの?クリスマスなのにケーキもないのかよ。」

失望されたお客様のリーピートは期待できないでしょうし、クリスマスコーナーの売り場の棚がまず格好がつかないでしょう。

まぁ、ある意味廃棄は自業自得であり、クリスマスケーキも、ある意味、クリスマスを演出するオブジェに過ぎなかったということでしょう。

この感覚は、年末年始の正月においても継承されていた。

古典的、伝統的な凧を、10個ぐらい店内に飛ばす。つり糸で臨場感があるように配置する。エアコンの空気がうまい具合に凧にあたり、いかにも空を舞っているかのような錯覚を与える。

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また、羽子板をうまく天井から吊るす。その他にも正月っぽいアイテムを天井から吊るす。

レジ前にはお供えを派手に飾り付ける。(廃棄物だが)

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正月ジオラマが見事に仕上がり、それに自ら酔っていたのだろう。


しかし、正月用の限定品は売れなかった。

特にお供え、おせち料理はまず売れ残りの方が多い。

ただし、年賀状とお年玉袋は、毎年波があったがまあまあ売れた。


一番難しかったのは、元日から3日までの弁当類、牛乳などの乳製品の発注であった。

特に、当店においては、元日のおにぎり、弁当類はまず売れなかった。


「クリスマス、正月は、もう勝負は絶対しない。廃棄になるのが目に見えている。馬鹿な仕入れはもう来年からは絶対しない。」


廃棄の山を前にして、毎年同じ誓いを立てるが、そのシーズンが到来すれば、また負け戦さが目に見えているのに、ついそのムードに流されてしまう。

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オーナーをそのムードに引きずり込むのが、本部担当の役割なんだろう。


しかし、今、こうして思い出してみれば、いい思い出だ。

20代、30代、40代、そして50代半ばまでのクリスマスと正月は、確かに辛い部分も多かった。トラブルも何かと多かった。何度も辞めたいとも思ったこともあった。

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しかし、半ば強制的にそのシーズンの到来が来れば、必然的に頭がそのムードに引き込まれ、その雰囲気を醸し出す演出に精を出していた。自宅で満足に味わえないクリスマス、年末年始の雰囲気を何気に自店舗で楽しんでいたのではないか。いや、うまく本部の術中にはまっただけだろと言われても仕方ないが、楽しんでいたというのも事実だったと思う。


今、冷静に振り返ると、コンビニ時代のクリスマス、正月は、それほどマイナスイメージはない。あったとしても、それもひっくるめていい思い出だったと言える気がする。

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痛みは全て時間の経過とともに忘却される、でしょうか。



しかし、現状でコンビニを運営されているオーナー夫妻には、本当に大変んな時期に突入したことになる。

クリスマス、年末年始のムードなんかに浸ってられないのが現実であり、早くこのイベントを無事に乗り切りたいというのが切実な願いとなる。

まず、年末年始のシフトが十分に埋まらないのではないか。

特に、大晦日の22時〜翌日8時までは、本当に私も苦労した。大体、24時以降にワンオペにならざるを得なかった。そういう時に限って、酔っ払いのDQN軍団がいきなりやって来て閉口させられたりする。原チャリ少年軍団に駐車場ジャックされたりしてしまう。

そして、何が大変かといえば、朝方ヘトヘトの時に、元旦発売の各スポーツ新聞が、1部、2部と別梱包で納品されてくる。そして、それを自分で一つに統合しなければならない。部数もかなりあるので、一人でやるとかなりの時間がかかった。ある意味、非常に虚しい作業であったと言える。


しかし、時代の流れとして、コンビニも24時間やっていた時があったんだー、という時代がもう間近に迫っているような気がしてならない。

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某ファミリーレストランが24時間営業から足を洗った。この流れは、もう止まらないだろう。


しかし、24時間営業が終焉しても、オーナー夫婦からの搾取的な奴隷契約が改善されない限り、低ランク契約のオーナー夫妻に明るい未来は期待できないし、ないかもしれない。


やはり、自由を手にするには、自らその進むべき道を決断しなければいけないのだろう。


クリスマス、年末年始を振り返ってみて、家族との楽しいひと時が思い出として残る人生も貴重だと思う。

少なからず、出来ることならば、家族でクリスマスツリーを飾り、クリスマスケーキを切る時の子供達の嬉しそうな顔、チキンを美味しそうに喜んで食べる子供たちの様子等をビデオに収めたかった。写真でもよかった。

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ほんの、些細なクリスマス劇場でもいい、いい夢を見せたかった。

一般的な家庭で出来ることが、なかなかできないのが、コンビニ運営家族の日常であり、宿命です。

父親一人の自己満足で子供たちの日常を破壊してしまった私は、それが辛い思い出です。


社会人の長女が、今日、普通に言いました。

「週末、家族でお泊まりなんて一度も経験してないから、わからない。」

母親の某質問に対する何気ない長女の言葉に罪悪感を感じました。



家族の日常を無残に破壊し、家族の日常に少なからずのプレッシャーをかけ、時として多大な犠牲を強いることもあった。

その異常な現状に気がつき、早急に改善するべきであったと猛省する。


子供達も、成人して、大人になれば、自分の時間は自分で管理し、親も容易には介入できなくなる。当然、家族単位の行動も自ずと減少し、やがては、親もとを離れて行くのだろう。


だからこそ、子供たちとの時間は大切に共有して、たくさんのいい思い出を作るべきだと思う。

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ズタズタのコンビニ地獄にはまり、家族との時間を犠牲にして苦渋の日々を余儀なくされているのであれば、迷いは禁物だ。

ご自分のためにも、ご家族のためにも、コンビニ脱出計画を早急に考え、決断するべきだ。


自由を手に入れて、家族の時間を取り戻そう。


大きなお世話で、かつ断定的な表現で、大変恐縮ですが、経験者の反省文としてご認識していただければ幸いでございます。


ご訪問ありがとうございました。

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2017年01月01日

2017年元日のご挨拶

ご訪問ありがとうございます。


まずは、2017年1月1日のご挨拶をさせて頂きます。

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あなた様は、初詣は行かれるのでしょうか?

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境内は艶やかな雰囲気でまさに新年にふさわしい絵図でしょうね。

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そして何よりも嬉しいのが、お決まりの年に一度のおせち料理ですね。

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そして、連日、ご馳走攻めに遭い、いやでもベルトの穴をずらすことになるでしょう。

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でも、正月といえば、やはりこれですよね。

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細かくランダムに切って、鰹節と醤油とみりんで和風に仕上げたそれは、日本酒の絶好のつまみになりますよね。

また、小腹が空けば、気軽にこれですよね。

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そして、妻は、毎年気合いを入れて箱根駅伝にガチモードになりますが、必ずすぐに居眠りをしてしまいます。そして、はっと目覚めて、スマホでツムツムしながら、BGM的に駅伝を聞き流しているのでしょうか。ダラダラと時間を無駄に過ごしても許されるのが正月ですよね。

子供達も自室に引きこもり、何やらやっています。漫画を読んだり、溜まったテレビの録画を見たりでしょうか。

私は、元日は仕事で、2、3日が休みです。今も、別段やることもないんですよね。

そこで、このブログの更新に全力投球です。


思うに、このブログももう早20ヶ月も続けてきました。

あまり面白みも無く、暗く人のやる気を削ぐ内容ばかりだなとご指摘されれば、否定しません。

冷静に見れば、人生の落伍者、敗者の弁明、負け犬の遠吠え、そして究極的には死に損ないの懺悔録なのかもしれませんね。(苦笑)


よく健全な人が、自ら自分の人生にサヨナラした人に対して、

「人間、死ぬ気になれば、なんだって出来ただろ。甘えるんじゃないよ。死ぬ気でやってみろよ。」

なんていう言葉をよく耳にしますが、私も同感だと思っていました。

「死ぬ根性があるなら、その根性で、生き抜いてみろよ。頑張れよ。」


しかし、ここに重大な勘違いがありました。

死のうと思う人は、根性で、死ぬわけじゃないんですね。

しかし、無理矢理、一大決心で、意に反して、気合いで、自ら命を断つという方も、中にはいるかと思います。よく、死にきれなかった、という人がそういう状況であったのではないかと推測されます。そういう人には、死ぬ気で頑張れよ、と論してもある意味筋が通ると思います。

しかし、死ぬことに対して何の抵抗もないほど、死と同化してしまっている精神状態の人。

そこには、死に対する恐怖も苦痛もない。むしろ、死に対して憧憬すら感じてしまっている人。

ただ、楽になりたい。永遠に眠りたい。精神を自由の領域に解放したい。

恐怖心も苦痛も超越してしまっている精神状態。

丁寧に遺書をしたためて、靴を揃えて、地上にダイブする。

その人に、恐怖心があったとは言い難いと思います。


そういう人に対して、

「死ぬ気でやってみろ。」という言葉が、いかに論点がずれているか、無意味であるか私にはある程度理解できます。

コンビニ経営絶不調で、経済的危機に陥り、もうどうにも身動きが取れない。


「ああ、もう無理。消えて無くなりたい。」

発作的にそういう感情に襲われました。

「あー、もうこのまま朝が来なければ、本当、楽なんだろうな。」

寝付く前にこんな思いがたまによぎりました。

そこには、恐怖心もなければ未練も迷いもない。ただ、あらゆる現世的不都合により束縛された自分の魂の解放だけを考えてしまう。


「おめー、死ぬ気なら、なんでもできんだろがよ!」

この時期に、このように誰かに励まされても、多分こう言ったでしょう。

「あんた、死ぬ気になったことあんのかよ。ないだろ?そんな人間に、何がわかる?心配してくれるのはありがたいが、無責任なこと言うなよ。」

そうなんです。死を想像し、予感し、希望した人間しか、その精神状態は理解できないでしょうね。

だから、死相すら感じさせるほど、相当落ち込んでる人間に対して、「頑張れ!」なんて無責任な発言はできない。

現状の苦境を聞いて、すべて肯定してあげるのがせめてもの贈る言葉(アドバイス)だろう。(と私は思う。)



ただ、私の場合は、冷静に我に帰れば、死ねば楽だろうが、死ぬのは、多分やはり苦しいのだろうと思いました。

絶命の、その断末魔には、少なからずの恐怖心があった。

この恐怖心が多少なりとも存在すれば、人はなんとか生きることを選択せざるを得ない気がする。

そして、この恐怖心さえ感じ取れなくなったら、いや、その恐怖心を敢えて感じ取ろうとしなかったら、また、感じ取る気持ちすら持ち合すことがなかったら、かなり危険な領域に入り込んでしまったということだろう。


その恐怖心以外に、多くのコンビニオーナーたちが、自らの人生の幕引きを迫られ、決断する要素は、何か。

やはり、それは、家族の存在ではないだろうか。


そして、私は、消去法的に生きる道を選ばざるをえなかった。

いや、生き抜こうと前向きに決心した。

「死んでも、何も解決されないだろ。残された家族はどーすんのよ。自分だけ逃げていいはずはないだろう。」

ある意味、大げさかもしれないが、家族がいなければ、今、この世に存在していなかったかもしれない。


だからこそ、命の恩人である家族は、残された人生をかけて、大切にしなければならないと思う。



そして、躊躇なく、破産した。

一瞬にして、生活環境が激変した。

督促の電話もピタリと止み、そして、借金は一瞬にして消え去った。

こうして、人生再チャレンジの切符を手に入れた。

失ったものも多くあったが、勝ち取ったものの方が多い。

そして、時間的、精神的な自由を手に入れて、生きる術を見出すことに全力を注げるようになった。

まだまだ、迷走中ではあるが、方向性は見えてきた。

努力する対象が分かってきた。


そして、新年を迎え、新たなる目標を立てた。



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失ったもの、それは、経済的な余裕である。日々の生活に追われ、生活苦、貧困から抜け出せない。まずは、貧困から脱出し、自らの生活基盤を再生させる。そして、さらに、上昇気流に乗せる。



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小さな成功の積み重ねを築き上げて、稼ぐ力を身につけて、自ら浮上し、躍進する。そして、いずれは、これを手に入れる。



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会社に雇用されずとも、自ら経済的優位性を築き上げ、そのシステムを構築する。それを管理し、維持するのが、私の最終的な仕事だ。

これは、決して、夢物語で終わらすことはできない。

年金も払ってない自分たち夫婦にとっては、この道しか残されていない。

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必ず、そこまで到達しなければ、また、いつ、永遠の眠りからの招待状が届くがわからない。


「お前、ついにイカれたな?」
「そんなのが可能なら、誰だってやってるだろ。」


おっしゃる通りでございます。

誰でもできますし、可能性はいくらでもあるんです。

小さな実績は作りました。

さらに、ある程度の成功と形が確認できれば、必ず記事にしますので、ご期待くださいませ。


コンビニ離脱の50代以上の高齢シニア組は、やはり自分で自力で、稼ぐ力を築き上げていかなければ、平穏無事な老後など期待できないだろう。

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時間を切り売りして、高時給模索の稼ぐモデルは、いずれ我々シニアにはもう通用しなくなる。

そうなる前に、自分の時間を大切に使い、稼ぐ力を身につけて、自由になり、老後を安泰に過ごす。

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これ、誰でもそう思いつつも、なかなかできないと考えてしまいますよね。

でも、やるしかないです。

そして、できます。


ご訪問、ありがとうございました。

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2017年02月02日

マスコミの逆襲か〜セブンイレブンの闇が遂に報道される

ご訪問ありがとうございます。


遂に、審判の時が来たのか。

マスコミがこぞってセブンイレブンの闇の部分にメスを入れる事態が起きた。お茶の間にブラック体質ををさらけ出し、その異常かつ悲惨な事実が明るみにされた。

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〜 親会社セブン&アイ・ホールディングスの広報センターなどによると、女子生徒は1月後半に風邪のため2日間(計10時間)欠勤した。26日にアルバイト代を受け取った際、給与明細には25時間分の2万3375円が記載されていたが、15時間分の現金しか入っていなかった。手書きで「ペナルティ」「9350円」と書かれた付箋が、明細に貼られていた。

 店側は「休む代わりに働く人を探さなかったペナルティー」として、休んだ10時間分の9350円を差し引いたと保護者に説明したという。

 広報センターの担当者は毎日新聞の取材に「加盟店の法令に対する認識不足で申し訳ない」と話した。「労働者に対して減給の制裁を定める場合、減給は1回の額が平均賃金の1日分の半額を超え、総額が賃金総額の10分の1を超えてはならない」と定めた労基法91条(制裁規定の制限)に違反すると判断したという。

 厚生労働省労働基準局の担当者は「代わりの人間を見つけるのは加盟店オーナーの仕事」と話す。母親は「高校生にとっては大金。立場の弱いアルバイトが差し引かれ、せつない」と語った。





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これは、まさしく異常だろう。

破産したこの元オーナーですら、違和感を感じるし、そのバイトの女子高生が本当に気の毒だと思う。ドタキャンしたとか、無断遅刻常習者であらかじめ就業規則に取り決めがあればある程度の金額は致し方ないかもしれないが病欠でのこの扱いは異様としか言いようがない。

一般的な会社でも、休むなら他の人間を探せ、代わりの人間が探せなかったので罰金払え、なんてありえないですよね。


しかし、同じオーナーとしての経験者から言わせれば、その気持ちは痛いほどわかってしまうのが悲しい。


「甘えるんじゃないよ。こちとら、風邪ひいても怪我しても休めない。病気になるのは体の自己管理できない自分が悪いんだろ。病気で休むなんて全て自分の責任じゃないか。せめて、その穴を埋めて休めよ。替わりの人間を自分で見つけてくれよ。それができないなら、とりあえず出てこいよ。その状態をオレが見て確認して、オレが判断する。」



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これに近い感情に支配されたことは確かに私にもある。だが、そんなこと言えるわけがないだろ。


「よし、あと1時間で帰れるぞ。今日は忙しくて、疲れたな。15時間労働からやっと解放される。家に帰ったら一杯やるか。」


そして、病欠のドタキャン連絡が来たら、そりゃ、がっかりするし、頭にもくる。


「ふざけんじゃねーよ。殺す気かよ。やってらんねー。」


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このオーナーの行き場のない怒りが、その無謀なペナルティーとして具現化されたのだろう。

だが、現実問題として、インフルエンザだったら、無理して来られても大変なことになるだろう。また、無理に出勤させて、万が一勤務中に倒れて救急車騒ぎにでもなったら、それこそ責任問題に発展しかねない。

一応、可能な限り、自力で他のスタッフに当たってみてくれと伝えるが、まず無理な場合がほとんどだ。それこそ、週二回程度で夕方シフトしか入っていなければ、他のスタッフとそう会う機会もないだろう。そして、オーナー自ら緊急のチェンジ要員を探すことになる。そして、誰もいなければやはり自分が埋めることになるのだ。

そもそも、なぜオーナーは代わりの人間を探してくれと無理難題を押し付けてくるのか。

これには、オーナーサイドのある思惑が見え隠れする。事実、私も同じ気持ちだった。そのカラクリはこうだ。

いかなる理由であろうと、突然に当日シフトに穴を開けられたら、たまったもんじゃない。なんとか自力で、同僚、先輩、後輩に声掛けをしてもらい、万が一にも救世主が現れれば儲けもんだし、そのスタッフ間のコミュニケーションがシフトの代打の打診として、店舗の文化、暗黙のルール、自然な流れとして根付いて習慣化されれば、オーナーの負担はかなり減らすことができる。

「了解。この前、助けてもらったから、今度はオレが代わりに出るよ。」

スタッフ間のシフトの交代の貸し借りがうまい具合に回転すれば、オーナー自ら人を探す手間も、自ら代打シフトインするリスクも抑えることができる。

これは、慢性的な人手不足編でも触れたが、親子、兄弟シフトによるお互いのシフトをカバーし合うという事例に近い効果がある。事実、このシフトの貸し借りがスタッフ間でメジャーなルールみたいになれば、本当に助かる。

しかし、この暗黙のルールも万全ではない。そのルール通りいかない事態も、当然覚悟しておかなければいけないし、現実に自分が緊急のシフトの穴埋め要員となった場合は、クタクタでもヘトヘトでも受け入れるしかない。

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これは、ある意味本当に辛いが、耐えるしかなかった。

帰宅時間を前提に無意識で体力のペース配分をしている。オーナーといえども、突然の残業はかなり心身にダメージを与える。命が削り取られてゆくのが自覚できるほど、疲労感と失望感に包まれる。しばし立ち直れない。

だが、それが、コンビニオーナーなのだ。

そういう事態も想定して、24時間生活していなければいけないのだ。問題を起こしたオーナーは、その自覚が足りなかったのではないか。偉そうに言える立場ではないが、それが奴隷の宿命と腹をくくり、諦めるしかない。私も、似たような事例はかなり経験した。


「わかった。それじゃ、こっちでも探してみる。次回シフトもダメそうなら早めに連絡してね。じゃ、お大事に。」


自力で見つけられない連絡が来たら、平常心でこう伝えるしかない。(怒った口調でないという意味)

しかし、ペナルティーなど有り得なかった。


この事件で、コンビニ業界はさらなる人手不足に見舞われるだろう。

一番怖いのは、労働基準法もろくに理解してない人間がオーナーをやっているという事実がマスコミを通じて世間一般に認識されてしまったことだろう。

それじゃ、有給休暇なんて絶対に取れないに決まっている、と推測されてしまうだろう。レジで不足を出したら、弁償させられるに決まっている、と連想されてしまうだろう。労災保険にも入ってないと勝手に判断されてしまう。

ブラック体質のマイナスイメージが連鎖して推測され、ますます人が集まらない業界となってしまうのはもはや避けられない。真面目に努力して、好調な店舗も、人材の面に関してはこれからの苦境が浮き彫りになってくると想定される。


さらに今回は、あの業界ガリバーのセブンイレブンの失態をもろにロゴマーク(店舗看板)を出して、報道している。

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個店での不始末ではあるが、本部の不始末でもあるという見方が自然だろう。

同社が2015年にブラック大賞に輝いた時は、マスコミはこぞってその事実をシカトした。広告業界において最大顧客のセブンを怒らせたら、それこそ生き残れないほどのパワーがあったからだろう。

しかし、今回は、堂々と名指しで報道しているし、その特集においては堂々と批判のコメントも聞かれた。

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この流れは、一体何を意味するのだろうか。

私が、以前、コンビニ業界の再編(2)で予測した流れがきているのか。

カリスマを失ったセブンは、まさしくそのサインを出したのか。

そして、今回の報道は、セブンのペナルティー事件を報道すると同時に容赦なくコンビニ業界の闇を突いてきた。日テレの昼間の番組(ミヤネ屋)で報道されていたが、全てセブンが主犯格と感じさせる構成と感じてしまったのは私だけだろうか。その内容は、コンビニの表舞台からは想像もできない、かなり悲惨な慣習だ。



店舗オーナーによる販売ノルマの強制は平然と蔓延している。

特に最王手のセブンのそれは、かなりディープだという。私の甥っ子も、大きなクリスマスケーキを2個も買わされたとこぼしていたのを思い出した。

代表的な事例として、お中元、お歳暮、クリスマスケーキ、おせち、恵方巻き、土用のうなぎなどがあげられる。さらに、コンビニ各社の主力の電子マネーカード(S=nanaco、M=waon等)の販売ノルマがあったりする。

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確かに、天性の才能で、人様に売り込みをして、上手に販売に繋げることができる人も中にはいるが、そんなのは奇跡に近い。

「クリスマスケーキは、もうお決めになりましたか?もしまだなら、よろしくおねがいします!」

と微笑んで、無差別的にカタログを渡したところで、外のゴミ箱に直行だろう。かわいい愛嬌のある女性ならまだしも、きもい中年オヤジや、根暗風のオタク系お兄さんがアプローチしたところで、その効果はかなりゼロに近い。

そんなのは、オーナー自身が一番理解しているはずだろ。つまり、ノルマが達成されないのは100も承知なはずだ。しかし、本部担当から昨年対比クリアーを名目に、厳しい数字を突きつけられているオーナーは、もちろん自己消費もするが、手に余る部分は他のスタッフ達にノルマという形で押し付けて、少しでもノルマを消化しなければ、店舗販売ノルマを達成できない。

これは、店舗スタッフにとってはいい迷惑だろう。ノルマという精神的プレッシャーをかけられ、挙句の果てにはそのノルマ達成のために苦し紛れで自己買取の道を選択せざるを得ない。

20個のノルマを課されて10個自己買取。それでもノルマには満たないが、オーナーとしたら御の字だろう。少しでも店舗販売ノルマが減らせれば、有難いはずだ。


ある意味、販売ノルマとは自己買取のノルマなじゃないのか?と言えなくもないだろう。

さらに、バックルームには販売実績の棒グラフをご丁寧に作成して目立つところ掲げてある店もある。

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こういうことを高校生とか大学生に、社会の厳しさを学ぶべきとか吹聴して、一方的に押し付けているのが表面化された訳だが、こういう事実は、あまり知られていなかったようだ。

これでますます、コンビニ業界での人手不足の深刻化は決定的となってしまった感がある。

事前にこのようなノルマの説明がきちとなされて、雇用契約書にも明記されていれば、問題ないという話があったが、このノルマの説明を受けて、いったい何人の人間がやる気を起こすだろうか。

「お中元、お歳暮、クリスマスケーキ、おせち、恵方巻き、土用のうなぎには販売ノルマがあります。」

「ノルマを達成でなかった場合はどうなるんですか?」

「ご家族とか、友達とかに協力してもらって、なんとかノルマに近い数字は達成していますよ。」

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ここまでの説明を聞いて、ほとんどの人が希望バイト先リストから外すだろう。



今回のセブンイレブンのブラック体質の一面が報道されたことは、まさにある時代が動き出した証拠だろう。

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今後さらに攻撃的なコンテンツが垂れ流される可能性は高いと見ている。

カリスマを見限り、迷走するのか、一時的な停滞を経験して、さらに業績を伸ばしてゆくのか、まさに一寸先は闇だ。

しかし、マスコミの豹変ぶりを見せつけられて、セブンの一人勝ちを否定的に捉える傾向が出てきたのも見逃せない。三菱化したローソンがここぞとばかりに市場に参戦(オーナーの大量募集)しているのはその辺に理由があるのか。

そして、御三家による、さらなる熾烈な戦争がもうすぐ幕が切って落とされるだろう。

そして、悲しいかな、犠牲者は常にオーナーとマネージャーだ。

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各社のドミナント戦略、他チェーンによる侵略的な出店攻勢、ミニスーパーの乱立。厳しい現実が襲いかかる。そして、戦争に巻き込まれたら、それこそ生き死にの戦いになるだろう。

なんとしても生き残るべく努力し、家族をも巻き込み、自らは疲弊しきって命を粗末にしてしまうリスクを取るのか。

余力のあるうちに現状に見切りをつけて、新なる旅立ちを目指すのか。

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それは、オーナーの決断次第だ。


しかし、健康だけは、くれぐれも気をつけて頂きたいと切に願うばかりである。


ご訪問ありがとうございました。



posted by Sun9 at 23:07| つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月16日

バレンタインデーの思い出

ご訪問ありがとうございます。

昨日は、バレンタインデーということで、あなた様は素敵な時間をお過ごしになられましたでしょうか。

男性から女性に贈る逆チョコ、女性が友達に贈る友チョコなど、昔に比べたらその応用範囲はかなり強引に広げられているような気がしますが、お祭り好きの日本人には好都合なイベントとして、さらに進化していくのでしょうね。

例年、義理っぽいチョコを娘達からもらっていたが、今年は、かなりレベルアップしていた。

まず、長女が前日にサプライズ的に唐突に手渡してくれた。

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「パパにあげても、いつもお返しなしだからなぁ」

本音を家内から聞かされて、去年は現金で5000円づつ二人に渡した。

正直、これは痛い。なにしろこちとら破産者で、預貯金ゼロだ。しかも、バブル不動産に手を出して、一生涯のおこずかいを配偶者から没収された身だ。

義理の姉(嫁のお姉さま)から頂いたお年玉をキープしていて、なんとか乗り越えることができたが、今年のホワイトデーがもうかなりのプレッシャーだ。

その甲斐があっての結果だとは思いたくないが、たぶんそうだとしても当然のなりゆきだろう。

そして、次女はメモ付きの手作りチョコだった。

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これは、かなり手が込んでいて、普通のチョコ、エアタイプ、抹茶ノーマル、抹茶のエアタイプとかなりレベルの高い出来だった。

あまりの美味しさに、一気に口にしてしまい、呆れられてしまったが、マジウマであった。

やはり実弾(現金)の力は恐るべし!



また、嫁からは自然消滅状態であったバレンタインのセレモニーは、遂に今年復活した。

な、なんと、通風ではあるが、歓喜に震えた。

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アルコール禁止の身分でありながら、嫁自らその掟を破ったのだ。

「あなた、最近、元気ないから。これ飲んで、気分転換して。」


泣かせます。

薄給で、いつもお金がない、ない、ない、と騒いでいる彼女にとっては、よほどの覚悟がいたはずだ。


こんなにバレンタインデーを楽しんだのも初めてのような気がする。


毎年、売れ残りのチョコを仕方なく持ち帰り、蒸せるほど口にすれば娘達の義理チョコもかすんでしまっていたのだろうか。

思うに、バレンタイン商品はもうすでにコンビニでは売り上げを取れない時代となってしまった気がしてならない。立地にもよるのだろうが、住宅立地ではかなり厳しいのではないか。

コンビニでいったいどんな人がバレンタイン商品を買うのか。

商品の種類とボリュームを求めるのであれば、スーパー、専門店などで購入するのが定番ではないかと思われる。

コンビにではもはや低額の義理系のチョコと15日のごめんなさいチョコしか売れないのではないか。

私も、この時期かなり廃棄を出して閉口した。年ごとに昨年対比を割り込み、晩年では、もう季節エンドの棚(コンビニ出入り口に一番近い棚、たいていは出入り口に一番近いレジの前の棚のこと)3枚でしか展開しなかった。

100〜300円クラスの義理系しか動かない。そして、高額ものは見事に売れ残り、値下げ(ほとんど半額)をしても売れない商品は売れなかった。確実に赤字だった。本部担当は、ノルマを背負い込んでいるのか、必ず昨年対比でプラスの数字を発注するよにしつこく案内(強要)してくる。

そして、廃棄の山を目の当たりにして、もう絶対本部の言いなりにならないぞ、と強く決心するのだが、そのシーズンがくれば、なぜかまたその気になり、根拠のない確信に振り回されて、博打をしてしまう。その繰り返しだった。

商戦ムードを盛り上げて、オーナーをその気にさせて、いかに大量発注に繋げるか。それが本部担当の腕の見せ所なのだろう。それはそれで、大変な仕事だと思うが、彼らにはドミナントの恐怖は理解できない。廃棄の痛みすらも理解できないだろうう。だから、本部担当の利益(実績)は、オーナーの経営リスクであり、部分的に店舗の損失に直結すると理解しておく必要がある。

本部のビジネスモデルにどっぷりとはまり込んで、せっせと年貢を納めていた自分が滑稽に見える。なにしろ4億円近くも献上して、自分は破産だ。こりゃ、喜劇だろ。笑い話だろう。

店舗で売れようと残ろうと本部は、店舗が仕入れを起こせば、ほぼノーリスクで利益を手に入れることが出来てしまう。

だから、季節ものは売れないとわかっていても本部は扱いを絶対止めないだろう。オーナーの意思とは無関係に、本部推奨の仕入れをしなければ、契約違反という流れが待ち構えている。

独立した経営者と定義されていても、自由に仕入の決定権すら許されない。


店舗オーナーとはかなり不自由であると認識しておく必要がある。私から言わせれば、直営店の店長と変わらないのではないか。

いやいやいや、直営の店長の方がはるかに優遇されている。

社会保険完備で、有給あり、ボーナスあり。残業代も出るし、休憩時間もある。ドタキャン、人手不足の穴埋めの役目は大変かもしれないが、サービス就労ということはないだろう。


あなた様は、お金を払ってまでも、この不自由なオーナーになりたいと思われますか?



余談ですが、本当に発注したくないものがあれば、いい方法があります。


「すいません。送信ミスしてしまいました。」


本部に対して、この一言で十分だろう。当日の朝の定時(たいていは9:30頃と思われるが)に発注データが送信できなければ、すべてが白紙になってしまう。発注実績0ということになる。(後からの電話連絡発注はNG)

もちろん期日定時直前まで発注入力をしておかないのが原則だ。発注期日前に起案して送信してあれば、それはもう既に発注確定されているため、当日に送信ミスをやらかしても、その実績が残っているため問題なしだ。しかし、私は、発注の締め時間ギリギリで送信していたため、しばしば痛い目に遭っていた。記憶に残る送信ミスで、正月の印刷済み年賀状、ホワイトデー商品、などが思い出される。これをクリスマスケーキとかの予約商品でやらかしたら、大変なことになる。自力で、予約当日に同じ商品を探し出し、提供しなければならない。しかし、そんなのは到底無理だ。私も一度だけ経験があるが、お客様に事情を説明し、謝罪するしかない。そして、当然、返金処理をして、代替品を無償で提供した。

また、この送信ミスを日々の弁当類、おにぎり、サンドイッチ、菓子パンなどでやらかしたら、これも大変なことになる。

翌日の弁当の棚が空っぽで、お客様に言い訳するのに大変な苦労をすることになる。折角、目的買いでお越し頂いても
売るものがないわけで、本当に申し訳ない気持ちになる。


「弁当、おにぎり、何もないね。」

「申し訳ございません。朝方まとめて売れてしまって・・・」


嘘つく自分に嫌悪しながらも、何回も同じ言い訳を繰り返す羽目になる。

正直、この送信ミスネタは、未だに夢でうなされる。何時間もかけて発注したのに、全てパーだ。本部指示通り、こまめに発注起案をして、その都度送信すれば問題ないのだが、いつも他ルーチンに追われてギリギリのところで送信していた。


「発注したら、その都度、コンピューターで自動送信とか設定できないんですか?」


しかし、発注データ自動送信は法律上の問題があり手動でしか送信出来ないとのこと。


だから毎日が時間との戦いでした。


時間に追われ、仕事に追われ、人手不足に足を引っ張られ、金欠に泣かされる。ワンオペでボロボロになり、深夜明けで思いっきりのドカ飲酒、ドカ食いにはまり、メタボを引きずることになる。挙げ句の果てに、家族だんらんから見放され、子供達との時間もすれ違いとなり、マネージャーとは見事なまでの家庭内別居という事態が当たり前となる。


「お前、イイことまるでないじゃん。そんなんで、人生楽しいのかよ。」


「確かに、当時は本当に大変でした。しかし、自分のペースで仕事ができるし、人間関係に悩まされることもない。ある意味、店舗では自分が法律だった。約30年ぶりでサラリーマンに戻り、今切実に感じるのは、耐えられない仕事などはまずないということ。我慢できないのは、その置かれた特異的、習慣的劣悪な人間関係だということです。そして、何とか生活できるレベルなら、コンビニオーナーの方が、まだマシなんじゃないかなという気持ちがふと湧いて出てくるのは否定できないです。」

「後悔かよ。」

「いえ、辞めたことに対する後悔は絶対にありません。ただ同じ精神をすり減らすのなら、まだコンビニオーナーをやっていた方がマシかもしれない、という経験的意見です。」


コンビニオーナーも、一概には否定できない部分もあるという認識が最近芽生えてきました。


ご訪問ありがとうございました。





posted by Sun9 at 21:56| つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月13日

コンビニ経営の光と闇

ご訪問ありがとうございます。


早いもので、自らリストラ劇を演じて、3年近くが経過しようとしている。

時間的自由、精神的自由を手に入れたはずだったが、あまりにも代償が大きすぎたのも事実だ。

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金融資産がほぼゼロになり、社会的信用も失った。そして、復活の光はまだ青白く微かに遠くに見え隠れしている状態だ。結果として、家族を道ずれに貧困と不安定な生活基盤に翻弄され続けているという事実は否定できない。

一家の主として、父親として、夫として、脱落した失格者に等しい。全ての努力が空回りして、手にしたものは破産の汚名と極度の自己嫌悪かもしれない。

子供たちに罵倒されて、嫁からは離縁状を突きつけられてもなんら不思議ではない。


今振り返ってみて、そういった状況の中で私は、このブログで一体何を伝えたかったのか。

やはり、コンビニ経営の難しさ、陥りやすい罠、不可抗力的な事柄などコンビニ経営に隠された闇の部分を出来る限り公開して、私のようなコンビニ破綻者を未然に阻止するというのが大義名分であった。

しかし、最近なって違和感を禁じえない。

確かに、人生の歯車が狂ってしまったのは、バブル経済にまんまとはまり込んでしまったということが最大の理由である。

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そして、その事実をこのブログを通じて再確認させられて、コンビニ経営の選択だけが唯一の人生失敗の原因ではないだろう、という気持ちが次第に芽生えてきた。

コンビニ経営の衰退とバブル経済のツケが微妙に(絶妙に)絡み合って、私の人生は取り返しのつかない結果を導き出したのだ。

もし、バブルがなければ、株や土地、商品先物の失敗がなければ、何とかうまく契約終了に持ち込めたのではないか。

タラレバの話は禁物だが、少なくとも会社倒産、夫婦で仲良く自己破産の道は免れたのではないか。

この気持ちは、ローソンのオーナー募集説明会に参加(潜入レポ〜オーナー募集説明会)してから、その傾向が強まった。



あなた様は、検索でお越しいただいたのでしょうか?

ちなみに、昨日(3/12)は google検索で98アクセス、Yahoo検索で86アクセスご訪問していただきました。

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そもそも、なぜ、私の暗くて面白みのないコンビニ破綻者の懺悔録にご訪問になられるのか。

悲惨なコンビニ経営の実態を知りたいという方もいらっしゃいますでしょう。

落ちぶれてゆく人生の落伍者の体験記にご興味をもたれた方もいらっしゃいますでしょう。

しかし、少なくとも、コンビニ経営にご興味を持たれて、その実態が知りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。


「こいつ、なんでコンビニやめたんだろうか?」ちょっと覗いてみるか。


そして、もし、あなた様がそのような方でいらっしゃるとしたら、コンビニ経営を始める理由、確信が欲しいとお考えになり、検索されたのではないでしょうか。(間違いであれば、ごめんなさい。)

思うに、可能な限りの困難を吟味し、コンビニ経営を始めるための覚悟を固めたくて、当ブログをご訪問される方も必ずいらっしゃると思います。コンビニ経営への熱い思いを断ち切るため、諦めるため、断念するために当ブログをご訪問されるという方は少ないのではないでしょうか。(多分)

しかし、このブログの蓋を開けてみれば、見事なまでのマイナスオーラでまくりの悲惨で暗く、面白みのない、コンビニやる気満々の御仁にとっては、まさに、胸くその悪い内容に愕然とされるでしょう。

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そもそも、そのやる気をそぐ、ヒートアップしたマインドをクールダウンさせることが、当初の私の使命であり目的であると豪語して、ひたすらにブログを更新してきました。


しかし、ここにきて、少し部分的に方向転換したブログを立ち上げようと決心しました。

先日も潜入レポ〜オーナー募集説明会の最後に、発作的に思いついたタイトルをヒントに以下のタイトルで立ち上げます。

「コンビニを始めるための20の覚悟」
〜約30年の経験から導き出された困難クリアへのヒント

コンビニ経営に夢を抱き、真剣に勝負してみたい。

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「オレは、お前のようなヘマはしない。絶対に成功してみせる!」


その熱い気持ちは、誰にも邪魔されたくはないはずだ。もちろん、あらゆる困難はある程度予知していることでしょう。今のご時勢、知りたいことがあれば、PCとかスマホで検索すれば、何でも手に入る。考えられる困難と厳しい状況は、もう覚悟ができているはずですよね。

あと一つ。何か確信がほしい。誰かに背中を押して欲しい。スタートさせる根拠が欲しい。

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そのような御仁のお力になれるように、内容を吟味して、有効な記事をご提供したいと考えるようになりました。

想定される困難(当ブログ20の理由)はもう既に分っている。そして、その対処方法もある程度理解できていれば、恐怖心は限定的となるでしょう。

そのために、少しでも貢献させていただければ、私の苦渋の30年間も報われるのかもしれません。貴重な体験と胸を張れるかもしれません。(自己満足的な行為かもしれませんが。)


「破産者が、何を偉そうに語ろうってんだよ。ふざけてんのかよ。」


いえいえ、滅相もございません。

万難を排して、コンビニ経営に挑戦してみたい。死ぬほど大変なのは承知している。家庭内不和のリスクも、破産のリスクも、離婚のリスクも知っている。


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でも、どうしてもやってみたい!



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そういう人の役に立ちたいだけです。多少なりとも、安心感をご提供できればと思っただけです。

人間、誰でも、人様のお役に立ちたいという気持ちを持っています。私も、単純に、人様の熱い心を無理やりさますことに集中するよりも、その情熱に花を添えるようなお手伝いができた方が、精神的にも前向きな気持ちになれます。

私の経験に基ずく想定される状況とその対処法が、少しでもお役に立てれば幸いでございます。


今では、コンビニ経営が、100%失敗という結果を招くとは限らないと考えます。ご成功されている方も確実にいらっしゃいます。問題は、その契約パターンに応じた将来のビジョンを的確に描いておかないと、後々痛い目にあうということだけだと考えます。

特に、一代親方に等しい、低レベル契約の個人事業主は、まず契約上その地位を継承できない(再契約できれば別だが)ことを十分に理解して、将来のご自分の姿を見据えておかないと、かなり厳しい現実に直面するのは避けられない。現在の私がそのモデル的存在と言っていい。



「おい、じゃ、このブログはどうすんのよ。」


このブログも継続させていただきます。ここにきて、当ブログが奇跡的に3月某日のベスト50に滑り込んでいるのに驚きました。ベスト10入りを目指してまだまだ挑戦してみたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

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コンビニの光と闇。光の部分は、「コンビニを始めるための20の覚悟と対処法」で語り、闇の部分は「コンビニ経営を辞めた20の理由」で公開してゆきたいと思います。

”光”のブログがスタートしましたら、ご報告させていただきますので、宜しくお願い致します。


実は、先日ローソンから封書が届き、開封してみたら LAWSON STORE100のパンフレットであった。そして、数日後に担当者から家電に連絡があったという。LAWSON STORE100 では、一人でも加盟できるプランがあるらしい。

私の年代から、新たに第二の人生のスタートとしてコンビニ経営を選択しよと本気でお悩みになられている方もいるかもしれません。

散々痛い目に合ったこの私でさえ、LAWSON STORE100 に多少なりとも興味を抱いてしまっている。担当者に連絡を入れてしまったら、その後の展開はかなり流動的になってしまうだろう。

コンビニ経営は、それほど危険で甘い誘惑なのかもしれない。

コテンパンにやられた私ですら、ふと再起を期待してしまう自分に唖然としてしまう。未体験の御仁が魅力を感じないわけがないのもうなずける。


光を選択するも、闇を選択するも、あなたさまの自由でございます。


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まさかではあるが、「コンビニ再挑戦! 新たなる伝説の始まり」なんてタイトルがお目見えする可能性も否定できないのが怖い。(笑)


私の死に場所は、やはりコンビニなのか。


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いやいやいや、絶対あり得ない。


たぶん。


ご訪問ありがとうがとうざいました。
posted by Sun9 at 18:01| つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする