2016年06月03日

想定外出費と恒例の恐喝

ご訪問ありがとうございます。

コンビニをやっているといろんな出費がある。

間接的にお客様獲得の一環としての効果がない訳ではないが、あまり効果が期待出来ない出費もある。


町会費は、その地域で営業している以上、拒否できないだろう。大体3〜5,000円位だ。しかし、お祭りシーズンになると、特別に寄付金の依頼がある。

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これがバカにならなかった。埼玉の店舗では、初代オーナーが1万円を奮発してしまったお陰で、その金額を直営店が引き継ぎ、私もその金額で継承された。ほぼ、強制徴収の感があった。当初は、それなりに多少のメリットがあったが、近隣に競争店が乱立すると、そのメリットもゼロとなってしまった。ただ、この町会費は、本部で認められた経費で、レジから出金できたので多少は救われた。


続いて、地元の少年(少女)のスポーツ団体による協賛金の協力を依頼されることがある。複数のサッカーの団体に寄付をしていた。

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団体の方が見えて、

「○○のLさん、△△のSさんにもご協力頂いてるんですけど〜、」

とか切り出されたら、断わりにくい。地元で、

「あそこのコンビニは5000円の協賛金すら払ってもらえなかった。んなケチなコンビニには行かないように!」

みたいな悪評判が近隣で広まったら一番怖い。


お礼として、サッカー団発行の某小冊子の余白に店舗の広告を載せる事が出来た。

青少年のスポーツへの取り組みは、大賛成であり、可能な限りスポンサーになりたいとは思う。これも、一度協力すれば、次回も協力せざるを得ない。金額的には5000円位で、そんな大金でもない。しかし、売上の調子のいい時は別に問題ないが、売上が下降気味になると少なからずの負担となってくる。また、この資金源の噂を聞きつけた、他の団体も果敢にアタックしてくる。さすがに、地元と言いにくい地域の団体は丁重にお断りはしたが、その線引きはかなり難しい。また、本部に認められない場合は、そっくり持ち出しとなる。



住宅立地で長年経営していれば、当然近隣のお客様とは懇意になる。それこそ、家族構成まで知り尽くしてしまっている場合もあり得る。そうなると、必然的に避けて通れない冠婚葬祭に参加せざるを得ない状況も多々ある。特に、不幸があった場合は、やはり無視はできない。お世話にになったお客様のご不幸には、真摯に対応しなければならないだろう。お通夜、本葬がシフト的に無理なら、後で深夜明けでお線香をあげに行く事になる。この場合は、やはり1万円を包んだ。

また、ご近所で子供の頃からの顔見知りで、当店スタッフとして働いてくれた娘さんの結婚式に夫婦で招待された事も数回あった。喜ばしい事ではあるが、出席時間を工面するのが、非常に大変だった。また、夫婦での出席となれば、それなりのお祝い金も必要となる。

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また、隣の住人から、家を立て替える際の建前の儀式に招待されたこともあった。セレモニーに出費はつきものですが、立て続けに続いた場合は、かなりの出費を覚悟しなければならない。

以上も、本部では認められない出費(レジから出せない出費)だったと思う。全て、家計からの持ち出しとなる。

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近所の新聞屋さんのスタッフも、新規開拓で大変なのだろう。

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そのスタッフが超常連さんの場合は、1か月でもと契約を泣きつかれたら、断わりづらい。万が一、契約してしまった場合は、店頭で他の新聞と一緒に売場に出してしまえばいい。また、本部に話して、現金仕入として認めてもらえれば、レジから支払い出来るのでその線で新聞屋に交渉して、継続的に取引すればいい。そうすれば、ウザい勧誘から開放されはするが、書類上、伝票上、面倒な仕事が増えてしまう事になる。



某団体から、正月用のしめ縄とか門松とかをかなりの高額で買ってくれという依頼があるらしい。

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これは、体験してないが、地方では良くあることらしい。対策としては、即断即決は避けて、直営店を装い、本部に相談する旨の回答で逃げるのが賢明だとのこと。一部オーナー店でも、オーナーを店長と呼ばせている所は、やはり逃げ道を確保している為だろう。でも、外見上、どうみても怖い人だったら、対応に困りますよね。



これは、毎年の定期定例イベントだった。都内では経験しなかったが、埼玉にリロケートして、ぶったまげた。

車の免許の書き換えで必ず体験する、交通安全協会の寄付金のお願い。殆どのドライバーが、善意で寄付をされていると思う。

しかし、この寄付金を金額指定で店舗に集金に来られたら、そのリアクションに戸惑うだろう。しかも、近隣の商業店舗の集金の際に発行した金額が見える領収書の控えの一部を見せられたら、妙なプレッシャーを感じてしまわないか。

「○○警察だけどー、皆さんに協力してもらってるんだけどねー、」

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と切り出されて、例の領収証の束を見せられたら、もう逃げられない。

もちろん、寄付金5000円を交通遺児、その他の交通安全のために使われるのであれば、喜んで寄付しよう。


しかし、そのアプローチがえげつない。横柄で、命令口調的に感じた。


「おめーら、うちの領内で商売してんなら、当然、この位は気持ちよく出せや!」
「ケチるんじゃねーよ。いつも、見回りに来てやってんだろ?有り難く思えっつの。」


というオーラを感じてしまうのは、自分だけだったのだろうか。


「これって、カツアゲじゃね?」


不謹慎だが、そう感じてしまった。(笑)


しかも、これは、本部が認めてない出費だったので、完全に家計からの出費となった。

毎年、不愉快になるイベントだった。



コンビニ経営は、直接的な店舗営業費以外にも、時として、想定外の出費がかさむ事がある。
また、不愉快な定期定例の出費みたいなものにもお付き合いしなければならない。

店舗営業必要経費として認められるものはいいが、そうでない場合は、少ない利益配分から工面しなければならない。

売り上げが低迷している場合は、大げさかも知れないが、生活苦に直結してしまう。

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ご訪問ありがとうございました。

posted by Sun9 at 21:54| 事件簿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする