2016年05月26日

本部の神対応〜感謝するべき思い出

ご訪問ありがとうございます。

M(ミニストップ)での約30年間、オーナーとして在籍していた訳だが、その期間の中で、本当に本部に感謝するべき事が何点かあった。

結果として、店を去ることにはなったが、不思議と本部に対する恨み、遺恨はない。多少の不満はあったが、すべて自己責任の言葉のもとで、すんなりと気持ちを切り替えられる。

むしろ、あの時は随分面倒をかけたなぁ、とか、マジ美味しい思いをさせてもらったなぁという感情が湧いて来ることも事実だ。


ある意味、Mでの時間は青春だったのかもしれない。

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楽しい事もあったし、辛いこともあった。
そして、ふと思い出してみれば、なんだかとても懐かしい。

そして、本部で世話になった方々に「ありがとう」と言いたくなる。

そんな、感謝の気持ちを抱かされた<事件>といったら大げさだが、そんな出来事をベスト10風に列挙してみたいと思う。

1位 契約7年後の初回契約更新後に、「お疲れさまでした〜」的にハワイ旅行がプレゼントされました。

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これは、オーナー、マネージャーの労をねぎらう、本部のおもてなしだった。現在、この制度が存続されているのかどうかは不明だが、その内容はかなりレベルが高かった。ホテルはハイアットリージェンシーのオーシャンフロントで最高の景観だった。

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私は、マネージャーの母親、子供二人を追加で参加させてもらい(もちろんこれらは有料)家族で楽しいひと時を過ごす事が出来た。全国からの権利を得た加盟店が40組ぐらいいただろうか。本部で設定してくれた豪華客船でのクルージング&ディナーが本当に素晴らしかった。

2位 当店のある商品の陳列ミスにより、お客様の身体にダメージを与えてしまった。一歩間違えると、失明の可能性もあり得るほどの重大ミスだった。激怒されたお客様に何度も足を運び、メーカー、本部上層部も巻き込んで謝罪に奔走した。しかし、お客様の怒りは収まらず、遂に損害賠償の裁判沙汰となってしまった。


「全ての責任は店舗側にあり、独立した経営者であるオーナーさんで全て解決して下さい。」


という展開を想定していた。

まぁ、当然だろう。

しかし、裁判は全て本部サイドで対応してくれたのだ。そして、なんとか示談にこぎ着けて、6桁の損害賠償金も本部が負担してくれた。

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もちろん、その後、損害賠償金の請求はされなかった。そして、一連の不祥事の全ての尻拭いは、なんとあの、執拗に契約違反を訴えていた、地区マネージャーがしてくれたのだ。オーナー自ら対応していたら、多大な時間と経済的負担を強いられていただろう。ただ、頭が下がる思いだった。


3位 それなりの事情があるにはあるが、マネージャー(妻)がシフトに出ないという契約違反を店舗閉店まで(リロケート前まで)大目に見てくれていた。

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契約違反を理由に、契約解除を言い渡されてもなんら不思議ではない。しかも、16年近くも違反状態でありながら、本部主導で、リロケートを演出してくれた。

当時、20万円台後半から30万円台前半の売上が続き、かなり追いこまれていた。本部部長の鶴の一声で、店舗移転が決定され、スグに実行された。しかも、この移転にともなう持ち出し費用はほぼゼロだった。閉店後の清算後、足りない資金(約100万)も本部が無条件で貸してくれた。こうして、第二の人生のスタートを切る機会を得る事が出来た。また、マネージャーがシフトインするのが絶対条件だった。(当然のことだが)

4位 移転後の3〜4年はまさに絶好調だった。しかし、その後、競争店が8店舗も増えて、かなりの苦境に陥り、売上も30万円台前半が定着してしまった。毎月のP/L(B/S)で、純資産割れになるスレスレまで落ちぶれてしまった。
純資産割れに陥れば、B/S上の純資産定額(150万)との差額分を本部に差し入れなければならなくなる。もし、出来なければ契約解除が待っている。

給料 0 の上、さらに本部にMoneyを徴収されるか、契約解除。

これは、絶対に避けなければならない。しかし、もう、自力回復はほぼ不可能状態だった。

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しかし、ここで、本部担当が上層部と交渉して、純資産割れに陥らないように実弾(資金)を注入してくれた。もちろん、それなりのなんらかの厳しいノルマが課せられたが、この超裏技で、何度も生きながらえて来た。

結果として、延命処置は功を奏さずに、自爆(破産)してしまった訳だが、本部担当の熱心なアドバイスと実弾注入には本当に感謝した。青色吐息のダメオーナーを切取り、新しいオーナーをぶち込めば、本部としたら加盟金をゲット出来るので、そうした方がベターだった筈だ。


まだまだ、ネタはあるのですが、以上で止めておきます。

なお、上記の話は、あくまでも想い出話です。現状でも本部が同じような対応をしてくれるかは全く不明です。




しかし、未公開株をくれなかったのには、未だに根に持ちます。(笑)


ご訪問ありがとうございました。



追伸:ふと思い出したので、5/29に追記します。

どうしても忘れられない出来事がありました。

この出来事こそ、第一位なのかもしれない。

開店2年経過後、マネージャー(妻)の父親が具合悪くなり、夜に危篤の連絡を受けた。確か、22時頃だったと思う。妻の実家は静岡だ。東名で飛ばしても、2時間以上はかかる。私は、ダメもとでその状況を本部担当に話してみた。


「オーナーさん、突然言われてもどうしようもありません。明日、誰か人を捜してから行くしかないです。」

というようなセリフを予想していた。



「人はなんとかするから、すぐに出かけ下さい!」

想定外の返答に感謝よりも驚きを感じつつ、店を後にした。

忘れもしない。理由は思い出せないが、東名の御殿場で通行止めとなっていた。地理不案内だが、下を走って、どこからか忘れたが東名に復帰して、なんとか病院にたどり着く事が出来た。そして、それから数時間後に、父親は静かに息を引き取った。本部担当の人的支援がなければ、親の死に水も取れなかっただろう。

次に、10年位前だったと思う。不運にもバイクでの帰宅途中で左折巻き込み事故にあってしまった。肋骨にヒビが入り、痛くて寝返りも打てず、ほぼ寝たきりとなってしまった。


「オーナーさん、深夜シフトが埋まらないのなら、誰か緊急に入れる人を一人でも多く探して下さい。」


当然の成り行きを覚悟していた。


しかし、本部担当はのたまった。


「オーナーさん、とにかく早く動けるようになってください。それまで、私がシフト埋めますから。」


ありえねー、と思いました。それでなくても、本部応援は時給2000円かかるよ、とかうそぶいて、暗に本部人的支援NGをいつも臭わせていたのに。

そして、一週間後に何とか動けるようになり、職場復帰を果たしました。



「オーナーさん、取り敢えず、本部支援料は次月のP/Lから引き落とさせて頂きますので、ご了承ください。」


これが、当たり前の流れだろう。

しかし、ちなみに、上記人的支援は全て、ノーチャージでした。

そして、上記の本部担当者はもちろん別人でした。

本部担当(SA)の中には、オーナーの不慮の事故的な人的苦境を自らの身を削ってでも助けてくれる人がいたのも事実だった。

追伸2:2位について説明不足のため、追記します。(5/31)
事故の内容は、本来棚陳列するべき商品を、商品にパンチングして(上部に穴あけ)フック陳列したため、商品の液漏れを引き起こし、その液がお客様の目に入ってしまったというもの。某スタッフが、独断で上手にフック陳列していたが、それを見よう見まねでやった別のスタッフは余白ではなく本体部分に穴お開けてしまっていたのだ。ちょっとの見た目では、識別不可能だった。

1.店の責任者の指導力不足。
2.本部の指導力不足。
3.メーカーの商品に対する安全対策の欠如、および想定される危険な陳列状態を把握していなかった。

お客様は、以上の点に激怒されていた。

また、本部主導の解決については、以下のようなご指摘もあると思う。

「お客さんは、本部に対して、提訴したんだろ?」
「それなら、本部主導で解決されて当然じゃないのか?別にあんたが恩義を感じる必要はないだろ。」

確かに、その可能性が大だ。しかし、もし、本部が訴えられたのならば、事件を直接引き起こした張本人のスタッフとその雇用主の私に、何らかの事情聴取とか裁判での証人喚問みたいなものがあってもなんら不思議ではないだろう。しかも、最終的にはオーナーの指導力不足、もっと突っ込んで言えば、フランチャイズ契約のどこそこの条項に違反していると指摘され、何らかの金銭的ペナルティ、下手をすれば契約解除までに発展してもおかしくない程の重大なミスだった。しかし、一切なにもなかった。何のおとがめも、要求も、ペナルティもなかった。

「もう、呆れられて、見捨てられたんじゃね?」
「契約解除の段取りしてんのかもな。」

そう思う位おもだった進展はなかった。そしてその後、裁判沙汰にもつれ込んだという話しまでは、小耳に挟んで知っていたが、それ以降の成り行きは、不気味に放置状態であった。

そして、私は、かなりの月日が経過して、思い出したように本部担当(SA)に聞いてみて、初めて事の顛末を知るに至った。


「ああ、その件は、○○マネージャーが裁判でケリをつけました。確か、○○万円払って和解したそうですよ。」


その後、すぐに、散々、私を追いこんでくれたマネージャーだが、確か、謝罪とお礼の一報を入れた記憶がある。

話しの細部は忘れたが、話しの最後に、「頑張って下さい」の言葉だけは鮮明に覚えている。
posted by Sun9 at 19:28| つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする