2016年01月31日

第43話 No8.辞めた後の再就職がかなり困難

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本日のテーマは「辞めた後の再就職がかなり困難」です。



コンビニ一筋約30年。

コンビニバカの社会的評価と価値はどうなっているのだろうか。この素朴な疑問を抱きながら就活を続けていました。そして、厳しい現実を認識するまでに、そう時間はかからなかった。


会社の面接で必ず聞かれます。

「どうして辞めたんですか?」

正直に答えれば、

「売上激減により生活が出来なくなり辞めました。」です。

売上激減→収入激減→生活出来ない→廃業 

の流れが一番理解されやすし、説得力があると思いましたが、現実は逆のような気がして来ました。確かに現状のコンビニ経営の熾烈極まりない経営環境は広く面接管にも知れ渡っている感があります。しかし、結局の所は、

経営断念=経営管理能力に欠けた人間=努力をしない人間=落伍者=失敗者=負け組

みたいな評価なんでしょうか。
やはり結果が全てなんでしょうか。

いかなる理由があろうとも上記のような評価を受ける可能性がかなりあると思うようになりました。廃業はやはりマイナスイメージとしてとらえられてしまうのでしょうね。

金で手に入れた猿山のボスの地位も囲い(動物園)から逃げればただの無知な阿呆ザルなんでしょうかね。

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「一日何十万円も動かし現金管理能力は高い。人の育成にも関わり、接客スキル、コミニュケーション能力も自信がある。売上増加のためのイベント、企画力もある。危機対応(クレーム)処理能力も万全だ。長時間、不規則労働もこなせる。休日なんて必要ない。こんなオレは、絶対社会に必要とされ、これから先も社会人としてまだまだ旬な時期を迎える事が出来る筈だ。」


そんな自信は、単なる思い込みである事にスグに気がつく事になる。



何で? こんなハズじゃじゃない。

ことごとく書類で落とされる。
ウェブ応募でシカトされる。

そして、やっとこぎつけた面接、そして手応えのあった確信も木っ端微塵に吹き飛ばされる。

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独りよがりの自信が揺らぎはじめ、やがて自信喪失と失望感がじわじわと支配的になる。

オレのコンビニオーナーとしての経験は一体何だったのだろうか?

なんで、こんなに苦戦するのか理解出来ない!

やはり、脱落者としてのイメージが強いのだろうか。



コンビニのマイナススパイラルに陥った地獄絵図は体験した人にしか理解出来ません。その生き地獄ぶりを事細かに説明したところで、そんなもの何の説得力もありません。

「へー、大変なんだね、コンビニは。」の一言で終わりです。

敗者の弁として聞き苦しいかもしれませんね。


私は、以下の理由のみ説明することにしました。

「本部と店鋪大家さんとの契約更新のトラブルにより、突然契約の自動終了の可能性を示唆され、やむを得ず廃業を決断して、本部と話し合い、契約の終了という形で廃業を選びました。」

この理由は店鋪経営者には不可抗力の事態であり、廃業を決意するに充分な理由となります。ある日、突然なんの補償もなく失業の可能性があり、それを回避するためにはやむを得ず本部と話し合いをして双方合意のもとで契約を終了させた。これは、ウソ偽りない事実でありかなりの説得力がありました。

「まだまだ頑張れたけれども、状況的に無理でした。」という雰囲気で説明しました。すると、面接管も

「それは大変でしたね。」みたいな感じで、突っ込んだ質問攻めにさらされることもありませんでした。


しかし、私の場合、信用調査をすれば100%ボロが出て来ます。

破産して金融事故を起こしたという証拠、俗にいう所のブラックリストに載っているという状態がスグにバレてしまいます。

「こいつ、金にだらしないヤツなんだ。人間として最低だろ。」

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という評価を受けていると思います。

金融事故の記録は約10年は消えないそうです。また、免責が決定されるまでは、自治体で発行される身分証明証なるものの所定の所に自己破産者の記載がされているそうです。また、免責になったとしても、官報に記載され、所定の手数料を支払えば、パソコンで検索して簡単に破産者を調べる事も出来るそうです。



実際に私が経験してみて分かった事をお知らせします。ブラックリストに載っていて、免責は決定されているという条件です。キレイな経歴(ブラックに載ってなくて、破産もしていない。お宝資格を持っている等の方は該当されないと思います。)

1.上場企業とその系列会社はまず書類が通りません。面接までこぎつけても、まず無理でした。直接雇用でも派遣でも結果は同じでした。時間と交通費がバカにならないので、早々に諦めました。

2.年齢不問、未経験可能と書いてあっても、これは雇用均等法遵守の為の詭弁に他ならない。某職場で知り合った40代前半の男性が語ってくれました。職安でも、企業側の採用担当者からの細かいリクエストが確実に存在しているとの事。ある事をきっかけに職員を問いつめて判明したそうです。求人票に年齢不問と表示されていても、企業サイドから「20代前半から27才までを想定している。」みたいなリクエストが付いて来る場合があるそうです。多分、殆どがそうなんじゃないでしょうか。その、40代半ばの人も失業してから既に6年経過していたと告白していました。30代〜40代でこの状況じゃ、50代半ばじゃ絶望的ですよね。

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3.派遣で働く場合は、正社員がやりたくないキツい仕事(精神的、肉体的に)が回って来る場合が多いと覚悟しておいた方がいいです。あと、派遣期間をキチンと守らないと、損害賠償とかになる場合があるので注意が必要です。

4.転職サイトはいろいろありますが、若い人向けに特化しているもの、ミドル、シニアの特集してくれる所、新卒者向けに強いところ、派遣か正社員かアルバイトどれに強いのかなど、そのサイトの特性を理解してから会員にならないと、メールの嵐に見舞われて貴重かつ適切な情報が埋もれてしまい、結局有力な情報に気がつかなかったなんてことが多々ありました。自分に適したサイトを2〜3社登録すれば充分だと思います。エン派遣エン転職は定期的に40代、50代の特集をよく組んでくれるので会員になっています。

5.日払い可能なバイト先を何件か確保しておき、面接の谷間に仕事ができる環境を作っておく。建築現場の雜工や警備員、倉庫作業は日払い可能なところが多いので登録しておくと便利です。

6.建築現場の作業員、タクシードライバー、介護関連、集合住宅の管理人、警備員、完全歩合の各種営業職、高速道路の料金所の係員等は比較的55才からでも充分正社員の可能性がありました。しかし、ブラックな私は、高速道路と管理人はダメでした。


詳しい私の就活の軌跡は別ブログにてご紹介させて頂いておりますので、よろしかったらご覧下さいませ。

55歳からの就活〜残された人生をどう生きるべきか

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ご訪問ありがとうございました。

posted by Sun9 at 19:37| 20の理由 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする