2015年12月04日

第35話 外国人が驚くコンビニ本

ご訪問ありがとうございます。


こんな事がありました。


移転する前の店鋪での話しです。

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入店された若い女性(20代前半?)が左方向に歩いて行かれました。突き当たりの本売場のコーナーを右に曲がろうとしたとたんに、早歩きで戻ってきて、あわてて店を出て行きました。

その挙動が尋常ではなったのでなんぞや?と思い、その雑誌コーナーに直行してみました。そして、そこには
異様な光景が展開されていました。

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顔見知りの高学年の小学生が右手をポケットに突っ込んで小刻みに動いています。左手に○○本を持って。

さっきの女性はこの光景を目の当たりにして、驚いて出て行かれたのだろう。

同じ男として気持は理解できるが、なにも人の店で(公共の場で)する行為ではないだろう。


「きみさー、気持は分かるけど、お店の中では他のお客様の迷惑になるので辞めてもらっていいですか?」

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突然の声に、後ろから拳銃でも突きつけられたかのような驚き方だった。

「すす、すいません。」と完全に動揺して、逃げるように店を出て行きました。


いまでこそ、その類いの本はテープで止めてあったり、店鋪でビニール袋に入れたり、また、その地域の条例で売場を普通の本と区別して陳列するなどして、かなり気を使って販売していますが、以前は全くのノーガードで普通の本と一緒に並んでいました。もちろん少年少女の目に触れることもしばしばでした。

当時、コンビニにその類いの本は必要なのかどうか本部に聞いてみた事があります。その答えは、


「利益率もいいし、置けば良く売れるんですよ。」


確かにおっしゃる通りでしょう。しかし、外国人の方々はコンビニの品揃えとして○○本が堂々と置かれていることに驚かれているそうです。売上至上主義のコンビニ業界ではあまり問題視されていないようですが、結構トラブルも多かったです。

1.一冊一冊ビーニールに入れるのが大変
2.ビニールを開けて、本のとじテープを剥がして、堂々と立ち読みをする
3.添付のDVDをパクってく→返品できない
4.万引の被害が多い
5.返品する時にビニールから取り出さなければならない

個人的な建前的意見としたら、青少年の為に販売を辞めるべきだと思います。しかしながら、日々の売上に少しでもプラスになるならやむを得ないというのが本音でした。

本部は昨年対比の売上達成率を突きつけて、プレッシャーをかけてきます。

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「オーナーさん、先月は昨対(昨年対比)95%ですよ。特に弁当類の落ち込みが顕著です。もっと売れ筋を把握してボリューム陳列しましょう。」

天下国家社会はどうでもいい。自分の店が売上取れなければ生活できないんだから、と考えてしまいます。


先程の小学生は、後日生理用品をトイレに持ち込んで、中で開封している所を現行犯で押さえました。

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そういう事に興味を抱く年頃の少年少女の目の前に平然と○○本を陳列しなければならないというのもなんだか辛いですよね。


可愛い小学生低学年の女の子がその類いの本を平然と読んでいた時にはさすがに引きました。注意しなければいけないのに、すぐに注意出来ませんでした。少年ならまだしもあどけない少女がそのような事に興味を抱き、目の前で○○本を読んでいる。

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何て言って注意するべきなんだろうか。

迷って、ぐずぐずしているうちに彼女は店を出て行きました。

現状では、各店舗それなりの対応策はしており、直接的なそのような少年少女の行為はあり得ないにしても、中のDVDを抜き取ったり、本そのものを持ち去るという被害に繋がっていると思われます。


ご訪問ありがとうございました。



posted by Sun9 at 22:49| 事件簿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする