2015年11月10日

第28話 No.1 時間的自由がない

ご訪問ありがとうございます。


今日のテーマは「時間的自由がない」です。

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時間的自由がないのはコンビニ経営者の宿命です。

では具体的に、どう時間的に束縛されているのかと言えば、

(1) 24時間、ドタキャンや突然の退職者のシフトの穴埋めをしなければならない。

(2) 新しいサービスが始まる場合、本部指定の日時に合わせてオーナーとマネージャーにレクチャーされる。それは、当然必須であり、また期間限定のため、多忙の中でも、シフト薄でも、深夜明けだろうとなかろうと、時間を捻出し、本部指定場所へ出向かなければならない。

(3) 店に何か緊急の問題が発生した場合、24時間スグに電話対応でき、24時間いつでも状況に応じて店に直行できる体制でいなければいけない。

(4) クレーム対応でお客様のご自宅に24時間いつでも訪問できる体制でいなければならない。

(5) 長時間労働後(深夜勤務後)、昼間の時間帯にプライベートの用事を済まさなければいけない。(マネージャーに頼めば交代の人件費が掛かるため、オーナーがシフト明け後に行く場合が殆ど)銀行とか、役所での各種手続き等。


1日24時間は常にコンビニ経営のために存在している。

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実質、自分のために使える時間は、

寝てる間の時間だけかもしれません。


しかし、その貴重な睡眠時間の間にも、容赦なく緊急の連絡が入ってくる。

そして、

長時間労働のストレス
寝不足による情緒不安定
肉体的疲労による作業効率の低下
精神的疲労による接客レベルの低下
自分の時間を殆ど持てないストレスと失望感

に悩まされることになる。

いや、本当によく30年近くも出来たもんです。
自分を褒めてやりたいです。
(破産しましたが)


また、自分の時間すら満足に取れないのだから、夫婦との時間、家族との時間はまず基本的に取れませんでした。夫婦仲が悪くなり、家族との接点もかなり少なくなってしまうのが実情でしょう。

そりゃ、当たり前ですよね。

大抵の場合、オーナーが夜勤務、マネージャー(妻)が昼勤務なら接点は本当に限定的です。寝室は完全に家庭内別居状態でした。(辞めた今現在も家庭内別居状態というのが笑えますが)→今現在お互いのいびきがうるさくて2人で同室ということはあり得ません。


コンビニ経営においては想定内の事実(時間がない)だったが、
想定外の結果(家族との時間が取れない)が待ち受けていました。

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だから、経済的余裕のある時は金で時間が買えるなら、出来る限り躊躇なくそちらを選びました。臨時でシフト
に入れるスタッフがいたら、シフトに入れて休みを取りました。(あくまでも、初期の好調な時です)

そして、本部の担当者が語ってくれました。


オーナーさん、人を育てましょう。そして仕事を任せられる人間を作りましょう。そうすれば、オーナーさんも少しは楽ができますよ。休みも取れますよ。


はい、その通りです。

しかし、根本的な心的重圧からは解放されませんでした。

そりゃ、そうですよね。当たり前ですよね。

オーナーですから、最高責任者ですからね。

本部の偉い方々もおっしゃっていました。

「最終的な経営責任は独立した経営者であるオーナーさんにあります。その辺を念頭にいおいて責任ある行動、遵法精神に法り日々営業に励んで下さい。」

その通りです。直営の店長じゃないんです。

自らを律し、店鋪スタッフの精神的支柱にならなければ。



しかし、でも、何か問題、事件があって一方的に契約解除されてしまうリスクがあるのも、この独立した経営者の宿命なんですね。


あらゆる精神的プレッシャーと闘い、勝ち抜く事が出来なければ、つかの間の平穏無事さえも許されない。


と痛感しました。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。

posted by Sun9 at 23:45| 20の理由 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする