2014年12月09日

第5話 破滅へのカウントダウン

ご訪問ありがとうございます。


隣に99が開店する一週間前に自店舗にもついに酒販の免許がおりて、直に販売を開始しました。

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かねてからの規制緩和の風潮の恩恵を受け、当店もやっと酒の販売が可能となったのです。

苦節十数年で、やっと『アリ』の店になったのです。

酒の力は凄いです。

日販が10万円以上上乗せされ、平日でもMaxで50万以上の売り上げの日もありました。


よし、これなら99に対抗出来るかもしれない!

期待が確信に変わり、生きる希望が出てきた。


「勝利あるのみ、頑張るぞ!」




しかし、現実は残酷だった

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真綿で首を絞められるように、徐々に売り上げに影響が出てきた。

冷静に考えれば、一目瞭然だ。

例えば、おにぎりは全て99円(税別)で統一されている。

ところが自店舗では100円〜140円。

99はカップ麺も当然99円と安い。マイナーなカップ麺ではあったが、それがむしろ新鮮に映った。

しかし、自店舗では全て148円以上(ミニサイズ以外)

などなど。

よほどの物好き以外は99で買うだろうと観念せざるをえない気分になった。

お客様が、

「おたくのおにぎりの方がやっぱりおいしよね。」

と言ってくれても、やはり、資本主義の原則は、

安さの追求と実現だと思う。

品質とお客様の満足も確かに大切な要素ではあるが、やはり安さを優先されるお客様もかなりいらっしゃるのは事実だ。

おまけに、雑貨の品揃えも普通のコンビニより、はるかに充実しており、しかも99円だ。

勝てる要素が見つからない!


QFCを徹底してもすぐには効果はでない。
むしろ、売上下降のスピードには勝てない。



そして、当然、数年後、99にも酒が入るようになり、自店舗の少ない優位性は完全に消滅してしまった。

また、同時進行で親の介護問題、子供の教育問題など、私生活面での問題が多発して店の経営に集中できないという状況に直面してしまった。

さらに、泣き面にハチだ。

近隣にコンビニがさらに2店舗開店して、かなりの影響を受け、売上はついに30万円を下回る日が出てきた。

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そして、また来たぁーーー! 本部が!

本部のダメだしがさらなる苦境へと誘う。

マネージャー(妻)が不在のため、契約違反を再び指摘されたのだ。

前回同様、現在に至る経緯なるものを、本部に提出をして、なんとか理解と承認を得ることができた。


心身ともにもうボロボロになりました。

しかし、辞めない。
               
何度もピンチを切り抜け結果を出してきた。

自分のタフネスを信じろ!

なんとかなる、いや、なんとかする!




しかし、売上が30万を下回る日々が続き、もはやそれが日常となってしまった。当然、利益配分(給料)も減少し続ける。


なんとか・・ならないかも



なんともならない! 
たぶん。




父親が他界した当月の利益配分は 5万円 でした。

24時間休みなく働いてたった5万円かよ!


どうしようか・・・

コンビニを始めて初めて味わう極度の絶望感挫折感。


そして、さらに致命的なことが・・・


ご訪問ありございました。

追伸:2016/9/22一部加筆して、画像を配置しました。また、利益配分5万円の理由は、その半年前にスイング扉のガラスが割れた処理に不備があり、168000円が経費として計上されていたためです。しかし、それを加えても、218000円は、厳しい数字でした。
posted by Sun9 at 23:12| コンビニ競争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする