2016年01月31日

第43話 No8.辞めた後の再就職がかなり困難

ご訪問ありがとうございます。

本日のテーマは「辞めた後の再就職がかなり困難」です。



コンビニ一筋約30年。

コンビニバカの社会的評価と価値はどうなっているのだろうか。この素朴な疑問を抱きながら就活を続けていました。そして、厳しい現実を認識するまでに、そう時間はかからなかった。


会社の面接で必ず聞かれます。

「どうして辞めたんですか?」

正直に答えれば、

「売上激減により生活が出来なくなり辞めました。」です。

売上激減→収入激減→生活出来ない→廃業 

の流れが一番理解されやすし、説得力があると思いましたが、現実は逆のような気がして来ました。確かに現状のコンビニ経営の熾烈極まりない経営環境は広く面接管にも知れ渡っている感があります。しかし、結局の所は、

経営断念=経営管理能力に欠けた人間=努力をしない人間=落伍者=失敗者=負け組

みたいな評価なんでしょうか。
やはり結果が全てなんでしょうか。

いかなる理由があろうとも上記のような評価を受ける可能性がかなりあると思うようになりました。廃業はやはりマイナスイメージとしてとらえられてしまうのでしょうね。

金で手に入れた猿山のボスの地位も囲い(動物園)から逃げればただの無知な阿呆ザルなんでしょうかね。

413ba4555ffc4b9e38703ad6d81d2a84_s.jpg


「一日何十万円も動かし現金管理能力は高い。人の育成にも関わり、接客スキル、コミニュケーション能力も自信がある。売上増加のためのイベント、企画力もある。危機対応(クレーム)処理能力も万全だ。長時間、不規則労働もこなせる。休日なんて必要ない。こんなオレは、絶対社会に必要とされ、これから先も社会人としてまだまだ旬な時期を迎える事が出来る筈だ。」


そんな自信は、単なる思い込みである事にスグに気がつく事になる。



何で? こんなハズじゃじゃない。

ことごとく書類で落とされる。
ウェブ応募でシカトされる。

そして、やっとこぎつけた面接、そして手応えのあった確信も木っ端微塵に吹き飛ばされる。

5b14ca42c5f9f0104e3109f91d419290_s.jpg


独りよがりの自信が揺らぎはじめ、やがて自信喪失と失望感がじわじわと支配的になる。

オレのコンビニオーナーとしての経験は一体何だったのだろうか?

なんで、こんなに苦戦するのか理解出来ない!

やはり、脱落者としてのイメージが強いのだろうか。



コンビニのマイナススパイラルに陥った地獄絵図は体験した人にしか理解出来ません。その生き地獄ぶりを事細かに説明したところで、そんなもの何の説得力もありません。

「へー、大変なんだね、コンビニは。」の一言で終わりです。

敗者の弁として聞き苦しいかもしれませんね。


私は、以下の理由のみ説明することにしました。

「本部と店鋪大家さんとの契約更新のトラブルにより、突然契約の自動終了の可能性を示唆され、やむを得ず廃業を決断して、本部と話し合い、契約の終了という形で廃業を選びました。」

この理由は店鋪経営者には不可抗力の事態であり、廃業を決意するに充分な理由となります。ある日、突然なんの補償もなく失業の可能性があり、それを回避するためにはやむを得ず本部と話し合いをして双方合意のもとで契約を終了させた。これは、ウソ偽りない事実でありかなりの説得力がありました。

「まだまだ頑張れたけれども、状況的に無理でした。」という雰囲気で説明しました。すると、面接管も

「それは大変でしたね。」みたいな感じで、突っ込んだ質問攻めにさらされることもありませんでした。


しかし、私の場合、信用調査をすれば100%ボロが出て来ます。

破産して金融事故を起こしたという証拠、俗にいう所のブラックリストに載っているという状態がスグにバレてしまいます。

「こいつ、金にだらしないヤツなんだ。人間として最低だろ。」

a19ecc1de2cf47af5d59be45c22093e8_s.jpg


という評価を受けていると思います。

金融事故の記録は約10年は消えないそうです。また、免責が決定されるまでは、自治体で発行される身分証明証なるものの所定の所に自己破産者の記載がされているそうです。また、免責になったとしても、官報に記載され、所定の手数料を支払えば、パソコンで検索して簡単に破産者を調べる事も出来るそうです。



実際に私が経験してみて分かった事をお知らせします。ブラックリストに載っていて、免責は決定されているという条件です。キレイな経歴(ブラックに載ってなくて、破産もしていない。お宝資格を持っている等の方は該当されないと思います。)

1.上場企業とその系列会社はまず書類が通りません。面接までこぎつけても、まず無理でした。直接雇用でも派遣でも結果は同じでした。時間と交通費がバカにならないので、早々に諦めました。

2.年齢不問、未経験可能と書いてあっても、これは雇用均等法遵守の為の詭弁に他ならない。某職場で知り合った40代前半の男性が語ってくれました。職安でも、企業側の採用担当者からの細かいリクエストが確実に存在しているとの事。ある事をきっかけに職員を問いつめて判明したそうです。求人票に年齢不問と表示されていても、企業サイドから「20代前半から27才までを想定している。」みたいなリクエストが付いて来る場合があるそうです。多分、殆どがそうなんじゃないでしょうか。その、40代半ばの人も失業してから既に6年経過していたと告白していました。30代〜40代でこの状況じゃ、50代半ばじゃ絶望的ですよね。

49879d413c8aae6371e9fe381656d436_s.jpg


3.派遣で働く場合は、正社員がやりたくないキツい仕事(精神的、肉体的に)が回って来る場合が多いと覚悟しておいた方がいいです。あと、派遣期間をキチンと守らないと、損害賠償とかになる場合があるので注意が必要です。

4.転職サイトはいろいろありますが、若い人向けに特化しているもの、ミドル、シニアの特集してくれる所、新卒者向けに強いところ、派遣か正社員かアルバイトどれに強いのかなど、そのサイトの特性を理解してから会員にならないと、メールの嵐に見舞われて貴重かつ適切な情報が埋もれてしまい、結局有力な情報に気がつかなかったなんてことが多々ありました。自分に適したサイトを2〜3社登録すれば充分だと思います。エン派遣エン転職は定期的に40代、50代の特集をよく組んでくれるので会員になっています。

5.日払い可能なバイト先を何件か確保しておき、面接の谷間に仕事ができる環境を作っておく。建築現場の雜工や警備員、倉庫作業は日払い可能なところが多いので登録しておくと便利です。

6.建築現場の作業員、タクシードライバー、介護関連、集合住宅の管理人、警備員、完全歩合の各種営業職、高速道路の料金所の係員等は比較的55才からでも充分正社員の可能性がありました。しかし、ブラックな私は、高速道路と管理人はダメでした。


詳しい私の就活の軌跡は別ブログにてご紹介させて頂いておりますので、よろしかったらご覧下さいませ。

55歳からの就活〜残された人生をどう生きるべきか

4a122bb2096e2aaff8bddae4731b414e_s.jpg


ご訪問ありがとうございました。

posted by Sun9 at 19:37| 20の理由 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月24日

第42話 コストゼロの借入金

ご訪問ありがとうございます。

本日は消費税についてお話させて頂きます。


消費税は毎月本部で適正に計算され、当月の利益配分(給料)とともにオーナー指定銀行口座に振り込まれます。

その消費税をキチンと別管理して、一年間分をプールして期日に納税すれば何も問題ないハズです。

しかし、いったいどれだけの加盟店が滞りなく納税出来ているのか疑問を抱きます。
何を隠そう、この私が滞納を繰り返し、借入金でなんとか期日に納税していたからです。

998db2ccce254b794a7f3bfdfcd5bccb_s.jpg


売上が減少すれば、当然利益配分も減ります。生活費が足りないという状況に陥れば、毎月4〜6万円振り込まれてくる預かり消費税に手を付けてしまいました。

「最終的にキチンと納税すれば問題ないだろう。」

と安易に考え、愚行を繰り返していました。

これが、確実に後々、足を引っ張ります。

納税の為の借入金→生活苦の始まり→店鋪経費の節約→人件費の削減→さらなる売上低下→恒常的な収入減
→恒常的な消費税の使い込み→さらなる借り入れ金の増加。

カレンダーのいくつもの借入金返済日を見つめてしばし呆然とする。

e9b7a932cb5640f2000e8a7eba3bd3cf_s.jpg


Max状態で毎月約25万円の返済が待っていた。

銀行カードローンは限度額一杯。クレジットカードのキャッシングも既に枠なし。

「もう無理。限界。」 と考えてギブアップ出来ればよかった。

「何が何でも、頑張る。なんとかなる。何とかしてみせる。絶対乗り切ってみせる。」

d47169381b88b930726424d876b7f5d0_s.jpg


往生際の悪い私は死にものぐるいで、なんとかしのいでいました。

しかし、さらに大変なのは、年間の消費税が規定額以上の場合(確か48万円以上?)予定納税という制度があり、前年の半分の税金を期日までに納付しなければいけないというルールがあることでした。

年間の納税もまともに払えないのに、さらに税金も前払いなんて出来る訳がない。そして、さらにこれら税金を放置していまうと、状況により年利14.6%の延滞税のオマケがついて来る。

全てが、自らの放任、無責任経営が原因であると分かっていましたが、どうすることも出来ませんでした。

将来の地獄より目先の苦境に翻弄され、自暴自棄的資金繰り。もはや、破滅のカウントダウンが静かに始まっていたのです。

「まぁ、自業自得だろ?いくら後で返すといっても税金使い込むなんて犯罪じゃねーの?」

おっしゃる通りです。弁解の余地はございません。借金に全身麻痺し、もはや自らを律する余力すらありませんでした。


しかし、ノーコストで借りられる、使える現金が目の前にあった為つい手が出てしまいました。私は、この悪習を断つべく本部にお願いしました。

「消費税は、毎月、本部で保管して頂けないものなのでしょうか?目の前にあるとついつい使ってしまうので、なんとかなりませんか?」

a9ed4a05b0da6fcf020ab66bafacdc0f_s.jpg


「オーナーさん、それは出来ません。オーナーさんは独立した経営者です。納税は自らの責任で確実に行って下さい。後半の部分は聞かなかったことにします。」

やはり、無理でした。

そして、それが確実に破滅への序章となりました。そのうち、滞納が常習化して、税理士に支払うお金もなく、店鋪の法人決算、確定申告すら出来ない状況となってしまいました。


そして、無惨にも、しかるべき結末を迎えました。 

破産

でした。


納税を甘く見ると本当に大変なことになります。

特にコンビニにおいては、消費税という預かり金を毎月受け取り、キチンと管理しなければならない。この預かり金が50万、60万、70万円と膨れ上がり、たまたま多額の棚卸しロスが計上されて当月の利益配分が殆ど出ないとなった場合、この預かり金を一時借りたいと考えない人はいるのでしょうか。

ヤバい、いけない、後で大変な事になる。

頭では分かっていても、貧すれば鈍するのが人間でしょう。
少なくとも、私は、確実に鈍してしまいました。



借入金で税金を支払う。

8e26b7542c284553b7d8dceb55779c81_s.jpg


このような状態に陥ってしまったら、そこから這い上がるのはかなり難しいような気がします。


やはり、早めの 決断 が全てに優先されべきだと痛感します。

コンビニ撤退は決して負けではありません。

むしろ、明るい未来の為の、勇気ある選択です。

最悪になる前に決断しましょう。
私のように全てを失う前に覚悟を決めましょう。

奥様のため、お子様のため、まず、ご自分から行動しましょう。

ご自身の心身的自由とご健康、
そして日常の平穏無事のために。

また、愛するご家族の自由と
平和と幸せのために。

4554812d04e7fde0b0e9fae2aa3a9987_s.jpg



ご訪問ありがとうございました。


posted by Sun9 at 03:00| つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月13日

第41話 No11.契約内容が曖昧、取り決めが突然変更になる(2)

ご訪問ありがとうございます。

本日のテーマは引き続き 
「契約内容が曖昧、取り決めが突然変更になる」です。

今回は、取り決めが突然変更になるについてお話させて頂きます。


本部も一民間企業である以上、その運営において経営トップは当然入れ替わり、経営判断、加盟店に対する待遇、契約内容、その他取り決め等がその都度変わるのはやむを得ないと思う。そして、そのトップとその周辺の人間達によって、時として悲劇のフタをこじ開けられてしまうことがある。

独断と偏見だが、本部利益と加盟店利益は相反する。私は2回目の更新を一年後に控えていた時に、とんでもない悲劇に襲われた。丁度、本編第3話生き地獄の時期だったと思う。

なぜ、第三話のような超レアな過酷極まりない労働環境に耐える事が出来たのか。

もちろん、若気の至りで、

負けたくない!

e347cbd38067faefd680b654c2f53dac_s.jpg


という気持は当然ありました。しかし、それだけではモチベーションを維持出来ません。

あと,一年我慢して、契約更新すれば、ロイヤリティが数%下がる。金額にして、約5万円、使える経費が増えることになる。店舗運営のコストが変動しなければ、その5万円が給与として当てに出来るということになる。

この将来の昇給こそを当てにして、夢見て、死に物狂いで、命を削りながら,頑張っていた。

「あと少し我慢すれば、5万円の昇給だ!」

bf66723809a49bfa93e7c007e5b2220f_s.jpg



「オーナーさん、喜んで下さい。ロイヤリティが下がります!」

本部担当の電話に胸が躍った。しかし、話しを詳しく聞いてみると、その内容は脳天くい打ち、また裂き刑に匹敵する内容だった。

「ある一定以上の売上があれば、ロイヤリティ削減の恩恵を受けられます! しかし、何の努力もせずに現状維持のままだとその恩恵は受けられません。」

ここまでなら、まあ、その通りでしょうね。と納得出来る。しかし、次の言葉に気を失いかけた。

「あと、今回のロイヤリティ引き下げにともない、○○タイプ(私の契約している低ランクの契約)の契約の更新時の△%ロイヤリティ削減は中止となります。」

さらに、傷に塩を塗り込むがごとくの仕打ちが続いた。

「また、同時に、契約更新してロイヤリティが下がっていたオーナーさん達は、ロイヤリティが元に戻ります。」



この特典のために頑張って来たのに。一年後の5万の昇給を当てにしていたのに。ロイヤリティを下げてくれるのはいい。大歓迎だ。しかし、目の前の人参(更新時のロイヤリティ引き下げ)をいきなり、一方的に取り上げられ、しかも、過去のご褒美(前回更新時の引き下げられたロイヤリティ)もいきなり剥奪されてしまった。


契約更新時の△%ロイヤリティ引き下げは加盟後のオーナートレーニングで説明されていた。

「更新を続ければ、その見返りとしてロイヤリティの引き下げを行うので、続ければ続ける程お得ですよ。」

知名度ナシの3流チェーンでも、その言葉を信じて頑張って来たオーナー達は大勢いただろう。その知名度のなさから、加盟店の流出を防ぐという意味合いもあったのだろう。しかし、株式上場を果たして、本部は変質した。無名チェーンをやってもらっている、というスタンスから、

「オメーら、安い金でやらせてやってんだから、文句言ってんじゃないよ。イヤなら辞めればいいだろ?」

みたいな変化を感じたのは私だけではなかったはずです。

そして、

「一方的に廃止なんて、これは、契約違反じゃないんですか?」

問いつめると、

「オーナーさん、契約書にはそんな事は一言も書いてないですよ。単なる慣行であり、口約束です。」

耳を疑いましたが、事実でした。契約書のどこにもロイヤリティ引き下げの特典に関する条項はありませんでした。

しかし、これには、本当に参りました。

ロイヤリティがリセットされれば、当然5万円の経費が現状から増えてしまう事になる。しかも、次回の更新時は引き下げがなくなってしまったので、実質約毎月10万円の損失となる。

あまりにも痛過ぎる。


周囲の古株のオーナー連中もかなり激怒していました。

bb40477a199c8d2354ba0d78b04e4800_s.jpg


「ロイヤリティ引き下げにかこつけて、下げたロイヤリティを元に戻すのが目的なんじゃないのか?その引き下げ条件もハードルが高いじゃないか。これは実質、我々にとってはロイヤリティの引き上げに他ならない。長年看板を守ってきた加盟店に対するこの仕打ちは許せない。これは、単なる古株のオーナー切りなんじゃないのか。レベルの低いイジメだ!気に入らないなら、辞めればってか?店を取り上げて、新しいオーナーを付ければ本部は加盟金丸儲けだもんな。なめ過ぎだろ!」

私も同感せざるを得ませんでした。
しかし、そんな本部を選んだのは自分です。
イヤなら辞めるしかないでしょう。


しかしながら、私は後一年に控えた契約を更新しないという選択は出来ませんでした。三国戦争中で心身共にくたくた状態で、新たな職業を探すエネルギー、パワーなどありませんでした。そして、本部の今回のロイヤリティ改定に関する理不尽な覚え書きにサインしてしまいました。また、この覚え書きにサインしないと、契約更新は出来ないというような内容の話しを記憶しています。また、何れにしても約一年後の契約更新のときには全てがリセットされてしまう。

d456da767c16cb76af581e737be88784_s.jpg


今覚え書きにサインするか、改定を拒否して現行のロイヤリティを継続して一年後契約満了で辞めるか、このまま本部命令を無視して現状維持で一年後更新して新ロイヤリティに甘んじるか。

改定を拒否していて、すんなり契約の更新が出来る訳ないだろう。現状のロイヤリティが続けば、本部はその分だけ損害を被る訳だ。単純計算で、5万x12ヶ月=60万の損失となる。本部に対する反逆的行為、反抗的思想は許されないだろう。

年貢を思い通りに納めない反抗的な小作人は必要なかろう。土地を取り上げろ!

なんだかんだ理由を付けて契約更新は出来ない可能性が高い。今、失業はヤバいだろう、そう考えて直ぐにサインしてしまいました。

77e07a915b6f46f75f2d22dc1d7d3016_s.jpg


当時の改革で、本部は莫大な経費削減とロイヤリティ増加というダブルメリットを得た訳です。

本部の経営戦力の勝利でしょうね。


私が体験した事例をもう一つお話します。

左隣に競争店が出現して、売上が激減しました。そのとき、本部の課長の方と今後の対策について話し合っていました。

「この苦境を乗り越えるためには、大幅な生活水準の見直しが必要ですね。」
「また、大幅な経費削減も必要です。例えば、オーナーさんが深夜一人で回すとか。」

私は、課長の提案に関して、迅速かつ明確な行動で回答をしました。

1.事情を説明して現状の深夜スタッフのシフトを減らしてもらい、自分一人でシフトに出る機会を増やす。そして、新規スタッフの採用を中止して深夜スタッフは最終的に0にする。
2.現状家賃12万円を5万円に引き下げる。都内から埼玉県の某所に引っ越す。(親戚の空き家を低額で借りられたため)

特に、2.に関しては、自宅は店鋪から約20キロ離れているが、緊急時に対応出来るように店鋪泊まり込みの覚悟でいる旨伝えて了承を得ました。同時にマネージャー(妻)は完全にシフトには出れなくなることも伝えました。たまたま、当時の社長と面談する機会があり、現状の経営環境を説明して、全てを了承して頂きました。


しかしながら、社長交代とともに私の特殊事情は無視され、マネージャーがシフトに出ないのは契約違反であり、契約解除もあり得るとの指摘を受けました。契約履行は当然の義務だが、法律じゃないんだから臨機応変に対応して頂けないものだろうか。

「オーナーさん、マネージャーが勤務しないのは明らかに契約違反です。」
「マネージャーがいつシフトに出られるのか、書面で提出して下さい。」

私は、当時の社長にもキチンと了承を得て現状の経営環境で営業していると何度も説明しても、全然無駄でした。なんの証拠もないため、前社長との話しは信じてもらえなかったのでしょうか。


自らの身を守る為に、約束事、合意事項、特別許可事項等は何か書面で残しておくべきでした。

仕方なく、書面で詳細に状況説明と現状に至った経緯を訴えました。そして、マネージャーは、深夜なら何日か出れる日がある旨記載して本部担当に手渡し、なんとか了承してもらう以外方法がありませんでした。

224f823d1ca3443d3a0f74b2f9bfb887_s.jpg


もちろん、深夜にマネージャーが出れる訳ありませんが、本部のエリアマネージャーは以外とすんなり納得した模様でした。

「そもそも、本部の提案で生活水準を下げろと言われて、その通り下げました。そして、引っ越しの許可も頂きました。当時の社長も全て了承していました。何処に問題があるのでしょうか?」

本部担当も回答に困った様子でした。

単に、エリアマネージャーが保身のため、私からの始末書的な一筆が欲しかっただけなのかも知れません。

社長が交代すれば、前者社長の理念、行動、約束は全て否定されてしまうものなのでしょうか。

今更、なぜ文句を言ってくるのだろうか?と本当に不信に思いました。

やはり、最終的には私を切りたかったのかも知れませんね。

契約違反者をのさばらせておくわけにはいかない!すぐに摘み取れ!

そして、私が挑発に乗って、ぶち切れて、暴言を吐く。

「もうやってらんねー!やめてやらぁー!」

この言葉を待っていたのかも知れません。

そして、新たな小作人を付ける、予定だったのでしょうか。

しかし、あまりの私の抵抗に、エリアマネージャーも根を上げたのかもしれませんね。

真実は謎のままでしたが、いずれにしても、本部との口約束、口頭での了承、許可は危険です。

キチンと書面で双方のサインと印がある覚え書きみたいなものを発行しておくべきですね。後で、言った言わないのもめ事を避けるためにも。

6df9469465df0ce4267898f905351e8c_s.jpg


ご訪問ありがとうございました。
posted by Sun9 at 18:14| 20の理由 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月09日

第40話 1700万円収入保証に思う

ご訪問ありがとうございます。


コンビニ各社のHPに最低保障に関する美味しそうな話が載っていますよね。

a149a63382174802f1964b955a2f9b17_s.jpg


例えば、Sくんは、

オーナー総収入 1,700万円(年間)
※オーナー総収入とは「売上総利益」から○○○○チャージを差し引いた金額です。 「オーナー総収入」から「営業費」を差し引いたものが、オーナー利益となります。


これを見て、

「すげー、年収1700万かよ。まじ、セレブじゃね?」

とか思ってしまいますよね。

しかし、私の推測によると、ロイヤリティを引いた売上総利益から、さらに店鋪運営経費(人件費、商品廃棄費、水道光熱費)を引いた残が規定額(月に換算すると142万円)以下である場合に、その差額が支払われる、という事なのでしょうか?

つまり、毎月約142万円の粗利が保障されるとの事ですが、店鋪維持費が142万円を超えてしまえばこの保証は無意味ということなんでしょうか。Sクんの契約内容はよく分かりませんが、毎月の経費を142万円以下で押さえる事が果たして可能なのでしょうか。仮に、経費を月130万円で押さえて、12万円の利益(給料)を手にしても泣けて来ますよね。(Sクんに関しての解釈はあくまでも私の推測であり、契約内容により私の推測が間違っている場合もあり得ると思われまので、その場合はご容赦くださいませ。)


ちなみに、私の加盟していたチェーンでは当時最低保証1800万と唄っていましたが、(現状は不明ですが)その額で当時の話しを再現させて頂きます。

私は、本部担当に聞いてみました。

「売上悪くて生活がキツいので、最低保証適用になりませんか?」

72202146cf73aebada4b5a1412601dbc_s.jpg



「ああ、あの粗利保障のことですか?まず無理ですよ。経費を150万以下に押さえるのはかなり難しいです。私も最低保証が適用になったオーナーは1人しか知りません。」

「えっ、経費を150万以下に押さえないと適用されないんですか?」

「そうです。経費をコントロールして150万円を下回った場合にその差額が保証金額になります。」

月間150万円以下に営業経費を押さえる事は、いかに無茶振りな数字であるか、ご経験者の方ならスグにご理解頂ける数字ですよね。

「絶対、むりですよ。そんな無理なこと宣伝して、詐欺じゃないですか。」

「一人でも適用になった人がいる以上、まるっきりのデタラメとは言えないでしょう。努力次第では可能です。」


確かに、ウソではないでしょうね。

でも、本部サイドの人間もはぼ無理と言っている<保証>に何の意味があるのでしょうか。

この、最低保証の条項を生かすためには、商品廃棄を激減させ、人件費を殆ど0にするしかないと思います。

これは、すなわち、家族全員で全てのシフトを回せば可能ということでしょう。

これ、確実に 生き地獄 ですよね。

死ぬ気で経費を削減して、限りなく家族経営でやり続ける。

たとえ、最低保証をゲットしても、規定額は本部への借金返済に自動的に充てられてしまうだろう。

いったいどれだけの金額が受け取れるのだろうか?



でも、その前に、死にますよね。

家族の誰かが。

そして、万が一、

オーナー過労死す。

オーナー、過労のあまり発作的に自殺す。

なんてことも充分ありえますよね。

家族は路頭に迷い、明日の、来月の、来年の生活が闇の中となってしまいまいます。

6c1b4cda275b476265733e20157a70ec_s.jpg


多額の借金でもあったらどうするの?


でも、本部は優しきしっかり者です。

オーナーとマネージャーに本部負担で生命保険を掛けてくれています。

確か、私達の場合保険金300万でした。もちろん、受け取り人はオーナー夫妻です。

ce11dd2ccaba2455a103e3c6e85907ff_s.jpg


万が一、オーナーが絶命しても、その保険金で、本部に対する借り入れの返済に当てる事ができます。また、契約解約の違約金の一部にも出来ますよね。

えっ?

お前、おバカかって?

「お人好しのアホ野郎、それぐらい気づけよ!」

「本部は単に、オメーらの負債をカバーしてるに過ぎねーだろ。本部借入金を取りっぱぐれないようにしているだけだろ?」

そうかも知れません。

でも、

死んだ後の借金の返済の心配までしてくれてるなんて何て親切なんだろう!


と考えれば腹も立ちませんし、むしろ感謝するべきなんじゃないでしょうか。


某古株オーナーが怒っていました。

「本部が金出して、保険金は自分達のもの。これって、保険金殺人じゃねーの?」
「これ、犯罪にならねーのかよ。」



人それぞれの受け止め方の違いでしょうかね。


私は本部の性善説を信じたいです。

58152c3cbfd9319f75e5912f00307cdb_s.jpg


ご訪問ありがとうございました。


追伸:最低保証、保険金に関しては、当時の内容と変わっている場合が想定されます。また、当時の本部担当の発言も契約書で確認していませんので、確実な情報、契約内容に関しては、間違いの可能性もありえます。無責任な発言するな!と言われても仕方ありませんが、本部担当が私に言った言葉は全て事実です。しかし、万が一記事の内容が事実と差異があった場合は、お詫び申し上げます。
(補足)リロケート時の契約書で確認したところ、最低保障はかなり厳しい条件が付けられていました。特に、店舗のブランドイメージを損なわない発注の維持、在庫高の維持等、やたらと廃棄削減は出来ないようになっていました。また、適正な人員配置の義務もあり、やたらとワンオペもできないものと思われる。もはや、最低保証など当てにできないということだろう。
posted by Sun9 at 00:56| つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月01日

第39話 正月に思うこと

s1.png


ご訪問ありがとうございます。


いよいよ2016年の始まりですね。

あなた様の、

ご健康
ご成功
ご発展
ご繁栄

を心よりお祈り申し上げます。

78c4b26948b503158dd9764264d07b68_m.jpg


思えば、こんなに安らかな気持で新年を迎えるのは何年振りの事でしょうか。去年の暮れに引き続き、今年もファミリーで年末年始を迎えられることに感謝している次第でございます。

「予約のクリスマスケーキをキチンと全員に間違いなくお渡し出来ただろうか。」
「予約商品がキチンとセンターから配送されてくるだろうか。」
「オーナー、○○君が来ません。」
「オーナー、酔っ払いがきて絡まれています、助けて下さい!」
「オーナー、風邪で熱が40度近くあって、出れません。」
「オーナー、クレームの電話です。折り返しお願いします。」
「多額の売上金をプールして、強盗に入られたら大変だ。」
「未成年者に酒タバコを売ってしまわないだろうか。」

心配事と事件でクリスマス、年末年始の正月気分なんてとんでもない話しでした。

盆暮れ正月は本当に気が重かったです。まず、必ずスタッフが足りません。特に31日の夕方から元日の午前中は100%人手不足でした。元日深夜2時から10時頃までは大抵一人勤務でした。また、新年も穴があきやすく、必然的に長時間労働は当然のこととなりました。

「クリスマス、早く過ぎないかな。」
「正月も早く終わってくんないかな。ギリギリの人数で無事に乗り切れるかな。」

イベントを待ち望んで楽しむ感覚は失われ、いつしかそのイベントが早く終わることを切に願うようになってしまいました。

その季節ごとのイベントを楽しむ余裕など何処にもない。常に、その苦難の時期が無事に早く過ぎ去って欲しいと願っていました。


12月に突入してクリスマス前から始まる一連の年末年始の大イベント。

本来であれば、家族と共にクリスマスを楽しみ、年の瀬の雰囲気を感じながら街を歩き、ショッピングをしたり遊びに行ったりとか、普段出来ないことを家族と共に過ごし楽しむ。そして、残りわずかの時の経過を名残惜しみつつ、年越し蕎麦を食する。

7efcc8691eb36d94a1ada032233fc29c_s.jpg


そして、心待ちに新年を迎える。

お決まりの「ゆく年来る年」が始まり、新年の到来を実感する。


そして元日は、家族揃って、お雑煮を食べる。

410326e565e59017fa0d556e1ce2f55a_s.jpg


子供たち期待のお年玉を手渡す。そして、お決まりのおせち料理を堪能する。

739a5f39a9ce67d02a783f30a26c0dd3_s.jpg


真っ昼間から、お酒を飲んで、テレビを観て、心地よく時間を無駄に過ごしてしまう。

2beee723ca1699cd3cdd3007d1b3038e_s.jpg


別に話すことがなくても疲れないのが家族だ。お互いの存在を気にせず、平穏無事のありふれた日常のありがたみに感謝しつつもそれに気づかずに一日が過ぎてしまう。

このような、ごく当たり前の正月の日常が私には無縁でした。子供達は妻がなんとか切り盛りしてくれたので、ごく普通に正月を過ごせたと思います。


お前、甘えたこと、言ってんじゃないよ。
コンビニの経営者なんだから、そんなの当たり前だろ。
覚悟の上でおっぱじめたんだろ?

おっしゃる通りです。

私は耐えられました。耐えてきました。しかし、小さい子供たちにとって、常に父親のいない生活が果たして良いものだろうか。

「うちは母子家庭だと思って諦めているから、大丈夫。」


妻の何気ない一言に、現状の自分の選択は果たして正しかったのだろうか。
自分の自己満足で家族を不幸にしてるんじゃないのか。

家族の平和をぶち壊しているのは、諸悪の根源は 

「この自分」 じゃないのか?


私の新年は、常にこの自問自答で始まりました。



そして、今、ハッキリと自覚しています。

自分の決断が遅かったと。


ご訪問ありがとうございました。

279bd9f3e3c7f99ae813defcd31e5545_s.jpg

posted by Sun9 at 00:00| つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする